笠松山(244.4m)善防山(251m)
★ひとこと 「古法華寺から笠松山を経て展望岩尾根で善防山へ」
笠松山の好展望岩尾根
★行った日 2020年6月16日(火) 晴一時曇 単独
★コース
高槻6:44(新名神、山陽道)=加古川北IC(県道43、県道81、林道)=8:25古法華寺P8:38→笠松山登山口8:46→9:06(244.4m)笠松山9:12→善防山登り口9:51→10:19(251m)善防山10:34→10:57古法華寺P11:10(林道、県道81、県道43、地方道)=加西フラワーセンター(県道716、県道24、R427、県道8)=多可町(県道8、県道86、県道77、R372、府道407、府道46)=高槻
笠松山は播磨の中心部にあって、低標高ながら好展望の岩尾根とともに、麓の古法華(ふるほっけ)石仏群もある兵庫100山の中でも好きな山の一つだ。この山は凝灰岩の長石(おさいし)を産し、磨崖佛の如来三尊像はじめ多くの石仏を配し、この地に石の文化をもたらしている。古法華寺を起点に笠松山を経て善防山へ周回の計画だ。今回はここからすぐ近くの加西フラワーセンターにも寄り道するつもりだ。中国道は吹田・池田間で工事通行止めだが新名神にて約1時間半で古法華寺駐車場到着だ、
駐車場から鎖ゲートを越えて林道を北へ入ると石彫跡のある旧石切り場で行き止まりだ。元へ戻り、古法華寺観音堂前を通って七福神が見守っている笠松山登り口に入る。露岩を過ぎて岩盤の露出した灌木帯の尾根を登り、下山時に通る予定の周回路に合流だ。正面に笠松山展望台を見上げながら急坂を頑張ると笠松山山頂だ。展望台からは360度の大展望、きょうは霞がかかって見通しは悪いが、明神山や笠形山など播磨の山々が田園地帯の彼方に望めた。
(古法華石仏周辺マップ) (古法華寺観音堂に一礼) (七福神見守る笠松山登り口)
(露岩を登る) (灌木帯を登る) (正面の笠松山展望台)
(展望台下の三角点) (展望台から善防山を望む) (善防山を正面に尾根を下る)
(笠松山から360度の展望)
善防山を正面に急な岩尾根を下り、先程の分岐から左の周回路に入って右下に古法華寺を垣間見ながら展望尾根を進む。切り立った岩肌の目立つ石切り場を左に見ながらアップダウンしながら進むと通行止の吊橋分岐だ。吊橋を左に見おろしながら岩尾根を直進して下り、林道に降り立って左へ少し進み、善防山登り口から斜面に取り付くとすぐに吊橋の南端だ。アップダウンを繰り返しながら灌木の茂る尾根道を登りつめると善防山頂上の城跡だ。東側の視界が開け、遠くは視界不良だが灌漑用ため池の多い播磨の田園地帯が広がっている。小休止後、往路通りに下山、山体を構成する長石を彫った磨崖佛の如来三尊像が見守る駐車場帰着だ。帰途、近くの加西フラワーセンターに立ち寄る。春の花には遅過ぎたが、広大な園地の花壇や温室には、名も知らぬ色とりどりの花が咲き乱れている。今年はコロナ禍で閉園だったが来春にはぜひ訪れたいものだ(入場料500円「70歳以上250円」)。園内を散策して売店にて実山椒の苗を購入、ヤボ用の多可町を経て一般道で帰阪。
平日にもかかわらず散策する多数の方々に出合うのも、石仏巡りから尾根歩きまで種々の歩きがこの山域でできるからだ。印象に残ったのは古法華の長石と眼下に広がる田園地帯を眺めながら歩く展望の良い岩尾根だ。
(展望岩尾根を進む)
(美しい灌木尾根を行く) (凝灰岩の長石の石切り場)
(展望岩尾根が続く) (吊橋は通行止めのため迂回) (林道の善防山登り口)
(吊橋を左に見て善防山へ)
(善防山へ尾根道を行く)
(道端に咲くササユリ)
(善防山から東方を望む)
(善防山城跡) (笠松山を正面に往路を戻る)
(磨崖佛「如来三尊像」)
(加西フラワーセンター) (温室のベゴニア)
(四季の花壇)
★道で出会った花
モチツツジ?(笠松山) サンショウバラ(笠松山) ササユリ(善防山)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 笠原
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