武奈ヶ岳(1214.4m)釣瓶岳(1098m)

 

★ひとこと   「牛コバから八雲ヶ原を経てナガオ、釣瓶岳、武奈ヶ岳経由西南稜へ」

武奈ヶ岳山頂


★行った日   2017年9月3日(日) 曇時々晴 単独

★コース

高槻5:17(名神)=京都東IC(湖西道路、県道311、R477、R367)=6:34坊村駐車場6:43→伊藤新道分岐7:20→牛コバ7:34→擂鉢山分岐8:15→8:24炭焼き釜跡8:35→小川新道分岐8:59→中峠分岐9:35→金糞峠分岐9:39→9:58大コバ小屋10:06→八雲ヶ原10:20→イブルギのコバ10:36→広谷10:44→11:10Ca1036 11:25→11:53(1098m)釣瓶岳12:00→細川越12:20→12:55(1214.4m)武奈ヶ岳13:10→御殿山13:46→14:26平地14:36→15:15坊村駐車場15:20(R367、R477、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻17:36

 少し暑さも収まってきたので久しぶりに無雪期の武奈ヶ岳だ。坊村を起点に牛コバから八雲ヶ原経由無雪期に始めて訪れるナガオ尾根を経て釣瓶岳、武奈ヶ岳へ反時計回りに周回の計画だ。いつもの通り、安曇川べりの坊村駐車場から出発だ。
 比良山荘の前を地主神社へ向かい、明王院を左に分け、林道入口で登山届けを出して進む。久しぶりの緑したたる明王谷沿いの林道をゆっくり進み、三の滝分岐を通って伊藤新道を右に分けてしばらく進むと牛コバだ。夫婦滝を右に分け、山道に入るとすぐに擂鉢山の急峻な西北稜をジグザグに登ると標高700で山腹を行く水平道だ。ここから水平道に入らず薄い踏み跡をたどって稜線を登ると擂鉢山を経て烏谷山だが、広葉樹の茂る美しい山腹のなだらかな水平道を進むと奥の深谷出合だ。渡渉して左の沢筋に入らないように奥の深谷右岸に沿って芦生杉の林立する樹林帯を進む。小川新道を左に分け、大橋小屋横を過ぎ、南比良峠分岐を見過ごしてから左岸へ渡る。美しい沢筋に沿って渡渉を繰り返しながら進み、中峠を左に分け、更に金糞峠を右に分けて八雲ヶ原へと進む。芦生杉の点在する幅広の谷筋をしばらく進むと赤茶色の目立つJR西労組の大コバ小屋だ。沢筋を少し進むと明るい八雲ヶ原だ。スキー場がなくなっても湿原は元の姿に戻らないようだ。草原を横切り、樹林帯に入るとイブルギのコバだ。武奈ヶ岳を左に分け、谷筋を下って広谷を渡り、上流へちょっと行くと黄色の広谷小屋だ。この辺りからナガオ尾根めざして登り易そうな小尾根を登る。踏み跡はないが芦生杉が群生する薮のない歩き易いが急な小尾根だ。樹間から琵琶湖方面が垣間見えるP1036を経てナガオ尾根を釣瓶岳めざして北上する。積雪期には葉を落とした樹林越しに武奈ヶ岳や釣瓶岳の見える美しい尾根だが、今の時期は見晴しの殆んどない樹林の尾根筋をたどるだけだ。最後に大杉の茂る尾根筋を登ると釣瓶岳山頂だ。湖面が霞み伊吹山すら見えなかったが、ボーっとした蛇谷ヶ峰や高島の田園風景が美しい。

 (バス停から地主神社へ進む)  (明王谷沿いの林道に入る)   (二の滝護摩堂を通る)

  (落石の多い林道を進む)     (牛コバから山道へ)     (急坂をジグザグに登る)

   (水平道で山腹を進む)   (奥の深谷を渡渉しつつ進む)    (芦生杉の道を行く)

 (金糞峠分岐を八雲ヶ原へ)    (大コバ小屋横を通過)       (八雲ヶ原)

  (イブルギのコバを広谷へ) (広谷小屋から小尾根へ取り付く)(芦生杉の多い小尾根を登る)

 (琵琶湖が垣間見えるP1036)  (ナガオ尾根を釣瓶岳へ)      (釣瓶岳山頂)

 地蔵峠へ向う縦走路を見送り、細川越へ稜線を下る。積雪期に八幡谷右尾根を登ってきてCa1040に上がると絶景だが、今は夏草と灌木に覆われた不明瞭な一通過点だ。細川越で広谷を左に分け、小木帯の稜線を登りつめると八幡谷左尾根分岐点だ。ここは積雪期と同様に展望がよく、北山から釣瓶岳を経て琵琶湖まで望める。すぐ先が晴れの日曜日とあって沢山の登山者が憩っている武奈ヶ岳山頂だ。山頂直下の南の肩から西南尾根がたおやかに伸び、その左になだらかな蓬莱山が望める。山頂で昼食後、西南尾根を下るが積雪期より歩き難い尾根だ。ワサビ峠を経て登り返すと御殿山だ。ここで最後の武奈ヶ岳にお別れして稜線を下り、久しぶりに夏道を下る。美しいブナの森を下る道だ。冬道と合流して急斜面を下ると平地だ。いつもここで小休止だ。杉林の急坂を黙々と下り、改修なった明王院に手を合わせ、赤橋を渡ると間もなく坊村駐車場だ。湖西道路が混まないうちにと急いで車を走らせたがR477で大渋滞、湖西道路もいつも通りの渋滞で2時間以上かかって帰阪した。
 曇がちながら時には日もさす比較的涼しい比良山巡りだ。晩夏のこのルートは草花は殆んど見かけなかったが、緑したたる奥の深谷の渓谷美、各所で見られた力強い芦生杉の姿、西南稜の展望や夏道のブナ林などが印象的だ。

  (細川越の稜線を進む)        (武奈ヶ岳山頂)        (西南尾根を下り始める)

              (武奈ヶ岳山頂から蛇谷ヶ峰方面を望む)

              (武奈ヶ岳山頂から蓬莱山方面を望む)

 (御殿山から武奈ヶ岳を望む)   (夏道のブナ林を下る)       (冬道との合流点)

  (急坂をジグザグに下る)       (杉林を下る)          (明王院まで戻る)

★道で出会った花

  ヤマホトトギス(奥の深谷)      トリカブト(八雲ヶ原)       ホツツジ(西南稜)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       比良山系・武奈ヶ岳
・2万5千分の1地形図  花背、比良山、北小松

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