ポンポン山(678.8m)

 

★ひとこと   「福寿草鑑賞に本山寺から山頂を経て竈ヶ谷経由川久保渓谷」

満開のフクジュソウ


★行った日   2026年2月27日(金) 曇 単独

★コース

高槻9:15(府道6)=本山寺P9:48→自然歩道出合10:11→10:25本山寺本堂10:34→11:00天狗杉11:06→出灰分岐11:16→11:44(678.8m)ポンポン山11:58→リョウブの丘12:09→12:23福寿草保護地12:46→12:54竈ヶ谷出合13:24→13:30竈ヶ谷別れ(昼食)13:51→東尾根出合14:12→自然歩道出合14:44→(630.8m)釈迦岳15:04→大杉15:15→林道始点15:26→ゾウ谷(水声の道)出合15:42→本山寺林道分岐16:14→本山寺P16:30(府道6)=高槻17:00

 年々ポンポン山のフクジュソウ保護地の株が減ってきているような気がする。ネットの開花情報を見かけたので2年ぶりに訪問だ。きょうは本山寺Pを起点に本山寺からポンポン山を経て竈ヶ谷経由川久保渓谷へ下るつもりだ。一般車でも神峰山寺Pから1車線の本山寺参詣車道を経て本山寺Pまで入れるので便利だが、ポンポン山付近の風倒木処理のトラックが川久保渓谷を経て通るので注意が必要だ。
 駐車場から東海自然歩道を進み、洗心門を通るとすぐに車道と並走する左の山道に入る。特に近道ではないが舗装路と違って心地よい雑木林を通る山道だ。邪魔にならない程度の倒木もある山腹の道をゆっくり登り、一度舗装路と合流し、役の行者が休息したという衣掛けの松の祠から再び山道を登る。祠から落葉絨毯の道を登ると原から登ってきた本山寺古道と舗装路とが合流する小広場だ。しばらく舗装路を進み、十二筋の注連縄を掛けた勧請掛けをくぐり、ポンポン山直登の自然歩道を右に分けて直進すると小ぶりの中の門だ。境内に入った先に見上げるような長い急な石段があり、最上段が毘沙門天を本尊とする本堂だ。人影のない静かななかで色んな妄想に悩まされながら手を合わせ、一息入れてから本堂の右手からポンポン山へ向かう。山腹の急な樹林帯を水平道でたどり、急坂を登ると尾根道の自然歩道出合だ。ここから天狗杉まで標高差100mほぼ1kmの樹林帯の心地よい尾根道がなだらかに続く。 

(本山寺参拝者Pから洗心門へ)(自然歩道と並走の山道へ) (倒木もあるが容易に歩ける)

  (一度自然歩道に合流する)   (衣掛けの松(古木)の祠)     (落葉樹林を登る)

(自然歩道と合流して本山寺へ)  (本山寺とポンポン山分岐)    (本山寺中の門)

(本山寺本堂へ急な石段を上る)     (本山寺本堂)     (本堂の右横からポンポン山へ)

      (急坂を登る)         (自然歩道に合流)     (大木の続く尾根道を行く)

 天狗杉界隈は、かつて奥深い森林帯の中にあって薄暗い天狗の出そうなところだったが、先年の台風被害で高木が倒れて明るくなり、衰えをみせた天狗杉が孤立しているようだ。天狗杉をでて少し下るが、そのあとは上り下りしながら約1`平坦路が続く。地形図の府境別れ地点の丸太階段が空谷橋分岐、その先の点線道別れ地点が出灰分岐、両分岐点を過ぎてなだらかな気持ちの良い尾根道が続く。尾根道の方向が北から東北に変わる地点から谷筋を挟んで大規模な倒木処理工事現場だ。尾根道から東方の谷筋が切り開かれて随分明るくなり、東の地平線近くには、左側に八経ヶ岳など大峰山脈、右側に金剛山など生駒へ続く山並みが望めた。工事現場を過ぎてひと頑張りするとポンポン山三角点広場だ。平日の曇り空とあって4、5人のハイカーが憩っているだけの静かな山頂だ。低層には春らしい薄霞がかかり、京都市街や淀川流域から大阪市街がぼやけて見え、高層も密度の濃い雲に覆われているが、中層は見通しがよく、鈴鹿山系〜湖南の山々〜曽爾の山々〜大峰山脈〜金剛山系〜和泉の山々まで、PeakFinderで山名が確認できた。遠くの山並みの山名同定を楽しんでから西尾根を下り始める。雑木林の尾根道を北へ下り、リョウブの丘を経て北上し続けるとフクジュソウ保護地分岐だ。

 (風倒木処理で明るい天狗杉)     (植林帯を進む)        (空谷橋分岐を直進)

   (出灰分岐を直進)     (心地よい雑木尾根を行く)     (風倒木処理工事現場)

   (工事現場を振り返る)  (金剛山や大峰山系が望める) (最後のピークを越えると山頂)

         (ポンポン山から、東北〜東、鈴鹿山系〜湖南の山群〜曽爾山塊)

         (ポンポン山から、東〜東南、曽爾山塊〜大峰山系〜和泉山系)

  (ポンポン山三角点広場)   (出灰分岐を西尾根直進)    (リョウブの丘を通過)

 葉を落とした落葉樹の疎林帯の丘をロープに沿って緩やかに下り、ついで枝尾根の急な丸太階段を柵に沿って下ると保護地入口のテントだ。ボランティアの人と笑顔を交わして記帳後保護地斜面に入る。かつて斜面全体を黄色に染めていた記憶があるがいまは枯野のようだ。丁度今が最盛期と思われ、係の人の努力のおかげで観察路に沿って点々と開花している。2年ぶりの早春の花に別れをつげ、保護地を周回して竈ヶ谷へ向かう。保護地で会った登山者から竈ヶ谷でセリバオウレンが咲いていたとの話を聞き、竈ヶ谷を下流へ辿ることにする。渡渉を繰り返しながら竈ヶ谷を往復したが、残念ながら白い小さな花は見かけなかった。竈ヶ谷沿いの保護柵内には、いつも咲く場所でイチリンソウやキツネノカミソリの新芽を見かけ、道端にはヤマシロネコノメソウも可愛らしい花をつけていた。昼も大幅に過ぎたので、先程の西尾根分岐を過ぎて竈ヶ谷別れの広場でご開帳だ。久しぶりに瀬音をバックミュージックに食べるカップラーメンは最高だ。熱いコーヒーで疲れを癒して東尾根へ出発だ。照葉樹の茂る谷筋を登りつめてからふかふかの落葉絨毯の道をなだらかに登ると東尾根鞍部で尾根道に合流だ。合流点から東尾根を南へ向かう。

(赤松(若木なし)の尾根道を行く)   (福寿草保護地分岐)       (急坂を下る)

  (福寿草保護地公開日時)     (保護地入口テント)    (株数の少ない保護地斜面)

     (フクジュソウ)          (フクジュソウ)         (ヤマネコノメソウ)

  (竈ヶ谷出合から下流へ)     (渡渉しつつ下流へ)      (ヤマシロネコノメソウ)

  (竈ヶ谷出合を上流へ)      (竈ヶ谷別れで大休止)    (東尾根へ谷筋をつめる)

  (落葉絨毯の道を登る)      (東尾根鞍部に合流)    (雑木林の東尾根路を行く)

 アップダウンを繰り返しつつ約1`東尾根道をなだらかに登ると自然歩道出合だ。左折してすぐに自然歩道と別れて赤い大鉄塔の所から釈迦岳に向かう。若木はないが古木の赤松の多い尾根道をたどり、丸太階段を登ると釈迦岳だ。ピークから雑木林の下りが続き、善峰寺を左に分け直進すると大杉の四差路だ。工事終了時刻なので大杉を右折して川久保渓谷を下る。しばらく杉林の谷筋を下り、砂防堰堤から荒れ放題の林道を辿る。やがて工事車両も通れる林道となり、ゾウ谷(水声の道)と合流し、順調に下る。周辺の山肌は、かつで倒木の斜面だったが、いまは殆んど処理されてツリーシェルターが墓標のように林立している。今の工事の中心は、ポンポン山手前の斜面で見られたように谷筋の源頭に移っているようだ。疲れた身体に鞭打って本山寺林道を登るとやっと本山寺参拝者駐車場だ。
 2年ぶりに自然の黄色い花を目にして早春の息吹を感じることができた。また、私にとってはオーバーワークのハードな山歩きだったが時間を味方につけて何とか歩き通すことができた。やはり脳も身体も使うことが大切だ。

 (自然歩道に合流して左へ) (自然歩道分岐を右の釈迦岳へ)  (赤松古木並木路を行く)

      (釈迦岳を通過)     (善峰寺分岐を直進の大杉へ) (大杉から右の川久保渓谷へ)

   (杉林の谷筋を下る)      (荒れた林道始点)        (轍のない林道を下る)

  (ゾウ谷(水声の道)出合)      (メガネ橋を通過)     (ツリーシェルター林立の斜面)

  (植林済み斜面が続く)    (本山寺林道分岐を駐車場へ) (やっと本山寺参拝者駐車場)

★道で出会った花

      フクジュソウ           フクジュソウ           ヤマネコノメソウ


    ヤマシロネコノメソウ      キツネノカミソリの新芽     イチリンソウの新芽


      ヤブツバキ            サルトリイバラ?          アセビ

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  法貴、京都西南部、高槻、淀

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