日出ヶ岳(1694.9m)西谷高(1461m)三津河落山(1654m)

 

★ひとこと   「大台ケ原から西谷高を経て三津河落山へ周回」

三津河落山の笹原の稜線


★行った日   2017年6月15日(木) 晴一時曇    単独

★コース
高槻4:37(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309、R169、県道40)=7:20大台ケ原駐車場7:28→8:06(1694.9m)日出ヶ岳8:20→西谷高分岐8:33→10:00(1461m)西谷高10:09→11:25西谷橋11:31→12:13大台辻(昼食)12:34→13:11コブシ峠13:17→14:15三津河落山14:23→(1654m)如来月14:29→川上辻14:59→15:17大台ケ原駐車場15:22(県道40、R169、R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻18:30

 大台ケ原は紀伊半島中東部の日出ヶ岳を主峰とした標高1200メートル以上の台地の総称だ。大台ケ原駐車場を起点に、日出ヶ岳から西谷高を経て大台辻経由三津河落山(さんづこうちやま)へ周回の計画だ。朝日に輝く大峰の山々を眺めながら大台ケ原ドライブウエイを進むとその終点がビジターセンターもある大駐車場だ。朝日がまぶしい広場には既に2、30台とまっており、うち数台の登山者が出発準備中だ。
 登山口から木漏れ日を浴びながらトウヒやウラジロモミの針葉樹林帯の水平道を進む。やがてシロヤシオの点在するカエデなどの広葉樹林帯となり、坂道を登ると稜線出合の展望台だ。霞んだ尾鷲湾の彼方に熊野灘が鈍く光っている。シロヤシオの咲く階段で稜線を北へ上ると笹原の山頂に建つ日出ヶ岳の展望台だ。少し霞んでいるが360度見渡すことができ、特に順光の大峰山脈の峰々が山名説明板のようだ。展望台の横に遠慮がちにたたずんでいる三角点に挨拶して、東へ尾鷲湾を正面に見ながら大杉谷方向へ下る。咲き終わったシャクナゲの多い階段道をしばらく下ると満開のシロヤシオの点在する平地だ。ここで大杉谷を右に分けて西谷高へ薄い踏み跡を直進だ。所々で歩き易い稜線もあるが、概して倒木が多くシャクナゲも行く手を邪魔する尾根筋だ。P1625の先の細いヤセ尾根を過ぎると次のピークから丸い西谷高が望め、その彼方に三角錐のうぐい谷高も望めた。

  (大台ケ原駐車場を出発)  (トウヒやモミの樹林帯を進む)(シロヤシオ咲く樹林帯を行く)

(展望台から霞む熊野灘を望む) (シロヤシオ咲く階段を上る)   (日出ヶ岳山頂の展望台)

                 (山頂展望台から大峰山脈を望む)

 (尾鷲湾を正面に山頂を下る)  (シャクナゲ林の階段を下る)   (西谷高分岐を直進)

  (シャクナゲ薮を進む)     (P1625の先のヤセ尾根)  (ピークから三角錐のうぐい高)

ミズナラやヒメシャラの大木が林立する鞍部を過ぎると西谷高だ。ここまでリボンが点在し薄い踏み跡もある尾根筋だが、ここから目印のない薮が予想される枝尾根下りだ。注意深く尾根を下り始めるが、シャクナゲ薮の弱点を見つけて突破すると知らぬ間に尾根を外し、絶えずGPSで修正しながら下る。標高1250でシャクナゲ薮を脱し、杉林や自然林尾根を下り、標高1150まで広い尾根をなだらかに下る。これで楽勝と思いきや問屋はそうはおろさず、尾根端は細尾根の急坂だ。一時尾根の右へ逃げようとしたが絶壁で駄目、再び尾根心に戻って四つ足で必死に下って平地に着地だ。見上げると、ここは登るより下りが大変そうだ。すぐ横の林道にでて、前の西谷橋で小休止だ。西谷橋の北の袂から西の谷の左岸に沿って、崩落した箇所もある登山道を上流へ進む。大木の林立する平地の先で登山道を見失い、戻るのも邪魔くさいので、ずるずる滑り易い斜面を強行突破、枝尾根の先に筏場道が通っている筈なのでそのまま尾根を登ると筏場道合流だ。林間で見晴しは利かないが、新緑の木漏れ日を浴びて定番の昼食だ。

(西谷高手前鞍部の大木尾根)     (林間の西谷高)      (シャクナゲ薮と格闘して下る)

 (標高1180の広い尾根を下る)(尾根端の急坂を苦労して下る)     (林道出合の平地)

(西谷橋から西の谷左岸へ下る)   (落下した橋を迂回)      (崩落部をへつって通過)

   (平地を大台辻へ向う)    (登山道を見失い急坂を登る)     (筏場道に合流)

ここ大台辻から川上辻へ向って筏場道をしばらく進む。筏場道は多数の崩落箇所があり通行禁止だ。今も残る古い石積みの道もある自然林のなだらかな街道を登りきるとコブシ峠だ。ここで筏場道と別れ、西へ稜線を登る。初めは自然林のなだらかな尾根だが、徐々に勾配を増し、大岩に大木が絡みついた急坂尾根だ。しばらく頑張ると笹原林床の緩斜面となり、自然林を抜けると一気に展望が開け、山頂まで続く笹原の尾根だ。好展望の笹原の道を登ると山名表示も取り除かれた、一本の枯木が横たわるだけの笹原ピークの三津河落山頂上だ。北方に台高や大峰の一部の峰々が見渡せ、雄大な景観だ。山頂を後にし、少し南の如来月のピークを過ぎ、一旦下って上り返してナゴヤ岳を経てネットに沿って下ると川上辻だ。しばらく車道を戻ると大台ケ原駐車場だ。
 少し遅いが満開のシロヤシオを眺めつつ木漏れ日を浴びて新緑の樹林を楽しむことができた。西谷高から西谷橋へ初めて下ったが、迷い道が多く、西谷高から大台林道経由の方が確実で安全だ。西谷橋と大台辻間も崩落箇所が多く要注意だ。三津河落山は大展望の雄大な眺めが素晴らしいが川上辻で植生保護のため立入り禁止の表示だ。入山制限などよい方法が期待される。

    (筏場道を安心橋へ向う)  (今も残る古い石積みの道)   (コブシ峠から稜線を登る)

    (急な大木尾根を登る)     (シャクナゲの残り花)      (笹原林床の緩斜面へ)

    (笹原の稜線を登る)   (三津河落山から稜線を見下ろす)    (三津河落山頂上)

                  (三津河落山から北方の展望)

      (如来月山頂)         (ネットの沿って下る)       (川上辻へ帰着)

★道で出会った花

 アケボノツツジ残り花(P1525)   シロヤシオ(P1525)       ジシバリ(西谷橋)


      ?(大台辻)        シャクナゲ残り花(コブシ峠)   ギンリョウソウ(コブシ峠)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大台ケ原・高見・倶留尊山
・2万5千分の1地形図  大台ケ原山

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