冠山(1256.6m)金草岳(1227.1m)

 

★ひとこと   「冠山峠から自然豊かな展望の金草岳と岩峰の冠山」

冠山峠

★行った日   2019年5月30日(木)  晴  単独
        
★コース

高槻4:29(名神、北陸道)=木之本IC(R303、R417、冠山林道)=7:45冠山峠7:57→P1156 8:22→冠平分岐9:10→9:26(1256.6m)冠山9:45→冠平分岐9:55→P1156 10:39→10:56冠山峠11:05→布滝ノ頭(△1046)11:29→水場入口11:57→11:56桧尾峠12:05→(1200m)白倉岳13:16→13:33(1227.1m)金草岳14:00→白倉岳14:14→14:49桧尾峠14:55→水場入口14:59→布滝ノ頭15:42→16:05冠山峠16:12(冠山林道、R417、R303、R161、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻20:00

 奥美濃にある徳山ダムの奥にそびえる越美国境の冠山と金草岳だ。冠山は花の山でもあり烏帽子冠の岩峰から360度の大展望が楽しめ、金草岳は冠山峠の西にあってその雄大な山容と展望豊かな県境稜線が美しい山だ。冠山峠を起点に冠山と金草岳を夫々ピストンの計画だ。奥美濃の山を訪れるときにいつも通るR303を木之本から東進、横山ダムからR417を北上して徳山ダム湖北端のトンネル工事現場横から冠山林道に入る。走り易い舗装林道を進み、高倉峠を経て今庄へ抜ける林道を左に分け(帰りに通る予定だったが全面通行止)、道なりに高度を上げて行くと冠山の特異な岩峰が姿を見せ、景色を楽しみながら舗装林道をしばらくさかのぼると大きな記念碑の建つ冠山峠駐車場だ。正面ゲートも開けられているので福井側へも通行可だ。
 3台しかとまっていない峠を後にして、ダムによって水没した徳山村や藤橋村などの記念碑の林立する冠山登山口を登り始める。右下方に通ってきた林道がうねうねと続く尾根筋や、正面に冠山岩頭を眺めながら低灌木帯の尾根道を進む。P1156のピークを過ぎて少し下り、P1111付近の雨のときは泥濘そうな湿っぽい道のブナ大木林を通り抜け、薮っぽい灌木帯をなだらかに登ると一気に視界が開け、笹原が広がる県境尾根屈曲点の平地、冠平だ。ニッコウキスゲもまだなので草原を左下に見て劇登りだ。タテヤマリンドウがあっちこっちに咲き、ロープ場の岩場もある急斜面を頑張ると、これから咲く?コメツツジや花季の終わったホンシャクナゲの小灌木で覆われた小さな冠山山頂だ。きょうは透明度が高く、山頂からの展望は最高、蕎麦粒山など奥美濃、部子山など奥越、能郷白山など越美国境の峰々が並び、遠くは白山や別山などが斑模様を見せ、御嶽山や乗鞍岳まで視認できた。また、工事中の冠山トンネルは山頂直下を掘削中、経路に当たる南の谷筋で工事車両が動くのがシタ谷で望めた。しばらく山頂を独占して下降開始だ。下り岩場から眺める、県境稜線に続く冠平の奥に銀杏峰や荒島岳、その彼方に白山がそびえる姿はまさに絶品だ。平日でも晴天に誘われて続々と登って来る登山者と挨拶を交わしながら往路通りに下山、車の増えた冠山峠越しに金草岳が見えると峠の記念碑はすぐだ。


    (冠山峠を出発)     (冠山林道の福井県側も通行可)(冠山を正面に灌木帯を進む)

  (P1156を過ぎて下る)      (道端を飾るイワカガミ)     (鞍部のP1111のブナ林)

 (冠平を左に見て急坂を登る)     (急な岩場を登る)     (岩場に咲くタテヤマリンドウ)

                (冠山から東方180度の展望)

                (冠山から西方180度の展望)

  (白山を背景に冠山頂上)    (冠山から金草岳を望む)    (山頂から冠平へ下る)

 (P1156から冠山を振り返る)  (下山路から金草岳を望む)     (冠山峠へ戻る)

 2、30台駐車している冠山峠の石仏横の金草岳登山口から出発だ。P1118のブナ大木の散在する東北斜面を等高線に沿ってトラバース、県境稜線に合流して一旦下って登り返すと小灌木帯の展望の良い△1046の布滝ノ頭だ。左前方にこれから登る稜線をひいた堂々とした山容の金草岳が望める。アップダウンを繰り返しながらなだらかに稜線を下り、鞍部から水場入口を経てロープ場の急坂を登ると桧尾峠だ。福井県側の楢俣からの道と合流し樹林帯を抜けると小灌木とチシマザサの混在する眺望のよいなだらかな尾根道が続く。この辺りはニッコウキスゲなどのお花畑の筈だがまだ時期尚早だ。Ca1100付近の左側が切れ落ちた急坂ではキスミレやイワカガミを愛でながら休み休み息を整えながら登る。急坂を登りきってやれやれ山頂と思いきや一つ手前ピークの白倉岳だ。展望稜線を下って登り返すと二等三角点のある金草岳山頂だ。山頂はチシマザサで囲まれ、ここ以西の県境尾根は残雪期でないと無理だ。山頂で遅い昼食後、雄大な稜線の景観を正面に眺めながら下る。桧尾峠から急坂下り、鞍部からの登り坂が疲れた身体にとって最悪だ。頻繁に小休止を繰り返しながらやっと2台だけ残っている冠山峠に帰りついた。帰りも岐阜県側に下り琵琶湖西岸から帰阪した。
 冠山は花の山でもあり、ホンシャクナゲは終わりササユリやニッコウキスゲには早過ぎだったが、山頂からの360度遮るもののない眺望が素晴らしい。金草岳の雄大な県境稜線歩きも優れものだ。ただし、冠峠への戻り道が上り坂になるのでしんどい山だ。

 
 (石仏の横が金草岳登山口)    (好展望の布滝ノ頭)     (左前方の堂々とした金草岳)

               (布滝ノ頭から北方の部子山方面を望む)

 (見晴しのよい稜線を往く)    (鞍部付近の水場入口)          (桧尾峠)

 (展望のよい小灌木帯を進む) (Ca1100付近の急坂を登る)    (白倉岳から金草岳へ)

  (金草岳へ最後の登り)      (金草岳二等三角点)   (白山を正面に山頂から下る)

               (金草岳から東南の徳山ダム方面を望む)

  (白倉岳から稜線を下る)  (尾根に多い満開のアズキナシ)(鞍部の水場付近から振り返る)

 (布滝ノ頭から冠山を望む)    (大ブナの下を冠山峠へ)     (冠山峠へ帰着)

★道端の花

    ツボスミレ?(冠山)        モリアザミ?(冠山)       ミツバツツジ(冠山)

       ?(冠山)              ?(冠山)            ナナカマド(冠山)

     ユキザサ(冠山)         チゴユリ(冠山)        タテヤマリンドウ(冠山)

   イワカガミ(冠山)              マイヅルソウ(冠山)     タチツボスミレ?(冠山)

     ジシバリ(冠山)          タニウツギ(冠山)       ミツバツチグリ(冠山)

    ?(金草岳)                ミヤマシキミ?(金草岳)       イワナシ(金草岳)

 サラシナショウマ?(金草岳)    ホンシャクナゲ(金草岳)      キスミレ(金草岳)

   ニガイチゴ(金草岳)           アズキナシ(金草岳)       アカモノ(金草岳)

★ルート断面図
(1)冠山

(2)金草岳

★地  図(GPS軌跡)
(1)冠山

(2)金草岳

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  古木、冠山

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