小金ヶ岳(725m)三岳(793.4m)

 

★ひとこと   「大タワから強風の小金ヶ岳と三岳をピストン」

小金ヶ岳山頂


★行った日   2015年12月19日(土) 曇 風強し  単独

★コース
高槻6:18(R171、R162、地方道)=7:49大森中町(雨の大森周辺うろうろ)8:20(地方道、R162、府道29、R9、R172、県道305、県道304)=10:39大タワ10:51→11:34(725m)小金ヶ岳11:38→12:11大タワ(昼食)12:41→13:22(793.4m)三岳13:26→13:51大タワ14:00(県道304、県道305、R172、R173、府道731、府道54、府道731、R372、府道407、府道46)=高槻16:17

 あすは快晴と分かっていても思い通りにならないのが世の習い、曇のきょう実行だ。先日の行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ)の滑り易い薄雪斜面にこりて早速チェーンスパイクを購入、初使用もあろうかとザックにしのばせて、城丹(じょうたん)尾根周回に出かけた。曇がちの京都市街を抜け宇多野から御経坂(みきょうざか)峠を越えて高雄に入ると小ぬか雨、いわゆる北山しぐれだ。周山街道をそのまま北上、中川を過ぎて笠トンネル手前の小野郷(おのごう)を右折、大森めざして清滝川沿いにしばらく進むと周回起点の大森中町だ。周りの山々は雲に覆われ、みぞれ混じりの風雨だ。茶呑(ちゃのみ)峠から周回帰路の西町や薬師峠登り口の東町あたりまで車でぶらぶら、いっこうにやむ気配がないので城丹尾根は中止だ。このまま退却するのもシャク、地図なしでも手軽に歩ける山を探しながら、宇多野から雲のへばりついた愛宕山を眺めながら水の抜かれた広沢池の畔を通って嵐山経由桂を経てR9を西進だ。亀岡まで来ると近くの山々は雲の中だが西の空が明るくなり始め、目標を篠山の小金ヶ岳と三岳に決定、曇り空だが風の強い大タワ到着だ。人気の山らしく強風の曇り空なのに6台先着だ。
 風が強いので樹林帯を登る小金ヶ岳が先だ。無風の植林帯を抜けると強風の尾根道となり、長い階段をを上ると鎖場もある岩稜だ。だんだん見晴しのよくなる小灌木の岩稜を登りきると山名盤のある小金ヶ岳山頂広場だ。透明度は低いが見晴し抜群の山頂だ。

 (大タワの小金ヶ岳登山口)      (植林帯を登る)       (尾根道の長い階段を上る)

     (岩稜を進む)          (小金ヶ岳山頂)       (小金ヶ岳から三岳を望む)

                   (小金ヶ岳から北方を望む)

 大タワへ戻って風を避け暖かい車内で昼食後、時折さす薄日に励まされて三岳へ出発だ。寒々とした落葉樹林を過ぎ、リョウブ林の続く長い長い階段上りだ。冬枯れた稜線を進み、好展望の東峰から石室の前を過ぎると三岳三角点だ。途中で5、6人のおばちゃんのグループとすれ違って挨拶を交わすが、こんな天気にグループ登山とは、自分のことは棚に上げて、その熱心さに脱帽だ。まだ早い時間だがきょうはここまで、小金ヶ岳を正面に眺めながら稜線を下り、1台のみ残っている大タワに帰り着いた。
 きょうは近場の1000メートル以上は降雪、みぞれ混じりの北山しぐれに恐れをなして城丹尾根は中止だ。大タワから小金ヶ岳や三岳は標高差も少なく、前者はちょっとした岩稜歩きと山頂からの展望、後者は広葉落葉樹の寒々とした稜線が楽しめる。

 (大タワへ戻って車で昼食)     (広葉樹林帯を行く)     (リョウブ林の長い階段を上る)

     (稜線を西進)       (東峰から石室を経て三岳へ)      (三岳三角点)

  (三岳から黄金ヶ岳を望む)  (小金ヶ岳を前に長い階段を下る)     (大タワへ)

★道で出会った花(なし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  宮田、村雲

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