★ひとこと 「牧の戸から晩秋の九州本土最高峰、中岳へ」 瀬の本高原から久住連山
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★行った日 2003年12月3日(水) 曇一時晴
単独
★コース (第3日目午前)
筋湯温泉8:00=8:25牧の戸峠登山口8:30→扇ヶ鼻分岐9:30→久住別れ避難小屋10:00→10:25(1786.9m)久住山10:30→中岳分岐10:40→御池10:50→11:10(1791m)中岳11:15→天狗ヶ城11:25久住別れ避難小屋11:50→12:55牧の戸峠登山口13:00=ロープウエー仙酔峡駅14:00
牧の戸峠登山口 牧の戸峠登山口 展望台までの遊歩道
久住別れから久住山 久住別れ前の岩峰 避難小屋から中岳
(第3日目午前)
筋湯温泉は南国九州でも約千米の高原にあるため車のフロントガラス全面に霜が着いている。牧の戸峠は更に約3百米高所のため大きな霜柱があったが登山道は粘土状のグチャグチャの道が多かった。山々にガスがかかり暗い曇り空の下を出発、第2展望台までは舗装されたなだらかな登山道だ。舗装路が終わると大きな岩の間を通って少し下る所があるが、この左のピークが1503m沓掛山だ。この岩場を過ぎるとなだらかな黒土の尾根道となり、正面に星生山、右に扇ヶ鼻を見ながら笹原の平らな道を進む。道端にはミヤマキリシマやイワカガミがある筈だが今は判然としなかった。扇ヶ鼻分岐から広々とした西千里浜の草原を進み岩山を越えると久住別れ避難小屋だ。この辺りでガスが濃くなり、登山道をはずれ岩場を登り詰め久住山山頂に飛び出した。山頂には一等三角点があり、晴れていれば展望を楽しめそうだが残念ながら早々に下山を開始した。
久住山山頂から下りる途中からガスが切れ始め、時折、御池や中岳が見えた。御池を巡り九州本土最高峰の1791m中岳に着いた時にはガスがはれ、遠くは駄目だが釣鐘状の3つの峰が見える三俣山、高層湿原の坊ガツル、近くの白口岳や大船山など楽しむことが出来た。帰途は天狗ヶ城の岩山を通り久住別れからは往路と同じ経路で下山した。久住別れの手前辺りで右手に白い崖の山並みがあり、白い蒸気を轟音と共に噴出しているのが見え、風向きによってはゆで卵の臭いさえした。最近では1995年に火山灰を噴出しているそうだ。帰り道ではガスが晴れ、西千里浜辺りで振り返ると久住山が綺麗な三角形をして聳え立っているのが望めた。
今日中に阿蘇を登る計画のため早々に下山した。
★ルート断面図
カシミール3Dにより作成
★地 図
昭文社刊山と高原地図から転載
(参考地図)
・山と高原地図 阿蘇・九重
・2万5千分の1地形図 湯坪、大船山、久住山、久住
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