金剛山(1125m)

 

★ひとこと   「池の川谷から千早峠経由ダイトレを経て文殊尾根へ」

にわか雪の夫婦杉参道


★行った日   2020年12月14日(月) 曇一時にわか雪    単独

★コース
高槻7:00(名神、近畿高速、南阪奈道)=羽曳野IC(R170、R309、府道705)=8:55池の川谷林道P9:04→林道終点9:37→千早峠9:46→10:24(934.8m)高谷山10:31→(937m)中葛城山10:50→久留野峠10:56→伏見峠11:35→11:42大屋根広場(昼食)12:02→一の鳥居12:22→葛城神社12:32→国見城跡12:42→尾根道分岐12:54→文殊尾根登り口B13:38→13:54池の川谷林道P14:01(府道705、R309)=美原北IC(阪和道、近畿高速)=高槻15:37

 このところの暖気が去ってきょうから寒波襲来、寒中登山第一号は金剛山だ。なつかしい通勤渋滞に遭遇、一般道、高速ともノロノロでやっとRW千早駅に向かう県道沿いの池の川谷林道分岐点の駐車場に到着だ。
 天誅組が通ったという河内と五条を結ぶ千早峠越の道を通るのは初めてだ。池の川谷に沿って杉植林帯の道を、途中で紛らわしい作業道を分けながらなだらかに登る。郡界尾根を越えるあたりで林道終点、山道に入って等高線に沿うように進むとダイトレに出合い、左前方が千早峠だ。五条方面を右に分け、急な丸太階段の続く県境尾根のダイトレをひたすら上ると、ミヤコザサ林床の杉林の平坦な尾根道となり、しばらく進むと林間の高谷山だ。標高900を超す稜線の道は風当たりが強く、フードなど寒風対策をする。所々で樹林帯の途切れた笹原越しに霞む五条方面の田園地帯を眺めながら稜線を進むと中葛城山だ。樹林帯の急な丸太階段を少し下ると久留野峠の十字路だ。左にRW千早駅、右に久留野林道を見送って直進、しんどい稜線を登り返し、しばらく進むと地蔵だ。祠から西へ地蔵尾根(地形図の点線の道)を下るとRW千早駅だがロープで閉鎖だ。P1022ベンチから千早園地の建物群を樹林越しに眺めながらなだらかに下り、天ヶ滝分岐を過ぎると伏見林道出合の伏見峠だ。この辺りから吹雪状態、近くの千早園地の大屋根広場で風雪を避けて定番昼食だ。

  (池の川谷林道入口駐車場) (杉林の歩き易い道を千早峠へ)  (千早峠からダイトレへ)

  (笹原林床の杉林を行く)         (高谷山)       (稜線から曇り空の五条方面)

     (中葛城山)            (久留野峠)             (地蔵の祠)

       (伏見峠)         (吹雪の千早園地)            (一の鳥居)

 熱いコーヒーで暖まってから、降雪もチラチラ状態になってきたので出発だ。大阪最高峰近くの大規模な壁面改修工事現場を過ぎ、時折下ってくる登山者に挨拶を交わしつつ進むと一の鳥居だ。いつもながら立派な仁王杉に挨拶後、きょうの最高点の葛城神社に手を合わせて春日灯篭の並ぶ夫婦杉の参道を下ると転法輪寺だ。人の少ない国見城跡から霞む大阪方面を眺めてから文殊尾根下りだ。植林帯尾根を根気よく下り、最後に木の根の絡む急坂を下ると伏見林道出合だ。トチノキの大木を過ぎて急な林道を下ると百ヶ辻、県道を少し下ると駐車場だ。
 今冬初めての寒波によるにわか雪の金剛山だ。霧氷とまではいかなかったが雪のちらつく大杉の並ぶ静かな山頂界隈を楽しむことができた。

    (仁王杉の参道)           (葛城神社)          (夫婦杉の参道)

   (ただいま零度)       (国見城跡から霞む大阪平野)  (文殊尾根を下り始める)

 (木の根の絡む急坂を下る)    (文殊尾根登り口B)       (百ヶ辻へ帰着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  御所、五條

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