岩湧山(897.1m)編笠山(635m)


★ひとこと   「早春の花を求めて岩湧寺からタツガ岩を経て岩湧山へ」

西タツガ岩

★行った日   2021年3月4日(木)  晴後曇   単独
 
★コース

高槻7:05(名神、近畿道、南阪奈道)=羽曳野IC(R170、R310、府道221)=8:58岩湧の森P1 9:08→岩湧寺9:30→編笠山登り口9:42→(635m)編笠山10:03→東タツガ岩10:11→10:22一徳防山分岐(四差路)10:40→10:50西タツガ岩11:00→林道出合11:18→11:34ネバシ谷入口11:48→道消失12:36→13:09鉄塔77(昼食)13:33→鉄塔75 14:04→(897.1m)岩湧山14:36→林道始点14:46→ダイトレ出合15:04→15:19展望デッキ15:27→15:51岩湧の森P1 16:00(府道221、R310、R170)=羽曳野IC(南阪奈道、近畿道)=高槻17:37

 暖かい日差しに誘われて岩湧山の早春の花探索だ。このところ毎年岩湧山を訪れているが、いずれも秋海棠がらみの秋口ばかりだ。そこで春の花を求めて西タツガ岩の岩頭や横谷集落を織り交ぜて岩湧山を周回の計画だ。近場なのでゆっくり家を出発、通勤渋滞に遭いながら大阪郊外を南下、ひと気の少ない岩湧の森P1に到着だ。
 花らしくないマンサクの花を見ながら、最近は重い冬靴ばかりだが、きょうは常用の軽登山靴で足取りも軽く出発だ。あまり見ない黄色の花を放射状に付けたヒイラギナンテンを眺めながら車道を進み、途中から階段を上ると四季彩館だ。開館準備中で素通り、静かな岩湧寺に手を合わせて大杉の間を抜けるが、付近のシャクナゲの花芽は意外に少なく今年は裏年のようだ。岩湧山登山口を横目に、横谷付近では滝畑横谷林道に名を変える加賀田滝畑林道を進み、峠のカーブ地点の編笠山登り口から尾根沿いの丸太階段を上る。植林帯の急坂を登り、岩湧山のカヤト原が間近に見える鉄塔を経て少し進むと林間の編笠山頂上だ。この先、一徳防山へ向かうが、途中の見晴らしの良い岩頭の東タツガ岩に寄ってみる。急坂をちょっと下ると、右は一徳防山、直進は西タツガ岩、左は南タツガ岩(ねずみ岩)の四差路だ。初めて聞くねずみ岩へ「南タツガ岩(ねずみ岩)へ10分」の手書き表示に誘惑されて10分ほど行ってみるが何も発見できず元へ戻って西タツガ岩へ下る。岩稜混じりの急坂を少し下ると展望抜群の西タツガ岩だ。南に岩湧山の全景が望め、これから登る鉄塔77尾根や、下り道近くのみはらしの道の尾根が視認できる。

     (岩湧の森P1)           (岩湧寺)         (岩湧山登山口を横目に直進)

    (編笠山登り口)      (岩湧山の見える鉄塔を通過)    (林間の編笠山頂上)

 (東タツガ岩の手書き表示)    (見晴しの良い東タツガ岩)      (一徳防山分岐)

(ねずみ岩見つからず引き返す)   (岩稜のある急坂を下る)      (西タツガ岩)

                   (西タツガ岩から岩湧山の全景)

 西タツガ岩から岩稜のトラロープで下ることができるが、ヘルメットもないので安全を期して急坂の山道を下る。岩稜を見上げるとなかなかの高度感があり、南面の岩場に早くもコバノミツバツツジが咲いていた。布引滝を省略、谷筋を渡って尾根へ登ると、滝畑横谷林道出合だ。滝畑方面へ道端に咲くセリバオウレンを愛でながらしばらく下るとネバシ谷入口だ。直進の夕月橋を見送って右折、横谷集落付近をぶらぶらする。集落には栽培種が野生化したようなフクジュソウが一株、数株のワサビなどが道端を彩っていた。先程のネバシ谷入口から谷筋に入り、渡渉を繰り返しながら倒木の多い植林帯の巡視路?を進む。谷筋一帯に林業作業用ピンクリボンのある藪っぽい谷筋でルートを外れて谷筋を直進、踏み跡もなくなり右上の鉄塔77めざして劇登りだ。手がかりの少ない落葉と小倒木の急坂は登り難く、非力な体力で息をゼーゼー言わせながら標高差2、30mの尾根道へ30分以上かけて擦り傷を作ってたどり着く。やはり道間違いは戻るのが絶対だ。疲れ果てて鉄塔77に座り込み、展望はあまりよくないがここで店開きだ。何とか元気を回復して主稜線に向かって尾根を登り始め、鉄塔76を過ぎて、岩場のへつり桟道を注意深く渡ってちょっと登ると鉄塔75のダイトレ出合だ。ハイウエイのような稜線の道を東進、枯れたハバヤマボクチの坊主頭を眺めながらカヤトの丘を登りきると岩湧山頂上広場だ。

   (西タツガ岩を見上げる)        (急坂を下る)          (林道出合)

    (ネバシ谷入口)       (林道に咲くセリバオウレン)    (横谷集落をぶらぶら)

    (道端のワサビ)         (道端に咲くフクジュソウ)   (渡渉を繰り返すネバシ谷)

 (道消失で尾根へ劇登り)     (鉄塔77へプラ階段を上る)   (小谷をへつる桟道を行く)

  (鉄塔75でダイトレ出合)       (カヤトの丘へ)          (岩湧山頂上広場)

 きょうは春霞のような空模様ながら、眼下の河内平野を中心に、西南には近くの和泉山脈の峰々、東北には生駒山から金剛山に連なる山々が広大た。カヤト刈りの人々越しに眺望を楽しんでから、三角点を経て金剛山を正面に見て下山開始だ。樹林に入る手前の鞍部から千石谷林道を下り、五ッ辻手前から踏み跡をちょっと登ると岩湧の道分岐点のダイトレ出合だ。岩湧の道を岩湧寺めざしてしばらく下ると水場もある展望デッキだ。フルーツゼリー休憩後、急だが滝もある爽やかな谷沿いのぎょうじゃの道を下る。美しい自然林の道だが、下るのに飽きた頃やっと車道出合、その先が岩湧の森P1だ。
 早春にじっくり岩湧山を訪れたのは初めてだが、岩湧寺周辺ではツバキやマンサクが満開、横谷集落辺りではフクジュソウやワサビが花盛り、存分に春の息吹を感じることができた。また、編笠山近くの西タツガ岩も岩湧山が間近に望める美しい岩稜だ。なお、ネバシ谷巡視路は周辺に林業用テープが多数あり紛らわしいので注意が必要だ。

                     (岩湧山から西方を望む)

                     (岩湧山から東方を望む)

 (金剛山を正面に下山開始)  (放置簡易衝立から尾根へ) (ダイトレからいわわきの道へ)

  (展望デッキで小休止)     (ぎょうじゃの道を下る)        (岩湧の森P1帰着)

★道で出会った花

    マンサク(岩湧の森)    ヒイラギナンテン(岩湧の森)     ツバキ(岩湧の森)

    ツバキ(岩湧の森)      シャクナゲ花芽(岩湧の森)     アセビ(タツガ岩)

   セリバオウレン(横谷)      オオイヌノフグリ(横谷)      タネツケバナ(横谷)

    フクジュソウ(横谷)       ヒメオドリコソウ(横谷)       ワサビ(横谷)

   ミヤマシキミ(ネバシ谷)    ハバヤマボクチ(岩湧山)     コブシ花芽(岩湧の森)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  岩湧山

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