鉄塔広場から戻る方向に整備された巡視路があり、明るい草原の刈り払いされた尾根道を西南に辿ると鉄塔ピークを経てP373三角点だ。この辺りからタムシバの花が目立ち始め、右の樹間から山集落越しに野坂岳を眺めながら雑木林の稜線を進む。P613手前の鞍部辺りから目印を見失い、GPSで確認しながら小うるさい小灌木を掻き分けながら稜線を進む。P613を過ぎた鞍部から稜線の西をトラバースする踏み跡となり、プチ薮コギをしながら現れだしたイワウチワを撮りつつ進み、夕暮山分岐で登山道合流だ。急に話し声の聞こえ出した中、黄スミレの多い灌木帯を登りつめると反射板ピークだ。台地から敦賀湾全体や登ってきた北尾根を俯瞰できるはずだが、生憎霞がかかり想像するだけだ。東を眺めても岩籠山の右に大岩の突起が霞んで見えるだけだ。夕暮山方向へ少し下ってみたが展望が利かないのでここから引き返しだ。スミレやイカリソウ点在の道を下り、鞍部で市橋を左に分け、灌木帯を登りつめると岩籠山だ。
(見晴しのよい鉄塔で小休止) (整備された巡視路?を往く) (道端のP373三角点)
(右に山集落越しに野坂岳を望む) (タムシバが現れる) (P613からプチ薮コギ)