★ひとこと 「秋海棠咲く岩湧寺から岩湧山を経て千石谷へ周回」
岩湧寺とシュウカイドウ
★行った日 2018年9月11日(火) 晴時々曇 単独
★コース
高槻6:21(近畿高速)=松原IC(府道2、府道31、R170、R371、府道221)=8:20岩湧の森P1
8:35→岩湧寺8:55→登山口9:05→稜線出合10:10→10:24(897.3m)岩湧山10:45→夕月橋分岐11:11→カキザコ11:41→千石谷林道出合11:49→林間歩道分岐11:55→12:19大滝(昼食)12:35→13:40五ッ辻13:47→ダイトレ別れ13:50→展望台14:08→登山口14:27→14:43岩湧の森P1
14:51(府道221、R371、R170、府道31、府道2)=松原IC(近畿高速)=高槻16:50
先週、21号台風や北海道地震が襲い、それ以降も秋雨前線が停滞してぐずついた空模様続きだったがきょうは久しぶりの晴れ間だ。酷暑も過ぎ去り初秋の気配、シュウカイドウ(秋海棠)が見頃を迎えている岩湧寺から岩湧山を経て千石谷へ周回の計画だ。台風による倒木を心配したが通行止もなく岩湧の森第1駐車場へ順調に到着だ。
秋海棠が道端を飾る車道をしばらく進み、途中から脇道に入って滑り易い木階段を注意して上ると四季彩館だ。まだ閉まっている休憩施設を横目に上に登ると老杉に囲まれた古刹岩湧寺だ。本堂に手を合わせ、秋海棠で埋め尽くされた参道を進み、車道に合流するとすぐ上が登山口だ。自然林と植林帯が混在するきゅうざかの道をフーフー言いながら休み休み1時間以上かかって、やっと稜線出合でダイトレ合流だ。ピークから少し下って樹林帯を抜け、カヤトの草原をしばらく登ると岩湧山三角点だ。ピークの西寄りに展望広場があり、西方の関空から東の金剛山まで大阪平野が一望だ。丁度ススキの穂が出始め、岩湧山名物の輝く銀色の穂波の揺れる草原の準備段階だ。山頂を独占して風景を楽しんでから滝畑へ、道端にハバヤマボクチ、足元にはキキョウが咲く草原を下り始める。次の鞍部でカヤト原は終わり樹林帯に入り、しばらく展望のない樹林帯をなだらかに下ると鉄塔の先が滝畑ダムへ下る夕月橋分岐だ。
(駐車場P1から岩湧寺へ) (四季彩館へ木道を上る)
(岩湧寺から登山口へ)
(登山口からきゅうざかの道へ)
(急な尾根道を登る) (稜線出合でダイトレ合流)
(ススキ原を登る)
(岩湧山二等三角点) (三角点西よりの展望広場)
(展望広場から大阪平野を望む)
この辺りから勾配の増した尾根道を倒木をくぐり抜けたりしながら進み、カキザコでダイトレと別れて尾根を直進、道なりに下ると千石谷林出合だ。すぐ先で南葛城山へ向う林間歩道を右に分け、ゲンノショウコやキンミズヒキの多い林道を千石谷に沿って30分ほど進むと大滝だ。滝下には建物(無人)や休憩所跡もあり、かつての観光名所の名残りだ。このところの雨続きで水量の多い豪快な滝付近で大休止だ。昼食後、千石谷の両側から流れ下る枝沢の小滝を眺めながら細くなってきた谷筋に沿って東進、倒木撤去中の木々を踏み越えて進む。標高760の林道がUターンする所から右の山道に入り、薮っぽい道を少し登ると五ッ辻、ダイトレ出合だ。稜線を西へ進み、ダイトレと別れて岩湧寺へ向って植林帯を下る。途中、水場のある展望台で下界が垣間見えるが、殆んど視界のない林間の道を下ると登山口だ。岩湧寺には立ち寄らず秋海棠をながめながら車道をしばらく下ると岩湧の森第1駐車場だ。
酷暑も過ぎ、旬を迎えている岩湧寺のシュウカイドウを楽しむことができだ。台風の影響を心配したが、岩湧寺への車の通行に支障はなく、登山道では滝谷ルートで2、3の倒木があったが容易に回避できた。
(倒木をくぐり抜ける) (カキザコでダイトレ別れ)
(千石谷林道出合)
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図 岩湧山
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