★ひとこと 「白山から霧の別山チブリ尾根コース第1日目」 御前峰から大汝峰、紺屋ヶ池
*)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。
★行った日 2003年9月2日(火) 曇一時晴
単独
★コース
(第1日)高槻4:30=(北陸道)=8:05市ノ瀬8:25=(工事用車)=中飯場8:45→10:00甚之助避難小屋10:05→エコーライン分岐10:35→10:45南竜山荘11:00→12:30トンビ岩12:35→13:05室堂13:10→14:15(2702m)御前峰14:20→千蛇ヶ池15:00→15:45室堂15:55→(エコーライン)→砂防新道分岐16:45→南竜山荘17:00
不動滝下砂防工事
別当覗
甚之助避難小屋
トンビ岩コースから弥陀ヶ原 新築の室堂ビジターセンター 白山神社
御前峰下の青石 御前峰から室堂平、弥陀ヶ原
御前峰山頂
(第1日目)
北陸地方の天候はいまいちだが関西は好天が続くとの予報を聞き、8月なかばから天気が思わしくなくて延び延びになっていた白山登山を決行した。早朝4時半に車で高槻を出発し、市ノ瀬8時半の別当出合行きのバスに乗るべく、8時過ぎに市ノ瀬に到着した。然るに、9月に入ると平日にはバス便がなく、別当出合まで車で行くとチブリ尾根から市ノ瀬へ戻ってくる計画を放棄せざるを得ない状況になった。しかし、幸運にも光ファイバーケーブルの工事の車に中飯場まで便乗させてもらう事ができ計画通りの白山登山が可能になった。9月に車でこのコースを行くためには、休日の前日か土日祝日(バス運航日)に計画する必要がある。
別当出合から徒歩で約1時間かかる中飯場から歩き始める。甚之助避難小屋の少し上辺り(標高2000メートル付近)から上は雲に隠れ白山や別山の展望は全くきかない。登るに従って雲が遠のき、まわりが明るくなってくる。砂防新道は南竜道分岐点から上で光ファイバー工事のため通行止めとなっており、南竜道からエコーラインで室堂に登るようになっている。この分岐点から高山植物が多くなる。今夜は南竜山荘に泊るべくチェックインする。
この山荘の前からトンビ岩コースを登り始める。トンビ岩までは岩だらけの急坂の連続だがお花畑が周囲に広がり、対面には時々ガスが晴れたときに油坂の頭が見え、素晴らしい景色だ。トンビ岩から室堂まではハイマツやナナカマドの茂る緩斜面となり、左に弥陀ヶ原のエコーラインの木道が見える。キイチゴも赤く色付き甘酸っぱい味を楽しむことができた。9月初旬の平日の室堂平は閑散としチラホラ御前峰へ登る人がいる程度だ。室堂には立派なビジターセンターや宿泊設備が完成している。
室堂から御前峰へ登る道は2年前に比べて石畳道が改善されている。つらい急坂を登り終えると2702メートルの山頂だ。9月ともなると下に見える雪渓は非常に小さくなっている。残念ながら流れ来るガスのため見通しはきかないが、時々ごく近くの峰々が見えるくらいに晴れることがある。お池巡りコースで火口湖やお花畑を散策しながら室堂へ戻る。南竜山荘へは楽なエコーラインを通り1時間余りで帰りつく。今夜は大きな部屋を一人で占領でき、他人のイビキを気にすることなく安眠できた。
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
昭文社刊山と高原地図から転載
(参考地図)
・山と高原地図 白山
・2万5千分の1地形図 白山、加賀市ノ瀬
Homeへ
|