金剛山(1125m)

 

★ひとこと   「水越峠からダイトレで葛木神社を経て国見城址ピストン」

金剛山国見城址


★行った日   2017年12月23日(土) 晴後曇   娘と2人

★コース
高槻(近畿高速)=松原IC(府道2、府道31、R170、R309)=9:07水越峠路駐 9:20→カヤンボ10:07→10:29第1展望所10:36→第2展望所11:11→チェーンスパイク着→葛木神社12:00→12:14国見城跡(昼食)12:45→13:18第2展望所13:23→13:50第1展望所13:55→カヤンボ14:08→14:39水越峠路駐14:55(R309、R170、府道31、府道2)=松原IC(近畿高速)=高槻

 金剛山の一般道で耐寒登山だ。久しぶりに水越峠からダイトレで山頂往復だ。娘を途中で拾って富田林に向い、R309の水越トンネルの大阪側手前から旧道に入り峠を目指すが、水越峠BSで通行止だ。近くの駐車場は全て満車、仕方なく少し手前の太尾道登山口付近の空きスペースに路駐だ。
 道端に車のないすっきりとした旧国道を水越峠に向い、ゲートからダイトレの林道に入る。霞んだ市街地や陽光に映える山肌を眺めながら勾配のある林道を延々と歩くとやっと山道入口のカヤンボだ。休憩所の横から標高差100メートルほどの急な丸太階段で植林帯を登ると第1展望所だ。汗をかかないように息を整えながらゆっくり登るのを言い訳に、本当は息がすぐに上がってしまうために山未経験のアラフィーの娘にも置いてかれる始末だ。ベンチから東側が切り開かれ、奈良盆地にうねる京奈和道や大和三山が足下に望める。勾配の緩くなった植林帯の続く尾根道をしばらく進むと葛城山が目の前の第2展望所だ。丸太階段を少し上った先から日陰の残雪でつるつるの急な階段がしばらく続くが、ここが一番の難所だ。上りはキックステップで何とかなるが下りはアイゼン必須だ。娘は途中で音を上げてアイゼン装着だが、初めてのことで色々トラブッタ末に僕のチェーンアイゼンで事なきを得た。標高千米以上のこの辺りから雪道となり、しばらく進むと一の鳥居だ。大杉の道からブナ林前で葛城山を横目に丸太階段を上がり、きょうの最高点の葛城神社に今年のお礼参りだ。ここからよく滑る下り坂なので僕も簡易アイゼンをつけて階段を下る。転法輪寺横の下り坂ではアイゼンなしの人々がロープにすがって下っているのを横目に広場に到着だ。きょうは気温が高く5℃もあり、霧氷を見ることはできなかったが手袋なしでゆうゆう昼食だ。下山は太尾道を通ろうとしたが通行止のロープで通せんぼだ。後から考えるとアイゼンなしのスリップ事故の防止措置だけのようだ。仕方なくダイトレを戻ることにして葛城神社の裏山周りだ。いつもの小鳥の餌場では餌台を大きな鳩が占有、小さなコガラが飛び回っていたのが印象的だ。ブナ林で往路と合流、順調に水越峠へ帰りついた。
 期待した霧氷には出会えなかったが晴れの土曜日とあって多くの登山者とともに金剛山の耐寒登山を楽しむことができた。

(旧道は水越峠BSで車通行止)(水越峠のゲートから林道へ)     (長い林道歩き)

(ダイトレはカヤンボから山道へ)(植林帯の丸太階段を上る)(第1展望所から奈良盆地を望む)

 (なだらかな尾根道を行く)    (鳥居からつるつるの道)   (葛木神社で最後のお参り)

(転法輪寺前広場(5℃)で昼食)  (コガラ餌場を鳩が占有?)     (飛び回るコガラ)

(第2展望所から葛城山を望む)    (カヤンボで林道へ)        (水越峠帰着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  御所

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