八ヶ尾山(677.6m)

 

★ひとこと   「つまご坂から南尾根で八ヶ尾山を経て長谷山へ周回」

八ヶ尾山から雨石山を望む


★行った日   2020年4月25日(土) 快晴    単独

★コース
高槻7:10(府道46、府道407、R372、R173、林道)=8:33つまご坂登山口P8:44→猛虎岩9:24→9:55(677.6m)八ヶ尾山10:19→西峰10:34→筱見四十八滝分岐11:19→11:37(605m)長谷山(昼食)12:08→上筱見分岐12:30→弁天池12:45→12:51つまご坂登山口P13:00(林道、R173、R372、府道407、府道46)=高槻14:22

 きょうは久しぶりの快晴、3日前に訪れた雨石山の西隣の展望の山だ。あまり歩かれていない非3密ルート、八ヶ尾山南尾根から登り山頂を経て弁天池へ周回の計画だ。雨石山へ登るときの小原自然公園と反対にR173を左折、林道をしばらく走ると道端の斜面にある祠の隣に小さなつまご坂登山口の表示があり、道端の2台分くらいのスペースに駐車だ。
 道路反対側にある池の蛙のよく響く声を聞きながらスタートだ。祠の横から鮮やかなコバノミツバツツジの点在する雑木林のしっかりした道を登り、やがて西北にトラバース気味に進むとCa420で南尾根に乗る。ピンクのツツジと岩壁が点在する、東北に見える地形図通りの岩場が奇麗だ。大岩の点在する急な尾根を喘ぎながら登り続け、Ca500の名前負けの猛虎岩を過ぎてコバノミツバツツジの散在する尾根道を頑張ると八ヶ尾山山頂広場だ。アセビ満開の山頂からは遮るもののない好展望、紺碧の空のもと東に雨石山、西に小金ヶ岳や三岳、南に弥十郎ヶ岳など北摂の山並み、北に長老ヶ岳など丹波高地の山々が連なっている。スマホアプリで山座同定しながら山頂を独占して陽光を浴びているとうとうとしそう、眠気を払って小金ヶ岳を正面に下山開始だ。早速ヒカゲツツジが現れ、陽光に映える満開の花に覆われたスリル満点の岩稜を小金ヶ岳を眺めたりしながら少し下ると西峰だ。

    (つまご坂登山口)    (雑木林のしっかりした道を進む) (Ca420で南尾根に乗る)

(地形図通りの岩場に咲くツツジ) (大岩点在の稜線を登る)  (名前負けのCa500猛虎岩)

  (Ca600急坂が続く)    (遮るもののない八ヶ尾山三角点) (三岳を正面に下り始める)

                (八ヶ尾山山頂から360度の大展望)

  (ヒカゲツツジ咲く岩稜)     (岩稜から三岳を望む)         (西峰ピーク)

 しばらく絶景の岩尾根を渡り歩き、Ca600を切るとヒカゲツツジもなくなり広葉樹林の尾根を下る。最低鞍部を過ぎてコバノミツバツツジの点在する芽吹く前の明るい広葉樹林尾根を登り返す。次の鞍部で筱見四十八滝を右に分け、山稜の中腹の道を直進し、長谷山の巻道を右に見て藪っぽい尾根芯を登ると灌木に覆われたCa605長谷山だ。北斜面が刈り払いされて真正面に八ヶ尾山が鎮座し、たどってきた八ヶ尾山西尾根が眼前に横たわっている。景色をおかずに定番の昼食後、尾根筋を下る。初めは正面に山里を望む快適な下り道だが、巻道と合流後は倒木をくぐったり乗り越えたりして難儀な道を下る。上筱見分岐の鞍部で間違って山肌をいく広い道を直進、間もなく倒木の巣に遮られて元へ戻る。分岐点で東へ下る谷間の赤布を見て倒木の多い谷筋を下る。見た目は通れそうにないが実際は通り抜け可能、植林帯の谷筋をどんどん下ると弁天池だ。池の縁を辿って堰堤を越え、しばらく林道を下ると駐車地点だ。
 終日快晴の山日和の一日、人に会わない非3密のトレッキングで免疫力アップだ。コバノミツバツツジ点在の芽吹く前の明るい南尾根、ヒカゲツツジと岩稜の西尾根など、紺碧の空に映える色彩が印象的だ。余談だが、この大型連休中はつんどく中の堆積物の読書週間だ。

(ヒカゲとコバノミツバのコラボ)(岩稜から北摂の山並みを望む) (ミツバツツジ咲く最低鞍部)

 (ミツバツツジの稜線を進む) (鞍部の四十八滝分岐を直進) (八ヶ尾山を正面に稜線を行く)

 (長谷山から端正な八ヶ尾山)  (表示のない長谷山頂上)    (山里を垣間見ながら下る)

  (迷い易い上筱見分岐)      (倒木の谷筋を下る)        (植林帯を進む)

   (弁天池の縁を進む)    (弁天池越しに長谷山を望む) (林道を進むと駐車場はすぐ)

★道で出会った花 

 コバノミツバツツジ(八ヶ尾山)   キランソウ(八ヶ尾山)       アセビ(八ヶ尾山)

   ヒカゲツツジ(八ヶ尾山)     ヤマザクラ(八ヶ尾山)      シハイスミレ(長谷山)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図 村雲

Homeへ