暁晴山(1077.2m)出石山(1050m)熊の原(1008.9m)岡の上(949.1m)


★ひとこと   「ススキ高原やアセビ咲く道で暁晴山と岡の上三山」

暁晴山頂上(遠景は氷ノ山)

★行った日   2019年4月16日(火)  晴   単独
 
★コース

高槻7:24(新名神、中国道)=福崎IC(R312、県道8、地方道)=9:42峰山高原駐車場9:53→10:26暁晴山10:36→林道三差路10:55→(1050m)出石山11:18→11:34(1008.9m)熊の原11:42→出石山12:00→(949.1m)岡の上12:20→林道三差路12:53→13:25峰山高原駐車場(昼食)14:00(地方道、県道8、県道86、県道77、R372、府道407、府道46)=高槻18:16

 暁晴山は峰山高原の中核をなし、高原へは舗装道路が通じ、宿泊施設もあってスキーやハイキングが四季折々に楽しめる所だ。今回は峰山高原駐車場を起点に暁晴山から宍粟50山に追加された岡の上三山を周回の計画だ。福崎からR312を北上、寺前から峰山高原の標識に従って2車線道路を進み、満開のミツマタで茶色に染まった山肌をぬって高度を上げるとホテルもある峰山高原駐車場だ。
 リフトを横目に山頂に林立する無線中継所用巡視路を進み、途中から車道をショートカットして広葉樹林帯を登る。頂上付近のススキ原を頑張って直登すると暁晴山三角点だ。360度遮るものはなく播磨の山々がぐるっと見渡せ、さらに氷ノ山など但馬の峰々も頭をのぞかせている。下山は西北へ伸びている土塁尾根を下るつもりだが、表示も踏み跡も見当たらないので適当に下り始めると崩れかけた土塁横の踏み跡に合流だ。この土塁は戦前に軍馬訓練用に構築されたものだそうだ。旧作業道跡を幾つか横断して下ると峰山林道出合だ。少し先の林道三差路の岡の上三山登山口の道標通りに山道に入り、アセビの多い土塁沿いの踏み跡を登る。暁晴山を振り返りながら灌木帯をしばらく登ると小木に囲まれた出石(ひついし)山頂上だ。山頂から東北へ稜線を下ると作業道に合流、少し先で熊の原の表示通りに山肌を上がり、乙女岩と称する大岩の横からしばらく登ると林間の熊の原頂上だ。

 (峰山高原Pから暁晴山へ)  (無線中継所巡視路を山頂へ)  (広葉樹林をショートカット)

(峰山高原センタービレッジを望む) (山頂の無線中継施設)     (土塁沿いに西北へ下る)


              (暁晴山頂上の南から時計回りに360度の展望)

 (アセビ点在の稜線を下る)   (林道の岡の上三山登り口)     (土塁に沿って登る)

   (暁晴山を振り返る)     (灌木に囲まれた出石山頂上) (岡の上を左に分け熊の原へ)

    (林道の熊の原登り口)      (誰が名づけたか乙女岩)    (林間の熊の原頂上)

 出石山まで往路を戻り、山頂から西尾根を下る。途中Ca1020辺りに北側が開けた展望所があり、氷ノ山はじめ但馬の山塊の展望台だ。明るい尾根を下って作業道に出合い、車道をくねくね下って鞍部から樹林帯に入り、しばらく西へ辿ると岡の上頂上だ。元の作業道まで戻り、しばらく下ると岡の上林道と合流、東へ進むと林道三差路だ。暁晴山土塁登山口を右に見て峰山林道を東進、直進の砥峰方向と別れて作業道を南下だ。防火分離帯のような道を何処までも進むと峰山高原スキー場に入り、道なりに辿るとセンタービレッジだ。帰りはまだ時刻が早かったので、ちょっと遅過ぎだが播磨路の桜を眺めながら一般道で帰阪した。
 千米を超える暁晴山は播磨や但馬の360度の雄大な展望台だ。また、岡の上三山へも道標が完備され、暁晴山とともになだらかな高原の散策を楽しむことができる。

    (乙女岩の横を下山)        (出石山付近を西へ下る) (展望地の爽やか斜面を下る)


              (展望地から但馬の山並み越しに氷ノ山を望む)

  (作業道を岡の上へ進む)    (岡の上へ疎林帯を往く)     (林間の岡の上頂上)

 (すがすがしい尾根を戻る)    (作業道から岡の上林道へ)  (暁晴山土塁コース登り口)

(直進の砥峰を右折して峰山高原へ) (峰山高原出合)      (センタービレッジへ戻る)

★道で出会った花 

    ミツマタ(暁晴山)         アセビ(出石山)        アセビ尾根(出石山)

★ルート断面図

★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  長谷

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