鶏冠山(490.9m)、竜王山(604.7m)

 

★ひとこと   「金勝アルプス北峰縦走路で鶏冠山から竜王山へ」

白石峰付近から鶏冠山(右奥は三上山)

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★行った日   2004年1月21日(水)  曇時々晴   単独
 
★コース

高槻7:30=(名神)=8:40上桐生駐車場8:45→林道交差9:00→落ヶ滝分岐9:10→落ヶ滝往復→落ヶ滝分岐9:20→北縦走路合流点9:45→10:10(490.9m)鶏冠山10:15→北縦走路合流点10:25→11:00天狗岩11:15→耳岩11:25→竜王山分岐11:35→11:50(604.7m)竜王山11:55→竜王山分岐12:10→磨崖佛12:30→第2名神トンネル13:00→さかさ観音13:10→上桐生駐車場13:25=御上神社駐車場14:00

 (ベニシダの茂る谷道が多い)      (落ヶ滝)
上桐生駐車場から左奥の北谷林道に入り5分位歩くと落ヶ滝の表示があり、そこを右折すると川を堰き止めた奥池だ。しばらくシダの茂る谷をさかのぼり、林道を越えると落ヶ滝の表示がある。滝までは5分位だ。渇水期だが水があれば堂々とした滝だろう。

    (ヤブツバキ)        (風化した砂岩の多い谷筋)

落ヶ滝の表示まで戻り、北縦走路を目指して谷筋をさかのぼる。谷筋には風化した砂岩が露出し、所々でヤブツバキが咲いている。両手で岩をよじ登る場面もあるがフィックスロープがあるので安全だ。
 
 

   (北縦走路合流点)      (鶏冠山から東方の阿星山)
駐車場から約1時間で縦走路に合流する。鶏冠山にはここを左折し、急な坂道をよじ登る必要がある。高度が上がるにつれて湖南の景色が見えてくる。
 
  


(鶏冠山から栗東厩舎、三上山)     (鶏冠山三角点)
急登すると見晴らしの良い尾根に出る。490.9m鶏冠山までに四つのピークを超える必要がある。尾根道の木々は伐採され、見晴らしが抜群の尾根道だ。
 
 
 
 
 
   (縦走路から鶏冠山)     (縦走路の奇岩や巨岩)
鶏冠山から縦走路へ戻り、天狗岩を目指して尾根道を行く。巨岩を上り下りしながら景観が堪能できる。
 
 
 
 
 
 
   (天狗岩から縦走路)      (縦走路から天狗岩)
鶏冠山から約1時間で縦走路に天狗岩の表示がある。鎖や手すりがついているが風化した岩山なので注意して登る必要がある。天狗岩の頂上には絶景が待っている。風が強く早々に退却する。


(磨崖佛、竜王山分岐点の白石峰)       (茶沸観音)
天狗岩から耳岩を過ぎ約30分で磨崖佛と竜王山分岐点の白石峰だ。竜王山へは左に行く。すぐに小さな茶沸観音さんが岩面に彫られている所に着く。


   (竜王山山頂下の祠)       (竜王山三角点)
白石峰から20分で604.7m竜王山だ。山の北斜面には雪が残っている。竜王山のすぐ下まで栗東から金勝林道が来ている。
 
 
 
 
 
 
  (達磨の様な重ね岩)       (狛坂寺跡の磨崖佛)
白石峰まで戻り、左折して狛坂寺跡を目指す。重ね岩のわきを通りしばらく行くと展望台に着く。見晴らしが良くベンチもあって休憩に最適だ。白石峰から20分も下ると狛坂寺跡に着く。約6X6mの岩肌に像高約3mの如来座像と像高約2.3mの菩薩立像2体が彫られている。
 
  (工事中の第2名神)         (さかさ観音)
狛坂寺跡から10分も下ると林道跡に出る。更に20分沢沿いに下ると工事中の第2名神をくぐる。しばらくして右にさかさ観音の表示がある。掲示によれば、今より上にあった三尊像の岩がずり落ちて逆向きになったそうです。
 

(オランダ堰堤とデレーケ氏胸像) (堰堤下流の水没道路)
上桐生近くのオランダ堰堤は、奈良平安朝時代の乱伐で荒廃した山の修復工事の一環として、明治22年治山工事のためオランダ人技術者デレーケ氏が築いたもの。
 
 
 
 
竜王山から上桐生へのコースは、かつて金勝寺参道として栄えた宗教色の強い所です。いたる所に石垣や、狛坂寺や逆さ観音などの遺跡が残っている。早く上桐生まで帰着したので三上山へ登るべく三上山麓の御上神社まで移動する。車で約30分だ。

★ルート断面図


 
 
 
 
 


★地  図
       
 
(参考地図)
・2万5千分の1地形図  瀬田、三雲

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