比叡山(848.1m)

 

★ひとこと   「日吉大社から雪の比叡山行者道周回」

玉体杉


★行った日   2019年1月30日(水) 晴    単独

★コース
高槻7:08(名神)=京都東IC(R161、県道316)=8:00日吉大社P8:10→三宮宮・牛尾宮8:38→日吉神宮寺遺跡8:49→鉄塔8:55→9:37三石岳登山口9:45→松禅院分岐10:16→元三大師道10:28→横川中堂10:33→11:24玉体杉(昼食)11:53→釈迦堂12:35→浄土院12:48→東塔13:02→(848.1m)大比叡三角点13:27→東塔13:49→ケーブル延暦寺駅14:03→14:17明王堂14:28→紀貫之墓分岐14:52→林道始点15:15→県道出合15:26→15:39日吉大社P15:48(県道47、R161)=京都東IC(名神)=高槻16:43

 雪の比叡山回峰行コースを日吉大社を起点に半時計方向に周回だ。冬場の平日のため日吉大社Pにおかせて頂いたが繁忙期は日吉大社から少し西教寺方向に行った所の大宮川観光P(無料)を利用するとよい。
 日吉大社境内の神輿収蔵庫近くの急な石段を上り、八王子山斜面のジグザグにつけられた急な車道を登りつめると展望が開け、崖に懸造りの三宮宮(さんのみやぐう)と牛尾宮の奥宮が祀られ、湖岸には坂本の街並が朝靄に霞んでいる。山道に入り、山腹の道から谷筋へ少し下ると平地に日吉神宮寺遺跡があり、谷筋を上り返すと鉄塔の立つ尾根道だ。この辺りから積雪が目立ち始め、植林帯の山道から林道に出合い、だらだら坂の雪道を辿る。三石岳登山口から尾根東面のトラバース道を辿り、鎖ゲートを過ぎてしばらく進むと飯室谷の松禅院から来る道と合流、雪景色に朱色の目立つ鐘楼前を通って少し進むと元三大師堂だ。本堂に手を合わせてから横川中堂を経て駐車場広場から峰道へ向う。人のいない静かな雪景色の中に鮮やかな朱色の建物が映える姿は秀逸だ。美しい峰道を進み、途中で真っ白な蓬莱山を振り返りながら雪道をたどり、せりあい地蔵から坂道をしばらく登ると玉体杉だ。

 (日吉大社境内の右の石段へ)(急なジグザグの車道を登る)  (懸造りの三宮宮と牛尾宮)

    (右の山道へ)          (日吉神宮寺遺跡)       (植林帯の山道を登る)

 (三石岳登山口付近を行く)     (松禅院分岐を直進)        (鐘楼前を直進)

     (元三大師堂)           (横川中堂)         (横川ゲートを振り返る)

   (美しい峰道を行く)     (樹間から雪の蓬莱山を望む)    (せりあい地蔵を南下)

 ここは回峰行者が蓮台から御所を遥拝する所、少し霞んでいるが美しい京都盆地が見渡せ、、京都市街を眺めながら昼食た。車道とつかず離れずしばらく稜線を南下すると人影のない釈迦堂だ。木漏れ日を浴びる静かな釈迦堂は荘厳な雰囲気だ。にない堂を通り抜け、灯篭の並ぶ雪景色の参道の先の浄土院から石段を上ってドライブウエイを渡ると東塔だ。雪の反射光に鮮やかに映える東塔を後にして雪道を登ると名称に比べて愛想のない大比叡三角点だ。元へ戻り、修理中の根本中堂を割愛して無動寺道を下る。ケーブルの延暦寺駅から眺める琵琶湖の景色は抜群だ。モミ、杉、ツガなどの巨木の並ぶ参道を下り、弁天堂を右に分け直進すると琵琶湖南部が絶景の明王堂だ。少し先の玉照院で無動谷地域を終わって山道を下る。箸塚の谷を渡って山腹の道をなだらかに下ると紀貫之の墓に向う裳立山分岐だ。この辺りから積雪もなくなり、石仏もある雑木林の道を下ると林道始点だ。水場を横目にしばらく下って鎖ゲートを経て県道に出合、車道を進むと日吉大社はすぐだ。
 静かな雪の延暦寺三塔めぐりができた。特に人影を見ない横川、西塔の雪景色、朝日に映える日吉大社奥宮の懸造りの三宮宮と牛尾宮、モミやツガの大木並木の雪の無動寺道などが印象的だ。

    (玉体杉の蓮台)           (釈迦堂)          (雪の参道を浄土院へ)

   (浄土院を振り返る)     (石段を上って東塔地域へ)        (東塔)

    (雪の樹林を登る)        (大比叡三角点)       (阿弥陀堂から石段を下る)

  (修理中の根本中堂)     (延暦寺駅から琵琶湖を望む)    (無動寺道を下る)

  (弁天堂を右に見て直進)        (明王堂)           (箸塚の谷を渡る)

   (裳立山分岐を直進)      (石仏の無動寺道を下る)     (日吉大社へ帰着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       京都北山
・2万5千分の1地形図  大原、京都東北部

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