★ひとこと 「花季終わりかけのキイシモツケに会いに龍門山へ」
龍門山頂上広場
★行った日 2019年6月9日(日) 晴時々曇 単独
★コース
高槻5:12(近畿高速、阪和道、南阪奈道、大和高田BP、京奈和道)=紀の川東IC(県道122、県道7、県道123、農道)=7:08中央コース登山口7:23→8:13明神岩8:22→8:52(755.9m)龍門山9:13→磁石岩9:25→龍門山9:40→明神岩10:00→10:25中央コース登山口10:30(農道、県道123、県道7)=めっけもん広場(県道7)=根来岩出IC(京奈和道、阪和道、近畿高速)=高槻13:00
紀の川北側の紀泉山脈に対峙して南側に存在感を示しているのが龍門山脈だ。その主峰の龍門山はキイシモツケの花の山として知られ、紀の川流域の展望台でもある山だ。今回は粉河側から山頂往復の計画だ。京奈和道の和歌山県側が全通して大阪から粉河へ格段に便利になり、紀の川東ICから竜門橋を渡って直進、桃など果樹園の続く急な狭い農道を標識通りに進み、田代コース登山口を経て対向車がないことを願いつつひやひやしながら登りきると農道終点が中央コース登山口だ。ここが1〜2台、田代登山口も3〜4台位しかとめられないので、竜門保育所隣の龍門山登山駐車場(無料)を利用すると良いが中央コース登山口まで標高差320メートルの農道歩きが必要だ。
赤松のまじるコナラなどの急な樹林帯をジグザグに小1時間登ると蛇紋岩の岩頭が突き出た明神岩だ。大岩の上から眼下に霞む紀泉の山並みを背景に紀の川が蛇行し、露岩のすぐ下には残り花のキイシモツケ群落や大輪の花のホウノキが散在している。この先の風穴を省略し、ちょっと先の蛇紋原の岩頭に立ち寄り、尾根を登り続ける。勝神峠の道を合わせて勾配の緩くなった笹原の尾根道を進むと龍門山山頂広場だ。花季終了間近のキイシモツケの咲く山頂は周囲の木々が生長してあまり展望は良くない。広場東隣の三角点に挨拶して磁石岩まで東進、田代峠から周回のつもりだったが怠け虫が台頭、体力弱体化と暑さに負け、キイシモツケに出会えたことに満足してここから退却だ。中央登山口から対向車もなく順調に粉河を経て、めっけもん広場で地元の桃の初物をゲット、京奈和道から阪和道で快調に帰阪した。
十数年ぶりの展望と花の龍門山だ。花季終了間際のキイシモツケになんとか間に合ったが、正直コテマリとの差をあまり感じなかったのは鈍感なためか。小粒の山なれども暑さと体力低下もあってしんどい山だ。
(龍門山ハイキングマップ)
(中央コース登山口)
(樹林帯をジグザグに登る)
(明神岩分岐広場)
(明神岩から霞んだ紀の川を望む)
(蛇紋原岩頭)
(蛇紋原から紀の川流域を望む(下山時))
(笹原樹林帯を進む) (キイシモツケの残り花) (龍門山山頂広場)
(キイシモツケの拡大) (キアゲハ) (山頂から紀泉山脈を望む)
(三角点)
(磁石岩の説明) (水越峠帰着)
オカタツナミソウ(中央コース)
モチツツジ(中央コース) シライトソウ(中央コース)
ヒメバライチゴ(山頂)
キイシモツケ(山頂) キイシモツケ拡大(山頂)
ホウノキ(山頂) モリアザミ(山頂) クサフジ(農道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 龍門山
Homeへ