(道端の展望岩の眺め)
(ミツバツツジの尾根が続く) (ふなさこ林道出合)
(道端に咲くバイモ)
(ネバシ谷入口のツガ大木) (渡渉繰り返しネバシ谷を登る)
(倒木の谷筋を行く)
(谷筋と別れて支尾根へ)
(リフト跡で支尾根に乗る)
ここまで来ると疲労限界を通り越してフラフラ、特に急坂では数歩ごとに息を整えながら登り、やっとたどり着いた鉄塔広場で大休止だ。昼食後疲れた足を引きずって出発だ。しばらく山腹をへつるように細い上り道が続き、次に岩肌に刻まれた谷筋を渡るスリル満点の鉄板橋だ。怖々渡り、鉄塔76を経て急坂を登ると鉄塔75でやっとダイトレ出合の主稜線だ。ネバシ谷の巡視路に比べて高速道路のようなダイトレを東に向かう。杉林や雑木林の尾根道を過ぎると、明るいカヤト原だ。草原の裾で作業中の人々を横目に、まだ開花前の枯れた草原を頑張って登ると岩湧山頂上広場だ。掲示によればあすは山焼のため山頂付近は通行止だ。きょうは春霞で視程は悪く、富田林のPLタワーがようよう見える程度だ。下山は急坂を避けて、疲れた身体にやさしい緩斜面の続く道だ。カヤト原を下って千石谷林道に入り、道端の群生するミヤマカタバミや花穂がぶら下がるキブシをひやかしながらしばらく下り、林道のUターン部から左へ少し上るとダイトレ出合だ。稜線からいわわきの道をゆっくり下って岩湧寺へ帰り着いた。
加賀田川沿いのサクラは終盤を迎えていたが、岩湧山の山肌は点在するヤマザクラに彩られ、山中の芽吹き始めたカエデや派手なコバノミツバツツジが、晩春の息吹を感じさせてくれた。布引の滝から滝尻へ向かう道やネバシ谷巡視路の道は正式な登山道ではないがピンクテープなどを慎重にたどれば安全に通行可能だ。
(鉄板橋で谷筋を渡る)
(ダイトレ出合) (樹林帯尾根を行く)
(岩湧山山頂広場からの展望)