★ひとこと 「宮川から金輪寺を経て北摂展望台の半国山へ」
半国山頂上
★行った日 2017年2月12日(日) 曇時々晴 単独
★コース
高槻9:22(府道46、府道407、R372)=宮川登山口10:22→金輪寺10:51→林道登り口10:59→P655北11:56→12:12スパッツ着12:19→井手分岐12:27→12:43(774.2m)半国山13:12→井出分岐13:25→P655北13:42→林道登り口14:19→宮川登山口14:44(R372、府道407、府道46)=高槻15:42
丹波の国の半分が見えるという北摂の半国山(はんごくやま)だ。数日前から寒波襲来で山陰地方では大雪被害も発生中だ。きょうは朝の好天に誘われて突然その気になって近場の山の雪景色だ。道路凍結に注意しながら山間部を抜け、穴太寺(あのうじ)の先のコンビニで食料を調達、淡雪の宮川神社前の登山口に到着だ。日陰の雪を踏んで不精してスパッツもつけずに歩き始めた。
木漏れ日の美しい杉林の参道を30分ほど登ると林道と合流し、その先の石段を上がると金輪寺(きんりんじ)本堂だ。いつもは裏山の神尾山(かんのおさん)から尾根伝いに行くが、薮っぽい所もあって降雪時は煩わしいので迂回路だ。林道へ戻り、車道のだらだら坂を少し下り、カーブの所から道標通りに山道に入る。雪で倒れた小木のうるさい杉林の道を登ると、金輪寺からくるルートとの合流点の尾根出合だ。積雪数センチで温度も高く、スパッツなしの軽登山靴で滑ることなく登る。雪道を進むに従い積雪はふえてくるが、数人のトレースがあり、倒木を避けたり越えたりして、雪景色を眺めながら登り続ける。標高700メートルに近づくと15〜20センチの積雪となり、とうとうスパッツをつける。井出分岐辺りの高圧線下はふかふかの雪原が広がり、そこには十字架状の雪型があり、誰かが後へバタンと倒れた跡のようだ。るり渓分岐から広葉樹林帯を抜け、急坂を登ると展望抜群の半国山頂上だ。アベノハルカスがかすかに見える大阪湾方面の眺望は良いが、北部は冬型気圧配置が続いているため、愛宕山はじめ武奈ヶ岳などは雪雲でびっしり覆われたままだ。半国山から初めて眺める雪景色を楽しみながら、定番の熱いコーヒーで昼食を終わり、下り始めた。下山時は雪深い山に出かけたような雪面に映る日ざしの縞模様を眺めながら往路通りに下山した。
2組の登山者に会っただけの静かな雪山を楽しむことができた。無雪期しか登ったことがなかったが、適度に積もった雪道をたどって雪山を楽しむことができ、普段見慣れた山頂からの展望も別の顔を見せる雪の眺望が素晴らしい。
(宮川登山口のゲートを入る) (淡雪の金輪寺参道を上る)
(金輪寺に立ち寄る)
(林道登り口から山道へ)
(杉林を登る)
(稜線出合)
(だんだん雪がふえてくる)
(P655北を行く)
(山頂手前の広葉樹林を行く)
(もうすぐ山頂)
(半国山頂上)
(ハルカスも見える大阪湾を望む)
(北部は雪雲に覆われた山頂からの展望)
(山頂から急坂を下る) (縞模様の樹林帯を下る) (宮川登山口へ帰着)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図 埴生(はぶ)
Homeへ