半国山(774.2m)

 

★ひとこと   「初秋の展望を期待して丹波の半分が望める半国山へ」

半国山頂上


★行った日   2029年9月19日(土) 晴一時曇 単独

★コース

高槻6:22(府道46、府道407、R372)=宮川登山口7:25→7:59金輪寺9:04→旧登山道出合8:23→9:21展望所9:28→井出分岐9:43→10:00(774.2m)半国山10:26→るり渓分岐10:41→音羽の滝11:09→11:27音羽渓谷11:36→林道始点11:45→赤熊11:58→宮川登山口12:24(R372、府道407、府道46)=高槻13:20

 初秋の晴天が期待できる4連休の初日は丹波の国の半分が望めるという近場の半国山だ。このところ毎年秋に訪れているが、穏やかな低山にもかかわらず年々しんどくなり、いつまで登れるか心配だ。亀岡から社方面へ向かうR372を進み、R477合流点から宮川集落に入って宮川神社をめざすと半国山登山口、2、3台道端に駐車可能だ。
 宮川神社前のネット扉を開閉して金輪寺の参道を登り始める。木漏れ日を浴びつつ樹林帯の参道をゆっくり登り、ヤマナシやギンナンが転がっている道を登りきると車道出合だ。参拝者駐車場から石段を上がると金輪寺本堂だ。涼風に吹かれて小休止後本堂の横から道標に導かれて裏山へ、歴代住職の墓所を経て山稜を進む。アカマツ林を経て斜面を下り、旧登山道に合流して尾根道を進む。急坂と緩斜面を繰り返しながら1時間ほど登ると東側が切り開かれた展望所だ。眼下に広がる亀岡方面の山里を眺めながら小休止、しばらくながらかな尾根道を進むと井出分岐の高圧線切り開きだ。植林帯を過ぎて、るり渓を左に見て右折、広葉樹林帯をしばらく進み、最後に急坂を頑張ると展望の開けた半国山頂上広場だ。あまり透明度はよくなく比良山系は霞の彼方だったが、しんどい思いをして登ってきた山頂からの展望は何事にも代えがたい心地だ。

    (宮川神社前の登山口)  (木漏れ日を浴びつつ参道を上る)    (金輪寺本堂へ)

(金輪寺から整備された登山道へ)  (旧登山道合流)       (雑木林の登山道を行く)

 (新たに整備された展望所)  (展望所から亀岡方向を望む)   (井出分岐の切り開き)

   (広葉樹林帯を登る)          (半国山頂上)        (山頂から北へ下る)

 風景を堪能して山頂から北へ稜線を下る。鞍部でるり渓を左に分け、赤熊へ植林帯を下る。しばらく下ると道は荒れ始め音羽の小滝からガレ場が続く。渇水状態の音羽渓谷に沿って下り、ちょろちょろの音羽の滝からはさらに厳しくなり、川底のような道を下り続ける、水量がもう少し多ければそれなりの渓谷美だが、渇水状態の音羽渓谷はいまいちだ。林道始点から俄然歩き易くなり、赤熊で集落に入り、山裾を草花を愛でながら県道をしばらく南下すると宮川登山口だ。
 宮川登山口から金輪寺を経るコースは歩き易い道だが、赤熊へ下る音羽渓谷沿いのコースは荒れているので注意が必要だ。藪っぽい尾根道だが烏帽子山からP601を経て東大谷の浄光寺へ下る尾根道のほうが歩き易いと思われる。

                   (半国山頂上からの展望、東北〜東南〜西南)

  (るり渓分岐から赤熊へ)     (川底のような道を下る)       (音羽の滝)

     (荒れ果てた登山道)        (林道始点)              (ネット扉)

         (赤熊)              (宮川登山口へ帰着)          (ハイキングマップ)

★道で出会った花

     イヌコウジュ? (赤熊)        ツユクサ(赤熊)             ゲンノショウコ (赤熊)

     コマツナギ (赤熊)         ナンテンハギ?(赤熊)           ワレモコウ(赤熊)

     シラヤマギク?(赤熊)        タカサゴユリ (赤熊)         ヒガンバナ (赤熊)

      ギボウシ(宮川)           ミズヒキ (宮川)           キツネノマゴ (宮川)

      カタバミ(宮川)            シオン (宮川)          ヤブツルアズキ (宮川)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  埴生(はぶ)

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