★ひとこと 「オシロ谷から紅葉の長池経由蓬莱山を経てホッケ谷右尾根へ」
紅葉真っ盛りの長池周辺
★行った日 2015年11月3日(火祝) 曇後時々晴 単独
★コース
高槻市駅6:53(阪急)=祇園四条7:25(京阪)=出町柳7:45(京都バス)=葛川学校前BS8:39→小滝9:16→鉄塔A9:23→9:35鉄塔9:42→10:29鉄塔C10:35→見晴しP11:07→(1080m)森山岳11:20→11:38大休止(昼食)11:57→12:18(1174.2m)蓬莱山12:24→小女郎峠12:46→13:03ホッケ山13:24→稜線別れ13:31→林道出合14:27→15:34JR蓬莱駅15:43(JR)=JR高槻駅16:44
比良山系南部の主峰蓬莱山だ。葛川中村から送電線の切り開きに沿って登り、紅葉の季節を迎えた長池周辺の高原台地を経て蓬莱山経由ホッケ谷右尾根を下って蓬莱駅に至る計画だ。久しぶりの公共交通機関利用、出町柳から土・休日のみ運行のバスだ。臨時便もでたが立ちんぼで葛川学校前到着、山側の住宅横から関電巡視路に入る。
ネット扉を開閉して給水槽横から急な伐採地をジグザグに登り、杉林の急坂を過ぎるとオシロ谷の小滝だ。小さい流れを横切って崩壊地のような急斜面をトラバースして台地に上がると鉄塔Aだ。振り返ると雲間からもれる朝日に向かいの伊賀谷山の山肌がまだらに輝き、すぐ北面のオシロ谷右尾根もパッチワーク状に緑、黄、赤色だ。高圧線下の切り開きを登ると鉄塔Bだ。少し下って紅葉真っ盛りの樹林帯の尾根道に入る。プラ階段もある美しい樹林帯を登ると長池近くの鉄塔Cだ。紅葉した樹間から長池の水面が垣間見え、振り返ると鉄塔Bへ続く紅葉した尾根筋が絶景だ。点在する池をぬうようにアップダウンしながら高原台地を南下、標高千米を超えると展望ピークだ。生憎武奈ヶ岳も霞み、展望はいまいちだ。ここまで来ると紅葉も鮮やかさが失われ冬支度した広葉樹林だ。枯れ野のような森山岳を過ぎ、笹原が目立ってきた稜線をなだらかに登りきると蓬莱山頂上だ。スキー場のフェンスもできてますます風情のなくなった山頂だ。
(ネット入口を開閉して杉林へ)(急な切り開きをジグザグに登る) (西の伊賀谷山を振り返る)
(杉植林帯をジグザグに登る)
(小滝前を横切る) (急斜面をトラバース)
(鉄塔Aから切り開きを登る) (切り開き周辺の色づいた樹林)(鉄塔Bから広葉樹林を登る)
(鉄塔Cから鉄塔Bを見下す)
(紅葉最盛期の長池畔) (冬支度の広葉樹林)
(点在する池をぬって進む)
(森山岳から武奈ヶ岳を望む)
(笹原を登ると蓬莱山頂上)
霞んだ琵琶湖を眺めながら笹原を南下、小女郎(こじょろう)峠、ホッケ山を過ぎて稜線を下り、尾根の方向が西向きに90度変わる所を直進、ホッケ谷右尾根を下る。この尾根は初めてなので注意深く下ったが、意外にリボン付きのはっきりした道だ。大木の広葉樹の目立つV溝の道を倒木を避けながらしばらく下る。鮮やかな紅葉を愛でながら下り、P735の杉林を過ぎるとわかり難い樹林帯の斜面となり、次々現れるリボンに助けられて東へ下る。ついで南へ下るトラバース道に入り、引き続いてなだらかな尾根道を下ると林道出合だ。林道を延々と下り、湖西道路を越えた所から近道しようとしたが失敗、少しうろうろしたが1時間以上の林道歩きでJR蓬莱駅だ。
蓬莱山周辺では標高約500〜1000メートルが紅葉帯だ。特に、オシロ谷上部から長池周辺にかけて鮮やかな紅葉だ。展望ピークから蓬莱山にかけて寒々としたブナやミズナラ林が続く。公共交通機関利用の場合は、権現山から栗原へ下るよりホッケ谷右尾根のほうが便利だ。
(蓬莱山から霞のかかった武奈ヶ岳方面を望む)
(蓬莱山三角点) (蓬莱山から笹原を下る) (小女郎峠)
(ホッケ山頂上) (稜線からホッケ谷右尾根へ) (V字溝の急坂を下る)
(標高850米付近の紅葉)
(トラバース道を下る) (林道出合)
(金網から湖西道路を見下ろす) (歩いた稜線を振り返る) (幾何学美のJR蓬莱駅)
★道で出会った花(なし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 比良山系・武奈ヶ岳
・2万5千分の1地形図 花背、比良山
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