ポンポン山(678.7m)釈迦岳(631.0m)若山(315.5m)

 

★ひとこと   「原大橋からポンポン山経由若山神社を経て太閤道」

太閤道展望所から八幡の三川合流地点を望む


★行った日   2018年1月2日(火祝) 曇一時晴  単独

★コース
JR高槻駅北BS 7:36(高槻市バス)=7:50神峰山口BS7:54→東海自然歩道出合9:19→9:27本山寺9:33→9:51天狗杉9:59→10:30(678.7m)ポンポン山10:42→(631.0m)釈迦岳11:06→大杉11:19→大沢11:46→大沢のスギ11:51→12:03ギロバチ峠12:25→水無瀬渓谷出合13:14→13:54若山神社14:05→四ッ辻14:37→14:43展望地14:48→(315.5m)若山三角点15:01→北摂展望台15:06→金龍寺分岐15:17→悠久の丘15:31→15:57磐手橋BS 16:14(高槻市バス)=JR高槻駅南16:27

 今年の歩き初めは近場でお馴染みのポンポン山だ。原からポンポン山を経て若山神社経由悠久の丘へ時計回りに周回の計画だ。新名神が部分開通したのでその下を通る本山寺古道も通れると思ったがまだ通行止だ。仕方なくその先の原大橋から登山開始だ。
 新名神高架橋下の県道右側道を下って、芥川の分水路沿いに進み、巡視路を右に見送ってしばらく進むと尾根取り付き点のある雑木林の広場だ。リボンに従って急な踏み跡を登るとすぐに勾配が緩くなり、雑木林の尾根道となる。Ca330で一本東南の尾根に乗り移るがリボンが誘導してくれる。倒木を避けながら概して歩き易い稜線を登り、P440を過ぎて掘れた山道を登ると右から来た本山寺古道と合流、ちょっと先で東海自然歩道に合流だ。合流点はフェンスで閉ざされているが、このルートは通行止箇所はなく、誘導リボン完備だ。ここから立派な東海自然歩道だ。新しい注連縄で飾られた門を通り、ポンポン山を右に分けてしばらく車道を進むと本山寺だ。明日の初寅会の準備中の境内に入り、急な石段を上ると本殿だ。今年の安全を念じて手を合わせ、山頂へ抜ける道を進む。歩きなれた道だが倒木などは綺麗に片付けられ、天狗杉を過ぎ雑木林の整備された尾根道を進むとポンポン山頂上広場だ。雪のない山頂はアマチュア無線を楽しむ人もいてなかなかの賑わいだ。

  (本山寺古道は通行止)  (原大橋の新名神高架橋をくぐる)   (県道右の側道に下る)

(芥川側道から尾根へ取り付く)    (急な尾根道を登る)      (雑木林の稜線を進む)

    (P440を北上)        (東海自然歩道に合流)   (新しい注連縄の本山寺山門)

  (あす初寅会の本山寺)     (東海自然歩道と合流)         (天狗杉)

 (整備された自然歩道を辿る)  (賑やかなポンポン山頂上)    (爽やかな稜線を東進)

 山頂から東尾根を進み、杉谷へ下る東海自然歩道と別れて釈迦岳に向う。以前は小塩山くらいは見えたが今は視界不良の三角点だ。稜線をしばらく南下し、大杉の四差路を左折して急坂を下ると沢筋に沿う道だ。途中から林道に合流してどこまでも沢沿いに下ると大沢で府道出合だ。県道を東進、早尾神社を左に見てちょっと進んだ先が天然記念物大沢のスギ分岐だ。久しぶりの面会だが、下半分は枯死した姿だが上は葉が天空を覆っていた。力強い姿に感銘を受けながら県道に戻り、少し先で大阪環状自然歩道の道標に従って右折、坂を上るとギロバチ峠だ。かつて展望のよい休憩テーブルだったが今は雑木に半分覆われたベンチだがここで定番昼食だ。峠からしばらく美しい雑木林の稜線を南下し、途中から稜線の西側の荒れた谷筋に入る。倒木を乗り越えたり迂回したりしながら谷沿いに下り、最後に左下の深い谷を覗き見しながら下ると水無瀬渓谷出合だ。この渓谷は錆びた水車の残骸もある美しい渓谷のはずだが、流木が積み重なり、林道の側壁が崩れたままの荒れた渓谷がしばらく続く。乙女の滝あたりから荒れた姿もなくなり、景色を眺めながらしばらく下ると尺代の集落だ。新しい橋を渡り、すぐに右手の山側に続く細道に入り、竹薮を過ぎると初詣で賑わう若山神社だ。

 (杉谷を左に分け釈迦岳へ)  (視界のない釈迦岳三角点)      (大杉の四差路)

 (沢沿いに植林帯を大沢へ)    (大沢府道出合を左折)     (府道沿いの早尾神社)

 (天然記念物大沢のスギ)       (ギロバチ峠へ上る)   (大阪環状自然歩道を南下)

   (荒れた沢筋を下る)        (谷沿いに下る)         (水無瀬渓谷出合)

   (荒れた水無瀬渓谷)         (尺代の集落)       (竹薮を抜けると若山神社)

 若山神社にも今年の安全を祈って手を合わせ、太閤道入口からツブラジイ巨樹の森に取り付き、階段まじりの山道をジグザグに登る。山頂部からゴルフ場沿いにアップダウンを繰り返しながら雑木林を進み、四ッ辻から林道を南下すると一本目の鉄塔を過ぎた先が展望所だ。丸太ベンチもあって八幡の三川(桂川、宇治川、木津川)合流点が鮮やかに俯瞰できる。少し先から道標通りに山道に入り、若山三角点を過ぎた先が北摂展望台の入口だ。展望台から淀川流域が広がり、大阪湾が光っているのが見える。しばらく尾根道を下り、金龍寺跡を右に分け、悠久の丘めざして、時には眼下に伸びる高速道路(名神や新名神)を眺めながら下る。雑木林のすがすがしい尾根道を下ると突然広場に飛び出す、悠久の丘だ。広場から階段を下ると公園墓地の車道に出て、安満山古墳群もある墓地公園の曲がりくねった車道を新しくできた高槻ICを眺めながら下る。先ほどの金龍寺経由の道と合流、府道に合流した先が磐手橋BSだ。
 初詣を兼ねた山歩きにしてはちょっと距離が長過ぎたが、平坦な道が多く何とか完歩できた。雑木林の道が殆んどだが自然豊かな香りを楽しむことができた。

    (初詣の若山神社)        (太閤道登り口)         (急なシイノキ林を登る)

  (ゴルフ場に沿って進む)      (四ッ辻を左折)      (太閤道展望所から八幡を望む)

    (若山三角点)       (北摂展望台から上牧を望む)     (金龍寺分岐を直進)

  (眺望の良い稜線を下る)        (悠久の丘)         (悠久の丘から南へ下る)

   (安満山古墳群を下る)       (公園墓地を下る)   (新設の高槻IC傍の磐手橋BSへ)

★道で出会った花(なし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  高槻、法貴、京都西南部、淀

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