★コース
中畑回転場BS10:21→登り口10:44→尾根道出合11:31→(642m)小塩山11:39→11:52Nの谷12:20→林道出合12:28→林道別れ12:33→12:55(567.6m)大暑山(昼食)13:22→グランド13:35→太陽光発電施設入口13:46→大枝山14:00→14:25首塚14:32→老ノ坂峠BS14:40
例年より1週間は遅いカタクリ満開の情報を得て、久しぶりでバスで小塩山へ出かけた。高槻市バス終点の中畑回転場を起点に小塩山カタクリ保護地を経て大暑山経由老ノ坂峠へ下る計画だ。最高気温20度以上の晴天の予報を聞いて、夏装束にウインドブレーカーをはおっただけで出発だ。
車で森の案内所に向かうときに通る府道だが、バス停からすぐに大阪・京都府境を過ぎて、西京都変電所を横目に正面の小塩山へ向かって東へ進む。しばらく田園地帯を進み、南へ曲がるコーナー部から左の林道へ入る。ゲート扉を過ぎ、頭上に高圧線が見えると、山側道端に小さな巡視路マークがあるので、林間の踏み跡を辿る。鉄塔を過ぎて、新しい林道を無視して尾根心を登る。間伐材が放置されているが、歩くのにさほど支障にならない薄い踏み跡を辿る。林を抜け、鉄塔脚の下部だけ残る斜面を半ば隠れたプラ階段で登る。やがて道は尾根芯から外れてトラバース気味に雑木の疎林帯を登る。落ち葉と流砂で隠れたプラ階段を探しながら急坂を息が上がるのをなだめながら頑張ると、森の案内所から来た尾根道出合だ。アセビの多い稜線を進み、山頂への短絡路に入るとすぐに小塩山頂上の視界のない小広場だ。淳和天皇陵を巻くように正面に出て参道を下ると御陵の入口、林道終点の御陵の谷分岐だ。谷への立ち寄りを省略して林道を道なりに下り、途中の表示通りに分岐して少し下るとアンテナ施設前のNの谷案内所だ。カタクリは満開を迎えたばかりで多数の蕾もあり、しばらく楽しめそうだ。また、カタクリの蜜を吸うギフチョウ(デジカメでは遠距離のめピンボケだったが)を初めて目にすることができた。ボランティアの方々のご努力で自然が保護されているのに感謝だ!。
(西京都変電所前を東へ) (小塩山へ向かって田園を行く)
(府道を左折して林道へ)
(高圧線下の巡視路が登り口) (鉄塔下を登る) (林道を無視して尾根心を登る)
(脚の残るプラ階段を登る) (トラバース気味に登る) (急坂のプラ階段を頑張る)
(淳和天皇陵) (Nの谷入口) (カタクリの群生地)
炭の谷を省略して尾根道を下ると林道出合だ。この辺りにかつて池の谷があったが今は閉鎖中らしく、左下に金網の柵のみだ。少し進んでから林道を見送り、左の尾根道に入る。怪しげな古屋の門の前から山道となり、朽ち果てた放置車の傍らを通り抜け、雑木林の尾根道をしばらく北上、表示通りに左へ入ると大暑山三角点だ。林間の鬱陶しい山頂なので先程の尾根道まで引き返し、すぐそばの鉄塔広場で店を広げた。山では何を食べても美味しく、これも山を離れられない原因の一つだ。ここからしばらく急坂を下ると西山団地南端の(嵯峨美大)グランドだ。歯抜けたままの工業団地のような西山団地を通り抜け、太陽光発電施設入口横から旧アンテナ施設道路に入る。ソーラーパネル群をなぞるように東縁をなだらかに上り、最後にアンテナ跡地を金網柵に沿って右回りに進むと北西角が大枝山(と思う)だ。樹林帯の急坂の滑り易い細尾根を滑落注意でそろそろ下る。平地に着地すると造園地の林道だ。少し道なりに下ると老ノ坂旧道出合、すぐ先の鳥居が源頼光に首切られた酒呑童子を祀った首塚だ。旧道を亀岡方面へ少し戻って右折し、朽ち果てた昔のラブホ街を通り抜けると9号線だ。交通量が多いので歩道橋を渡ると老ノ坂峠バス停だ。
年齢とともに衰える「行動力」を何とかしたいと思う。そのため、まず自分が感じ、感動し、自分でやってみることだ。きょうのカタクリ鑑賞もその一つです。ささやかなことで結構です。
(林道別れから左の尾根道へ) (判り易い手書き道標) (大暑山三角点)
(太陽光発電施設横を行く) (アンテナ跡地を右から回る)
(アンテナ跡地辺りが大枝山?)
(雑木林の急坂を下る) (鉄塔下を下る) (周辺に咲くコバノミツバツツジ)
(滑り易い細尾根を下る) (造園地に下る)
(老ノ坂旧道へ)
(薄暗い首塚) (昔のラブホ街を下る)
(老ノ坂峠バス停)
★道で出会った花
シキミ カタクリ
ミヤマシキミ



シハイスミレ ミヤマカタバミ
エンレイソウ



キブシ レンギョウ
ユキヤナギ



アセビ コバノミツバツツジ コブシ(タムシバ?)


