比叡山(848.1m)壺笠山(421m)


★ひとこと   「壺笠山から大比叡を経て紀貫之墓経由無動寺道で周回」

コロナ禍も下火になり久しぶりに賑わうケーブル駅

★行った日   2021年11月14日(日)  晴時々曇   単独
 
★コース

高槻6:04(名神)=京都東IC(湖西道路、県道47)=6:56穴太駅墓地P7:04→住宅地登り口7:20→林道登り口7:53→8:09(421m)壺笠山8:17→神輿山8:32→東海自然歩道合流9:02→夢見ヶ丘9:22→10:07桜茶屋10:17→弁天堂11:05→11:20延暦寺駅11:38→(848.1m)大比叡12:14→12:24休憩(昼食)12:45→延暦寺駅13:00→紀貫之墓13:20→13:39透見岩13:50→林道始点14:15→無動寺道入口14:28→14:40穴太駅墓地P14:46(県道47、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻15:42

 比叡山のびわ湖側東麓にぽっこり居座り、山頂に山城跡や古墳もある壺笠山が主目標だ。穴太(あのう)を起点に壺笠山を経て東海自然歩道と合流、大比叡三角点に挨拶、今回は延暦寺本体は遙拝にとどめて紀貫之墓を経て無動寺道で周回の計画だ。白鳥越は京都の一乗寺から滋賀の穴太を結ぶ道で山中越え以前からあった古道だ。きょうの前半は白鳥越の滋賀県側をたどる道でもある。当初は野添古墳群の駐車場を利用するつもりだったが、穴太駅近くの県道沿いの墓地広場にとめさせて頂いた。
 墓地横の野添古墳群へ向かう遊歩道を右に見て四ツ谷川を渡って穴太の住宅地へ右折する。舗装道路を直進すると穴太3丁目の住宅街に入り、その右をなぞるように細道を進み、地形図の点線の草深い道を見送って再度住宅地に入る。道の突き当りから倒木のある谷筋に入り、直進すると先程の地形図の点線と思われる掘れた尾根道に出合い、これを左へ進む。右上に鉄塔のある地点の先で左から来た林道に合流、この林道をしばらく進むと林道登り口だ。壺笠山の山腹を巻くように進むと尾根道出合、ここから壺笠山往復だ。雑木林の山頂は古墳跡地を利用した、信長に対抗して朝井・朝倉が立てこもった戦国時代の山城跡だ。山麓の野添古墳群は6世紀ごろだが、山頂の古墳は3世紀後半造築の古代国家成立のころのものだそうだ。元へ戻って神輿山(みこしやま)巻道を左に分け、やや険しい細尾根を直進すると壺笠山と同目的の雑木に覆われた神輿山城跡だ。山頂から険しい急な尾根を下って先程の巻道と合流、崩れた個所もある山腹の水平道を進み、白鳥越古道の名残と思われる結界石碑の先で石の鳥居の柱だけ残る尾根道出合で一息入れる。



 (墓地横の野添古墳群入口)  (県道から穴太住宅地へ)    (穴太3丁目の住宅地を直進)


(住宅地から倒木のある谷筋へ)  (掘れた尾根道を進む)       (林道出合)

      (林道を進む)          (林道登り口)          (壺笠山登り口を左へ)

   (林間の壺笠山城跡)       (壺笠山古墳跡)        (細尾根を神輿山へ)

  (何もない林間の神輿山)    (神輿山から急坂を下る)    (尾根の鳥居?で小休止)


 弁才天丁石の残る尾根道を少し進むと、左から来た東海自然歩道と合流だ。コンクリ手摺道の遊歩道をなだらかに登りつめると夢見ヶ丘だ。すぐ先に眺望の良さそうなドライブウエイや駐車場が見えているが自然歩道からは立入禁止だ。ここから杉林の九十九折れの階段を延々と下ると、出発時に渡った四ツ谷川の源流部だ。川沿いに下る道を右に見て長い急な丸太階段で標高差100mを休み休み息を整えながら上り、車道の下で修学院から来た雲母坂の道と合流、その先が石の鳥居の建つ桜茶屋だ。名称からかつては桜の木の下に休憩所があったと思われるが、いまは単なる広場で休憩ベンチもない。しばらく等高線にそって2キロ弱の美しい針葉樹林の遊歩道が続き、木の間隠れに弁天堂の建物を見ながら無動寺谷へ急坂を下る。涸れた谷筋を渡って対岸の急坂を上ると弁天堂だ。庫裡のワン公にグフグフと唸られ?ながら石畳の道を登ると無動寺道出合だ。閼伽井を経てしばらく奇麗な巨木の道が続くが、いつもながらしんどい坂道だ。コロナ禍も下火になり久しぶりに賑やかなケーブル延暦寺駅を目にしてほっとした感じだ。駅前展望広場からは少し霞んでいるがびわ湖が絶景だ。

 (左から来た自然歩道と合流)   (穏やかに尾根道を登る)     (閉鎖されている夢見ヶ丘)

 (九十九折れの階段を下る)     (四ッ谷川道出合)      (長い急な丸太階段を上る)

 (修学院からの雲母坂道と合流)     (桜茶屋)      (等高線に沿って自然歩道を行く)


 (無動寺谷源頭の対岸を上る)       (弁天堂)          (無動寺谷道と合流)


 (閼伽井の巨木の参道を行く)    (ケーブル延暦寺駅)     (ケーブル駅から湖南を望む)




 ケーブル駅から東塔を遙拝し、山頂へ続く石段を上る。晴れでコロナ明けの日曜とあって車列の続く渋滞中の車道を横切って尾根端に取り付く。墓石列を過ぎて、急な尾根道をひーひー言いながら登ると、東塔から来た道と合流だ。一挙に登山者が増え、中国語や韓国語も聞こえるグループと相前後して登る。観光客の入国はまだだが、日本語以外を聞くと日常が戻ってきた気分になる。一等三角点は撮影待ちで渋滞状態、合間に標石だけ撮ってUターンだ。途中の倒木に腰かけて樹間からびわ湖を眺めながら昼食後、下山開始だ。ケーブル駅からもたて駅へ向かって、びわ湖の見える急な山道を左下の軌道を横目に下る。ケーブルの途中駅は珍しく、もたて駅のインターホンで乗車を知らせると止まってくれるようだ。もたて駅からなだらかな道となり、閉鎖された林間の展望広場を経て、大木の並ぶ爽やかな尾根道をブラブラ下ると紀貫之墓だ。ここから急な尾根道を南へしばらく下ると無動寺道出合だ。その先の透見岩がびわ湖展望ポイント、午前中に登ってきた壺笠山がすぐそこに鎮座している。祠の点在する石段や石畳の無動寺道をしばらく下り、高圧線下あたりから退屈な林道を下ると無動寺道入口の県道出合だ。時々姿を現すびわ湖を眺めたりして1キロほど県道を南下、比叡山高校グランドの先が四ツ谷川に沿って野添古墳群から東海自然歩道を経て延暦寺へ至る「逢(あ)のみち湖(こ)のみち山歩みち」の入口だ。このすぐ先が墓地駐車場だ。
 初めての白鳥越だ。その大半が歩き易い自然歩道と林道だが、壺笠山や神輿山周辺は自然のままの尾根歩きが楽しめる。後半は森林自然豊かな比叡山だ。多くの観光客や登山者の姿を見るとやっと元に戻ってきたと感慨無量だ。

             (ケーブル延暦寺駅からびわ湖を望む)





 (墓石の並ぶ尾根端を登る)   (大比叡一等三角点)         (尾根端を下る)


(延暦寺駅横からもたて山駅へ)  (ケーブルに沿って下る)   (途中で閉鎖された展望台)


      (紀貫之墓)        (色づいた木々の間を下る)    (無動寺谷道と合流)


 (合流点の透見岩からびわ湖) (祠の多い無動寺道を下る) (びわ湖を眺めつつ県道を南下)


★道で出会った花

      サザンカ             マツカゼソウ           ガンクビソウ



★ルート断面図


★地  図


(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・山と高原地図       京都北山
・2万5千分の1地形図  京都東北部

Homeへ