阿武山(280.9m)三好山(182.6m)

 

★ひとこと   「阿武山から芥川山城跡を巡る北摂山里散歩」

芥川山城跡から高槻市街を望む


★行った日   2019年1月27日(日) 曇後晴  単独

★コース
岡本BS(高槻市バス)11:10→地震観測所入口11:49→地震観測所12:01→阿武山古墳12:09→(280.9m)阿武山12:25→北大阪変電所12:52→12:59大休止(昼食)13:23→展望鉄塔13:48→竜仙滝分岐14:14→西浦林道出合14:29→岡山林道出合14:36→岡山林道別れ14:46→林道出合15:11→原桧尾谷林道出合15:16→15:37八阪神社15:45→芥川山城跡入口16:06→(182.6m)三好山16:26→二中前BS(高槻市バス)17:10

 今朝は曇り空だが午後から晴れとの予報、出発が遅いので近場の里山歩きだ。古墳のある阿武山から萩谷を迂回するように原を経て三好山の山城跡へ向う計画だ。
 最寄のバス停から、かつては東海道線の車窓から目にすることのできた地震観測所の塔めざしてだらだら坂の車道を進み、同所の入口からやっと樹林帯の道だ。小奇麗な舗装路を上りつめると京都大学阿武山観測所で車道は終わり、建物横の山道に入るとすぐに阿武山古墳だ。山稜端の平地に貴人の墓と推定される雑木の密生した墓室が佇んでいる。古墳から山道に入り、西側に展望の開けた休憩ベンチも整備された雑木林の尾根道を北上すると阿武山三角点広場だ。樹間から東の展望が少し見えるだけの林間の広場を後にして北大阪変電所めざして戦国武将が辿ったという武士自然歩道をなだらかに下る。変電所の先から車道を離れて山道に入り、鉄塔の下で陽光を浴びながら暖かいラーメンとコーヒーの昼食後、稜線の道を辿る。一部植林帯があるが殆んど雑木林の爽やかな尾根道を進み、P348を過ぎると展望鉄塔だ。視界が開け、足下の北大阪変電所の彼方に市街地が広がっている。稜線をしばらく進み、P405の先の鉄塔の足元で竜仙滝に向う武士自然歩道と別れ、萩谷へ下る東海自然歩道に合流するが、すぐに別れて稜線を東北へ進む。整備進行中の倒木帯を過ぎて尾根道をしばらく辿ると西浦林道と出合い、すぐ先で萩谷からくる岡山林道と合流だ。地獄谷峠手前で岡山林道と別れて原へ下る。
 道形ははっきり残っているが、古い倒木や枝葉が積み重なり、歩き難い山道を半分薮コギ状態でしばらく下ると数基の墓の先で2軒の人家の建つ舗装林道出合だ。右は上萩谷なので左折して原へ向う。すぐ先で原桧尾谷林道に合流、左折すると車止めゲートを通って先程の岡山林道との合流点に向うが、右折して原へ下る。原の集落に入り、静かな八阪神社に手を合わせて冬枯れた田園を南下、芥川山城跡入口から芥川左岸沿いの山道に入る。流れを右下に見てしばらく進み、雑木林を少し登ると竹薮の峠、右折して三好山往復だ。昨年の21号台風による倒木が残る山城遺跡の道をしばらく進むと生駒山を背景に高槻市街が足下に広がる展望広場だ。上の三好山の山頂広場からも展望が開けているが、倒木が各所に横たわり、押し倒された半壊の祠が痛々しい。先程の峠まで戻り、直進の下り道を進むと塚脇を経て田園地帯を抜けると最寄のバス停だ。
 このコースは北摂らしい爽やかな雑木林の里山を辿る道だ。古墳のある整備された阿武山周辺、台風の被害が残るが三好山の山城跡などが見所だ。エスケープルートは各所にあり、疲れた時には近くのバス停が助け舟だ。

     (阿武山古墳)            (展望ベンチ)        (阿武山三角点広場)

 (戦国武将の辿ったという道)   (雑木林の尾根道を往く)        (展望鉄塔)

  (竜仙滝分岐付近を往く)     (整備されている倒木帯)       (岡山林道出合)

    (岡山林道から山道へ)     (荒れた道形を下る)     (林道出合から振り返る)

   (原桧尾谷林道を下る)         (八阪神社)           (芥川山城跡入口)

  (台風被害の三好山頂上)      (三好山からの展望)        (塚脇へ下る)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  高槻

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