由布岳(1583.3m)

 

★ひとこと   「正面登山口から時々ガスのかかる晩秋の由布岳へ」

 正面登山口から由布岳

                                                *)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。

★行った日   2003年12月2日(火)  晴一時曇   単独
 
★コース

(第1日目)
高槻6:00=(中国道、九州道)=小倉=別府温泉16:00
(第2日目)
別府温泉8:30=正面登山口9:10→東登山口分岐9:30→合野越9:55→マタエ11:00→西岳第2鎖場→マタエ11:20→11:35東岳11:45→マタエ12:00→合野越12:35→東登山口分岐12:45=正面登山口12:55=竹田・岡城跡=筋湯温泉

   由布岳正面登山口          東登山口分岐              合野越
   
          
 
 
 
 
 


   合野越から飯盛ヶ城          広葉林の登山道           マタエから湯布院の街
    
          
 
 

 



  マタエから飯盛ヶ城              マタエ            西峰への第1鎖場

   
          
 
 
           
 
 


   西峰への第2鎖場           西峰への岩尾根               西峰
   
          
 
 
 
    
 


        東峰             東峰の方位板         東峰から鶴見岳、別府湾
   
          
 
 

 



  久住連山(右)祖母山(左)     東峰から湯布院      東峰からヤマナミハイウエー
   
          
 
 

 



      岡城跡               岡城跡城壁         岡城跡の晩翠の歌碑
   
          
 
 

 



(第1日目)
 福崎ICから山口JCTまでは車が極端に少なく、快晴の中国路を一路九州へ快走する。小倉東からR10で夕方別府に到着。
(第2日目)
 あちこちから湯煙が立ち昇っている別府の町をあとにして「やまなみハイウエー」の由布岳登山口に着く。トイレもある駐車場には10台位すでに着ている。由布岳は豊後富士とも呼ばれる富士山型で、登山口から眺める山頂は二つに分かれ、時折ガスがかかり風も強そうだ。
 登山口から草原のなだらかな斜面を登り、樹林帯に入ると東登山口からの道と合流する。葉の落ちた紅葉樹林帯の中を30分位登ると西登山口からの道と合流する合野越(ごうやごし)に着く。登山口から由布岳の左に見えていた草原の小山(飯森ヶ城)がすぐ側に見えており、簡単に往復できそうだ。ここからジグザグに道がついており徐々に高度を上げていき、樹林もだんだん背丈が低くなり最後に草原になると展望が開けてくる。西には由布院の町が広がり、南には正面登山口が足下に見え、西南の雲海上にはあす登る予定の久住連山が浮かんでいる。間もなく西峰と東峰の分岐点であるマタエだ。由布岳の噴火口壁南端の低い部分がマタエで、西縁の最高点が西峰、東縁の最高点が東峰だ。北端は切れ落ちている。
 西峰へは火口壁を外側からよじ登り、内側へ巻いて第1鎖場を過ぎ、第2鎖場で岩壁をトラバースするが、その時ガスが濃くなり風も強くなり岩角の手がかりも探し難くなったので、残念ながらここから退却した。東峰には簡単に登れ、鶴見岳から別府湾も望め見晴らしは最高だ。復路は往路と同じ経路で下山する。午後の山頂付近は雲に覆われ視界は全く駄目な様子だった。
 時間があまったので、比較的近くにある竹田市の岡城跡に寄ってから牧の戸峠近くの筋湯温泉へ。岡城跡では晩翠の歌碑が名残の紅葉に映えていた。

  春高樓の花の宴
  廻る盃影さして
  千代の松が枝わけ出し
  昔の光いまいずこ
 
  秋陣營の霜の色
  鳴き行く雁の数見せて
  植うる劔に照りそひし
  昔の光今いづこ

★ルート断面図

カシミール3Dにより作成

★地  図
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

昭文社刊山と高原地図から転載

(参考地図)
・山と高原地図       阿蘇・九重
・2万5千分の1地形図  日出生台、別府西部

Homeへ