★ひとこと 「高天から植林帯の高天道で山頂ピストン」
展望台から大阪平野を望む
★行った日 2015年12月30日(水) 晴 単独
★コース
高槻6:42(近畿道)=松原IC(府道31、府道170、R309、県道30)=8:17高天彦神社P8:26→通行止地点8:39→ダイトレ出合10:11→10:20(1112.2m)湧出岳10:32→葛木神社10:43→国見城跡10:52→11:18展望台11:44→湧出岳11:58→ダイトレ出合12:04→通行止地点12:55→13:06高天彦神社P13:16(県道30、R309、府道170、府道31)=松原IC(近畿道)=高槻15:19
今年納めの山はなにわの名峰金剛山だ。奈良県側から登る機会が少ないのできょうは高天(たかま)からだ。水越峠へ向う旧道付近に沢山とまっている登山者の車を横目に水越トンネルを抜け、金剛山の山裾を回り込むように南下、表示に従って右折して少し走ると高天彦(たかまひこ)神社前の大きな駐車場だ。
神社から高天(たかま)ノ滝を経て尾根へ登り返す道が通行止、高天谷の南側を登る迂回路だ。神社前から山沿いに南下、高天谷を渡って丘陵を道なりに登ると杉林の入口の金網ゲートだ。植林帯の道をしばらく登ると右から上がってきた本来の高天道と合流、方向を左へ90度曲がった先で二又に別れ、右が高天道(郵便道)、左が旧高天道(マツバマケ尾道)だ。往きは旧高天道、復路は高天道の予定だ。時にはセンリョウの赤い実に慰められつつ植林帯を登り続け、Ca950付近で稜線に乗り、林間から河内平野が望める。植林帯の尾根を登るとCa1050付近からトラバース道となり、湧出岳の東北の裾を水平移動すると高天道と合流、すぐにダイトレと合流だ。ちょっと先の一ノ鳥居から湧出岳三角点ピストン、葉を落として見晴しのよいブナ林から葛城山を眺めて丸太階段を登ると本日の最高点の葛木神社だ。今年の安全登山を感謝し、来る年も元気に続けられるよう手を合わせて国見城跡へ向った。
(高天彦神社前に駐車) (高天道一部通行止表示)
(駐車場から山裾を南へ)
(人家の横から山道へ)
(杉植林帯を登る)
(通行止地点先から左の道へ)
(林床を彩るセンリョウ) (ダイトレと合流)
(湧出岳三角点)
(ブナ林から葛城山を望む)
(葛木神社) (赤い灯篭の道を下る)
ー1℃の城跡から広々とした下界を眺めていると日頃の憂さを忘れるようだ。広場から裏山を経て一ノ鳥居へ向ったが、途中で2、3羽の黒い帽子をかぶった愛らしいコガラが足元に下りてきて飛び回る姿が印象的だった。天気が良かったので展望台へ立ち寄り、その下で大休止だ。櫓の上からの展望が素晴らしく、近場の紀泉高原方面は無論、肉眼では大峰や台高の雪化粧した峰々が素晴らしかった。帰りは途中から湧出岳へ向う間道に入り、三角点に向う方向が東北から西北に変わる地点でリボン付きの踏み跡が右へ下っているが、旧高天道と連絡しているようだ。三角点から一ノ鳥居、ダイトレを経て高天道を下る。長い長い丸太階段を下り、最後に旧高天道と合流、やっと植林帯から解放され、正面に雪を頂いた台高を眺めながら丘陵地帯を下り、往路通りに戻ると神社前駐車場だ。
高天道は植林帯が殆んどのルート、しかも高天ノ滝も見ることはかなわなかった。しかし冬枯れた山頂付近からは天候にも恵まれて、眺望が素晴らしかった。またコガラが足元で飛び回るのも初めての経験だ。いつまでも自然豊かな金剛山であってほしいものだ。
(晴の大阪を望む国見城跡) (葛木神社北側を巻く)
(足元に寄ってくるコガラ)
(展望台から紀泉高原方面を望む)
(展望台)
(一ノ鳥居からダイトレへ)
(高天道の長い丸太階段を下る)
(植林帯を下り続ける)
(高天道通行止から迂回路へ) (白い台高を正面に畑を下る)
★道で出会った花(なし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図 御所
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