大和葛城山(958.8m)


★ひとこと   「青崩から天狗谷道で初秋の大和葛城山へ」

大和葛城山頂モニュメント

★行った日   2025年9月26日(金)  曇   単独
 
★コース

高槻5:39(名神、近畿道、南阪奈道)=羽曳野IC(R170、R309)=6:56青崩P7:02→田圃上端7:21→谷筋別れ8:02→8:38ベンチ8:48→9:46ダイトレ出合9:53→(958.8m)大和葛城山10:00→ダイトレ合流10:41→府県境11:12→水越峠11:35→青崩P12:09(R309)=美原北IC(阪和道、近畿道)=高槻13:45

 6月以来3ヵ月ぶりの山歩きだ。今年の夏は異常な高温が続き、外出もままならず読書に明け暮れ引きこもり状態だった。9月下旬になってようやく季節の変わり目の兆しが見えてきたので近場の山だ。秋の大和葛城山には訪れたことがなかったので、初秋の花探索を兼ねて廃用委縮防止の山歩きだ。青崩から天狗谷で山頂を経て水越峠へ下る計画だ。早朝から交通量の多い近畿道を生駒の山並みを東に眺めながら南下、南阪奈道を経てR309を東へ向かうが金剛山系の中腹以上は雲の中だ。平日の早朝とあってがら空きの青崩Pだ。スッキリした昨日と異なり、むっとした湿っぽい外気にがっかりしながら出発だ。
 降り出しそうな曇り空のもと、大型トラックの轟音の響き渡るR309を陸橋で渡り、竹林のだらだら坂を下ると、青崩バス停から来た葛城山登山道に合流だ。夏草茂る道をなだらかに上り、田圃上端の稲刈りの済んだ田畑越しに霞む金剛山を右に見て樹林帯に入る。沢沿いに茂るヤブミョウガの小さい白花などを見ながら渡渉を繰り返しつつ登る。咲き残るツリフネソウや咲き始めたマツカゼソウも谷間に彩りをそえている。所々道が崩壊して迂回路もある谷筋を汗をふきふき休み休み登り、鎖場の大岩を越えると間もなく谷筋と別れ、支尾根へ向かって丸太階段を登る。急な階段をフーフー言いながら息を整えつつ頑張るとベンチだ。老化により心肺機能が低下すると、余分に頑張るため汗みどろになり、4年前に30分の所40分もかかっている。ここから勾配もなだらかになり、弘川寺道と合流後、きょう初めての登山者の60歳の消防士の方と出会い雑談。今年甲斐駒へテンパクで向かうそうでエールの交換だ。ガスった樹林帯を進むと林道に合流してすぐにダイトレ手前の炊事場、ベンチに腰かけて緑を楽しむおやつ休憩だ。ダイトレに合流して山頂に向かうが、ガスに覆われて視界ゼロだ。海抜958mの山頂はさすがに涼しく、半袖では肌寒いくらいだ。

     (青崩Pを出発)       (R309の陸橋を渡る)       (竹林の道を下る)

   (葛城山登山道に合流)   (上端の田圃から望む金剛山) (沢沿いに咲くヤブミョウガ)

    (天狗谷を進む)         (咲き残るツリフネソウ)     (大岩を鎖場で越える)

  (天狗谷を離れて支尾根へ)  (ベンチを過ぎて緩斜面を行く)   (弘川寺からの道と合流)

  (よく目につくヤマアジサイ)  (ダイトレ手前の炊事場で一息)     (大和葛城山頂広場)

 山頂からススキ原を西へなだらかに下る。露のススキに濡れながら白濁したパラグライダー広場を経てかつらぎ高原ロッジからツツジの疎林帯をぬうように下る。きょうは真正面の金剛山がガスってまったく姿を見せなかったが、沿道にはアザミによく似たタムラソウ、可憐なツリガネニンジン、生け花によく使うワレモコウ、秋の名花オミナエシなどの草花が艶を競っていた。ダイトレに合流して府県境まで上がると、左にパラグライダー広場があり、薄いガスを透して薄日のさす奈良盆地南部が眼下に展望できた。しばらく柵沿いに平坦路を南下後、急な丸太階段下りだ。足をガクガクさせながら体幹に注意して一歩一歩慎重に下るが、軽快に登って来る登山者を見るとわが身の体力の衰えを痛感だ。平坦路から府県境を過ぎて急坂を下り、ガスのはれ始めた金剛山を正面に見て草地を下ると間もなく水越峠だ。休日には登山者の車が数珠つなぎだがきょうは2、3台だけしか姿のない水越峠から旧R309を30分ほど下ると青崩Pだ。帰りに道の駅かなんで最盛期のいちじくを土産に購入、往路の南阪奈道を通らずR309を直進して美原北ICから阪和道で帰宅した。時間帯によるが所要時間は殆んど変わらず高速代は復路の方が安かった。
 曇り空の山頂付近はガスのため見晴しは絶無だったが、日光を遮る必要がなく歩け、タムラソウ、ワレモコウ、オミナエシなど初秋の草花を楽しむことができた。きょうはようよう周回することができたが最もしんどかったのは、天狗谷別れからの急な丸太階段の上りと、ダイトレの府県境沿いの急な丸太階段の下りだ。お陰でこの2、3日ふくらはぎの筋肉痛に悩まされている。身体全体の筋肉機能の低下を指すサルコペニアに留意することは重要だが、サルコペニアの構成要素の一つである、使わない状態が長く続くと起こる関節や筋肉の委縮、即ち廃用委縮が重要課題だ。この3か月間の空白に起因する心と身体の廃用委縮の回復に努めたい。

  (カスったススキ原を行く)   (草原に咲くツリガネニンジン)   (遊歩道に咲くタムラソウ)

  (群生するワレモコウ)     (一株だけあったオミナエシ)      (ダイトレ合流)

(パラ広場から霞んだ奈良盆地) (府県境沿いに急坂を下る) (杉林の入ると水越峠はすぐ)

  (水越峠の葛城山登山口)    (旧R309を西へ下る)        (右上が青崩P)

★道で出会った花

      シシウド             オオニシキソウ?           ヤブマメ

       ヤブミョウガ            ミズヒキ            サラシナショウマ?

      マツカゼソウ            ダイコンソウ?         ツリフネソウ

        ?                 スズメウリ?           ミゾソバ

     ミヤマトリカブト           アキチョウジ        ヤマジノホトトギス?

     クサアジサイ             ヤブマオ?               ?

      ヤマアジサイ          ササユリの実?          ツリガネニンジン

     ジョロウグモ            オトギリソウ             オオイヌタデ

      サワヒヨドリ           ヤマユリの実?            ワレモコウ

      タムラソウ             ノギラン?             チカラシバ

      オミナエシ             マルバハギ            オオヨモギ

      ヤマハッカ            イナカギク?            イタドリ

     ツユクサ               キンミズヒキ            キツリフネ

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  御所

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