(強風に成長するエビのシッポ) (なだらかな霧氷尾根を行く) (青空に輝く霧氷)
(笛吹岩から霞む大台ケ原を遠望) (強風の尾根を行く)
(やっと避難小屋到着)
(ただいま−7℃)
(強風の高見山頂上) (山頂から曽爾の山々を望む)
山頂は、霞んでいるが北側には曽爾の山々、東〜南には台高の山並み、西には雲に隠れているが金剛山系の展望台だ。小屋で定番の昼食後、風の収まるのを待って下山開始だ。山頂直下で三嶺への縦走路を左に分け、南斜面の下り道に入ると山陰に入って無風状態だ。しばらく飯高町方面の山間が見渡せる灌木帯をジグザグに下る。葉を落としたブナなどの広葉樹林帯に入ると南斜面らしく登山道以外の林床は融雪して落葉層が露出、登山道のみ積雪した白い道がうねうねと尾根筋に続いている。黄葉の季節には素晴らしい景観が期待できそうな所だ。台高山脈が見渡せる絶好の休憩ベンチを過ぎて少し下ると石塔のある小広場だ。そのまま階段を下るとトイレもある大峠の駐車場だが、小峠はその手前の表示に従って右折だ。ここでC・アイゼンを外し、ほぼ等高線沿いの植林帯の道を西進だ。水準点904手前で崩落現場らしい格子状擁壁の上端を通るが、台高縦走路の雲ヶ瀬山が眼前に見えている。陰気な薄暗い植林帯をうねうねと進み、R166から上がってきた林道と合流して大峠と反対方向にそのまま進むと小峠だ。ここから往路通りに下って順調に帰り着いた。山頂付近で十数人の登山者と出合ったが、その殆んどは平野から、杉谷の2台の車はなく残っていたのは自分の車だけだ。帰りの途中で朝に見られなかったピラミダルな高見山の姿を振り返り、高見川沿いにR169に出て、御所経由で帰阪した。
雪は少なかったが、山頂稜線では北風が吹きすさび美しい霧氷の華が奇麗だった。特に、標高1000以上の稜線を飾る樹林帯の尾根道、山頂からの大展望などが素晴らしく、南斜面の樹林帯も美しい。
(高見山頂上から東北の曽爾の山々を望む)
(高見山頂上から西南の大台ケ原方面を望む)
(山頂から下り始める)
(無風の南面をジグザグに下る)(途中から飯高町方面を望む)
(美しい樹林帯を下る) (見晴らしの良い休憩ベンチ) (大峠)
(格子状擁壁上端を通る)
(杉林の水平道を行く) (小峠)
(高見山登山口)
(高見登山口BS) (ピラミダルな高見山)