★ひとこと 「南禅寺から大文字山を経て火床経由山科毘沙門堂へ」
南禅寺三門
★行った日 2023年2月12日(日) 晴 単独
★コース
JR高槻駅8:01(JR、京都地下鉄)=8:41蹴上駅8:48→南禅寺三門8:59→滝行場9:18→9:55尾根手前休憩10:03→一周トレイル出合10:07→10:47(465.4m)大文字山10:56→11:12大文字火床11:23→11:47大文字山11:52→雨神社12:10→12:22Ca394ピーク(昼食)12:48→P381
13:02→林道始点13:13→13:39毘沙門堂13:44→13:55洛東高校14:00→14:07JR山科駅14:08(JR)=JR高槻駅14:28
久しぶりに冬枯れた東山を歩いてみたくなって、大文字山界隈の周遊だ。帯状疱疹にかかって半年が経ち痛みは全快したが、後遺症の神経痛が完治せずしこりが残ったままなので無理は禁物、なだらかなコースをゆっくり歩くつもりだ。南禅寺から大文字山を経て火床経由山科毘沙門堂へ下る計画だ。
京都地下鉄の蹴上駅1号出口からインクラインの下を通り抜ける。閑静な南禅寺界隈を通り過ぎると逆光にそびえる三門だ。順光に輝く三門を振り返りながら参道を進み、右に佇む水路閣に立ち寄り、水道橋に沿って東へ向かう。最勝院横を谷に沿って参道を上り、大杉大神の祀られた参詣道を登りつめると奥之院だ。最奥が不動明王が睨みを利かす滝行場だ。石仏の祀られた洞穴の前から滝の上流に上り、殆んど干上がった谷に沿って山道を登る。
(蹴上のインクライン下を抜ける)
(閑静な南禅寺界隈) (南禅寺三門)
(水路閣へ) (水路閣に沿って東へ) (南禅寺最勝院横を進む)
(舗装参道を上る)
(滝行場へ石段を上る) (滝行場の祠を俯瞰)
(赤い橋を渡って石段を上る) (滝行場)
(滝上流の谷筋を登る)
直進は若王子方向だが、静かな間道を登るべく倒木をくぐって右の谷筋に入る。東進するが、気が変わって少し戻り、左の石組みの谷筋を登る。倒木の多い藪っぽい谷筋ながら薄い踏み跡のある支尾根を登る。静かな小広場で息を整えてひと登りすると京都一周トレイル出合だ。急に賑やかになった尾根道を道なりにしばらく進み、林道と交差する広場を経て雑木尾根をなだらかに登ると大勢の人が憩っている大文字山三角点広場だ。展望の良い暖かな広場から、京都盆地の南の彼方に薄く生駒山や金剛山の山並みが望めた。三角点から雑木林の尾根道を15分ほど下ると大文字火床上端だ。ここも暖かい晴の日曜日とあって家族連れやグループ登山で大賑わいだ。視界の開けた大文字火床は、西山と北山を背景に京都市街の展望台だ。
(倒木をくぐって右の谷筋へ)
(石組みの左の谷筋へ) (藪っぽい谷筋を登る)
(一周トレイルに合流) (林道合流店の広場) (大文字山三角点広場)
(雑木林を下る) (渋滞の大文字火床) (大文字山へ戻る)
(大文字火床上端から京都市街を望む)
火床から大文字山へ戻り、如意ヶ岳方面へ向かう。通行に支障はないが2018年の21号台風被害の倒木が痛々しい姿で残されている。途中から林道に下り、多数の登山者の憩っている雨神社を経て、如意ヶ岳方面を左に見て南尾根を南下だ。Ca394ピークの小広場で昼食、方向を南から東に変えて雑木尾根を道なりに南下するとP381だ。ここで毘沙門堂の支尾根に乗るべく、藪コギをして西へ斜面を下ると、すぐに山道が現れてこれを下る。踏み跡の薄い雑木林を尾根を外さないように下ると廃林道始点出合だ。ここから道なりにジグザグに下り、道端の高圧鉄塔付近から林道らしくなり、廃墓石集積所から普通の車道だ。少し下ると駐車場があり、ここを入ると毘沙門堂だ。きょうの感謝のお参りをし、急な石段を下って安祥寺川の遊歩道を下る。疎水は清掃時期らしく、川底の重機を見ながら洛東高校前から桜の大木並木道を南へ下る。住宅街を抜けるとJR山科駅地下道入口だ。運よくすぐ来た新快速で帰阪した。
厳冬期の真っただ中ながら、暖かい日ざしに恵まれ、落葉絨毯の冬枯れた明るい雑木林を楽しむことができた。大文字山山頂や火床からの大展望、南禅寺や毘沙門堂などの古刹等にも出会える素敵なトレッキングコースだ。
(稜線を東へ進む)
(雨神社) (雑木林尾根を南下)
(P381小広場) (雑木林を西へ) (廃林道始点出合)
(道なりに林道を下る)
(車道始点) (毘沙門堂の枝垂れ桜)
(毘沙門堂)
(長い石段を下る) (遊歩道を下る)
(安祥寺川に沿って下る) (清掃中の疎水を渡る) (JR山科駅地下道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 京都北山
・2万5千分の1地形図 京都東北部、京都南東部
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