★ひとこと 「霧氷を求めてたかすみ温泉から高見山ピストン」
高見山頂上の高角神社
★行った日 2018年12月31日(月) 曇 単独
★コース
高槻5:13(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、大和高田BP)=橿原高田IC(京奈和道)=御所南IC(R309、R169、R370、県道135、県道219、R166、県道28)=7:26たかすみ温泉P7:38→高見杉8:31→杉谷分岐9:09→10:10(1248.4m)高見山10:29→杉谷分岐11:00→高見杉11:26→12:08たかすみ温泉P12:29(県道28、R166、県道219、県道135、R370、R169、R309)=御所南IC(京奈和道)=橿原高田IC(大和高田BP、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻14:48
今年のしめは高見山の駆け足霧氷見物だ。いつも杉谷からばかりなので初めて平野からだ。R166からべったりとした雲に覆われた三角錐の裾野だけを見ながら、曇り空の大晦日にも拘らず数台の車がすでにとまっているたかすみ温泉駐車場だ。
駐車場奥から堤防を経て赤い橋を渡ると左が高見山登山口だ。人家の横から植林帯に入り、枝沢沿いに進み、砂防堰堤前から大谷右尾根に乗るまでジグザグに尾根端に付けられた丸太階段を延々と登る。標高640で尾根に上がり、東南に伸びる尾根の西南側を尾根芯をかすめながら徐々に高度を上げて行き、最後に穏やかに下って大谷を渡り、水場を経て少し進むと休憩小屋もある巨木の高見杉だ。芦生杉のような枝分かれなしに垂直に伸びた生命力あふれる巨樹だ。相変わらず植林帯の続く尾根道を頑張って登り、付近の木々に細かい針のような霧氷が付きだすと間もなく杉谷道合流点だ。山頂へ続く主稜線を登り始めると急に霧氷の厚みが増え、標高千米を超えて国見岩や揺岩を過ぎる頃にはエビのしっぽ状になりブナの幹も白い鱗状だ。何も見えない笛吹岩を過ぎると風も強くなりフードと手袋を厳重にして登る。山頂下の避難小屋でチェーンアイゼンをつけ高角神社へ上がってみるが、祠に目礼だけして退散だ。濁った気流に包まれた山頂は長居は無用、そそくさと下り、杉谷分岐でチェーンアイゼンを外し、暖かさにほっとしつつ丸太階段に足をガクガクいわせながらたかすみ温泉駐車場に帰着だ。
陽光を浴びない駆け足の霧氷見物だったが、今冬初めての積雪と本格的な霧氷を楽しむことができた。平野道は杉谷道出合まで殆んど植林帯を行く丸太階段の道だが、吉野杉を思わせる間伐のいき届いた杉の美林が美しい。
(駐車場奥から堤防へ下る)
(赤い橋を渡って左が登山口) (丸太階段を延々と上る)
(大谷を渡る橋が水場) (巨木の高見杉と休憩小屋)
(勾配を増した尾根道を登る)
(杉谷道と平野道合流点)
(標高千米で霧氷と薄雪) (だんだん霧氷が長くなる)
(揺岩の寒々とした樹林) (何も見えない笛吹岩) (霧氷の森を登り続ける)
(高見山避難小屋)
(霧中の展望台)
(高見山頂上高角神社)
(杉谷分岐を戻る)
(高見杉を通過)
(たかすみ温泉駐車場へ戻る)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 大台ケ原・高見山・倶留尊山
・2万5千分の1地形図 高見山
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