大文字山(465.4m)長等山(354m)諸羽山(220m)

 

★ひとこと   「皇子ヶ丘公園から山科疎水経由哲学の道を経て大文字山へ」

大文字火床から霞んだ京都市街を望む


★行った日   2021年3月26日(金) 晴時々曇  単独

★コース
 高槻7:09(名神、湖西道路)=8:23皇子ヶ丘公園P8:32→山上不動堂8:40→長等山テラス9:10→9:34(354m)長等山9:44→灰山遺跡10:08→大津航空無線標識所(大津VOR)10:36→疎水公園分岐10:49→11:03休憩11:13→P381 11:19→蔭山11:43→(261m)柳山11:53→(220m)諸羽山12:02→諸羽山登り口12:14→毘沙門堂分岐12:23→疎水第3トンネル入口12:52→12:59大休止(昼食)13:20→6差路13:36→日向神宮13:50→蹴上インクライン13:57→南禅寺三門14:07→若王子橋14:30→法然院の森登り口14:38→14:56休憩15:02→大文字中央火床15:17→15:42(465.4m)大文字山15:51→Ca380分岐16:06→林道出合16:25→毘沙門堂前16:43→17:00JR山科駅(JR)17:02=JR大津京17:09→17:24皇子ヶ丘公園P17:34(湖西道路、R1、府道118)=鴨川東IC(第2京阪、京滋BP、名神)=高槻18:50

 例年より10日ほど早く満開を迎えたので京都東山界隈の桜見物だ。滋賀の皇子ヶ丘公園を起点に大津VORを経て山科疎水公園から蹴上へ抜け、哲学の道経由法然院から大文字山を経て山科へ下るつもりだ。通勤渋滞に遭いながら高速に入り、霞のかかった山々を眺めながら順調に進み、8時半開場の皇子ヶ丘公園駐車場に到着だ。
 朝日を浴びて輝く満開のサクラを眺めながら歩き出し、広場の東屋の横から早尾神社参道の石段を上る。よく通る西大津バイパスを赤い欄干の橋で渡ると早尾神社だ。拝殿に手を合わせて手前を南へ下り、山上不動尊を通り抜けてバイパスの高架橋手前から細道の劇登りだ。杉林の尾根端に上がるとはっきりした山道となり、竹藪や雑木林の尾根道を登ると長等山テラスだ。ここは湖南の展望台だがきょうは濃厚な霞のため真っ白だ。近くの千石岩の片鱗を思わせる大石の下を通り抜け、ゴルフ場をなぞるように稜線を進み、視界の閉ざされた△370を過ぎて杉林に入ると如意越道に合流だ。長等山に寄るべく三井寺方面へ下るが、山頂からは霞んで何も見えず、元へ戻る。多少の倒木はあるが概して歩き易い樹林帯の道を西へ進み、京都滋賀府県境の鉄塔を過ぎると庭石のように岩石が配された灰山遺跡だ。先程の千石岩など如意ヶ岳や比叡山は主として花崗岩だが、灰山遺跡は石灰岩だそうだ。幾つかの小尾根をぬうように等高線に沿って整理された倒木帯の山腹道を進み、最後に皆伐された急な草地の小尾根をジグザグに登ると林道のガードレールの切れ目だ。

(すがすがしい皇子ヶ丘公園P)   (早尾神社参道を上る)    (早尾神社に手を合わせる)

    (山上不動尊へ)         (高架橋手前を劇登り)      (植林帯の道を行く)

    (もやった道を登る)    (視界不良の長等山テラス)        (△370を行く)

 (三井寺分岐を長等山へ)      (何も見えない長等山)     (鉄塔で府県境を越える)

  (石灰岩散らばる灰山遺跡)  (倒木の多い山肌を行く)    (ガードレール切れ目で林道へ)

 林道からは山科から湖南にかけて展望が広がっているはずだが、きょうは山々のシルエットが霞んでいるだけだ。林道をしばらく西へ進むと、如意ヶ岳山頂のある大津VOR(大津航空無線標識所)だ。通り抜けできないので、金網の外周の踏み跡を半周し、少し尾根道を進むと雨社大神手前で疎水公園(道標は三井寺)方面へ左折だ。松やヤブツバキの多い尾根道を南下、P381で方向を東にとり、Ca360で三井寺を東に分けて諸羽山方面へ南下だ。2本の鉄塔を通過して蔭山を過ぎるとP261柳山の先が足下にJR山科駅が望める大岩点在の白岩だ。最後のピークの諸羽山を過ぎると咲き始めたコバノミツバツツジが散在するなだらかな斜面を下る。最後に山科市街を正面に見て急斜面を下ると疎水公園だ。如意越から続くこの尾根は、楽な下り尾根と考えていたが、3っつのピーク(蔭山、柳山、諸羽山)は疲れた身体にとってしんどい上り坂だ。急に散策する人の増えた旧疎水の遊歩道を西へ進むと、1970年湖西線建設時に開設された琵琶湖疎水第2トンネル出口だ。満開のサクラが堤を飾る疎水縁を進み、安朱橋(毘沙門堂分岐)から少なくなった堤防のサクラのためか水面が広がり、意外に早い水の流れと競争して進み、第3トンネル入口から蹴上に向かう山道だ。当初、疎水縁を予定していたが大混雑のため、沢沿いの丸太で昼食だ。

  (大津VOR北側を周回)   (疎水公園(三井寺方面)分岐)      (P381を東へ)

 (三井寺を東に分けて南下)       (柳山を通過)       (JR山科駅の見える白岩)

    (諸羽山を通過)    (コバノミツバツツジの道を下る)(山科市街を正面に急坂を下る)

    (疎水公園へ着地)    (疎水第2トンネル出口を行く)    (毘沙門堂分岐付近)

    (疎水べりを西へ)   (疎水第3トンネル入口から山道へ)    (沢沿いに北上)

 道なりに沢筋を詰め、鉄塔の柵横をなだらかに進むと七福思案処の6差路だ。蹴上に向かうべく稜線を越えてP218神明山を過ぎ、京都一周トレイルの道標通りに進む。日向神宮の石段下を素通りしてしばらく下ると疎水第3トンネル出口の蹴上だ。京都市街を借景にサクラ満開の疎水縁は最高だ。台車も展示されているサクラ満開のインクラインから南禅寺に向かうが、軌道跡の斜面は観光客で大混雑、人混みを避けて横の細道を下ると南禅寺だ。絵になる南禅寺三門を抜けて永観堂前を通って哲学の道へ向かう。若王子橋から川沿いの径を北上するが、ここも雑踏を避けて急いで通過、法然院手前の墓地から山側へ入り、法然院の森の道標に従って大文字山へ向かう。ここも2018年9月の21号台風の被害は大きく、倒木はずいぶん片付けられているがいまだ通行止の個所がある。クスノキの大木並木道を過ぎて樹間から京都市街を振り返りながら登ると、前方に大文字の火床が見えてくる。樹林帯を抜けると草原の急斜面の火床に石段が伸びており、休み休み登りきると火床中央の小広場だ。遠くは霞がかかっているが、広々とした京都市街を見おろしているとここまで歩いてきた疲れも吹っ飛ぶ感じだ。

  (6差路道標:御陵→蹴上へ)   (日向神宮前を通過)    (疎水第3トンネル出口の蹴上)

    (蹴上のインクライン)    (大賑わいのインクラインの花見)    (南禅寺三門)

    (永観堂前を素通り)        (哲学の道を行く)      (法然院裏山から大文字山へ)

 (クスノキの大木の道を登る)   (京都市街を振り返る)    (前方に見える大文字火床)

(大文字ヒダリマタの階段を上る)  (大文字中央火床)        (大文字山へ登る)

 火床の草原から雑木林に入り、良く踏まれた道をしばらく登ると大文字山三角点広場だ。この時刻に登るのは珍しく、斜光に霞む山科〜東山〜京都市街を眺めながらフルーツゼリー休憩で最後の元気回復だ。京都一周トレイルを辿って南下、途中でトレイルと別れて山科方面へ南下、Ca380で尾根方向を東に変えP400へ向かう。P400から南下すれば後山階陵への道があるが、初めての尾根を下るべく手前のCa380で南下だ。尾根端のCa325で直進すればよかったが、目印のある谷筋ルート入ってしまい、一応通れるが一昨年の21号台風による倒木の巣だ。少し先で直進ルートと合流、貯水池を経て安祥寺林道段野谷線合流だ。しばらく下るとゲートを介して安祥寺林道に合流、後山階陵から毘沙門天を経て住宅街を南下、安朱橋を過ぎてしばらく下るとJR山科駅だ。すぐ来た電車でJR大津京へ、15分ほど坂道をフーフー言いながら歩くとやっと湖岸の夕日が美しい駐車場だ。これでゆっくり帰りのドライブと思ったが、西大津バイパスを順調に南下すれど、京都東ICに近づくと大渋滞だ。全く動かないので事故と判断、何とか苦労してR1に出るがこれものろのろだ。やっと新十条通に出て稲荷山トンネルから第2京阪、京滋バイパス、名神と遠回りして帰り着いた。
 山科疎水、蹴上、哲学の道などのサクラ満開の名所を楽しむことができた。また、大文字山や如意ヶ岳などの芽吹く前の明るい尾根歩きも楽しい。今回は欲張って少し長距離になってしまったが、お好みに応じてどこででも区切れるルートだ。


                 (大文字火床から霞んだ京都市街を望む)

   (大文字山三角点広場)   (京都一周トレイルを南下) (Ca380で藪っぽい尾根を南下)

 (間違って倒木の谷筋を下る)     (貯水池を下る)            (林道出合)

 (毘沙門堂に手を合わせる)      (毘沙門堂を南下)      (住宅街をJR山科駅へ)

 (疎水出合で最後のパチリ)       (JR山科駅)        (黄昏の皇子ヶ丘公園帰着)

★道で出会った花

    シャガ(早尾神社)      アオダモ?(大津VOR)    コバノミツバツツジ(長等山)

    アセビ(灰山遺跡)      ヤシャブシ(大津VOR)     シハイスミレ(大津VOR)

   タムシバ(山科疎水)      タチツボスミレ?(蹴上)    ツルニチニチソウ(蹴上)

   クサノオウ(法然院)        モクレン(法然院)        シキミ(毘沙門堂)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       京都北山
・2万5千分の1地形図  京都東北部、京都東南部

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