横山岳(1131.7m)

 

★ひとこと   「花期は過ぎたが新緑の白谷を登り三高尾根を下山」

網谷林道から双耳峰の横山岳

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★行った日   2004年5月15日(土)午前  曇一時晴   単独
 
★コース

高槻5:00(名神、北陸)=木の本IC=7:05白谷出合7:10→林道終点7:28→経ノ滝7:58→五銚子ノ滝8:23→9:28(1131.7m)横山岳9:33→三高尾根展望台9:41→鳥越のコル10:30→コエチ谷林道終点10:42→10:58白谷出合11:05=近江高山=鳥越林道通行止地点12:08

 あすから当分ぐずついた天気が続くらしいので、一昨日の豪雨で谷筋増水の懸念があったが決行した。木の本ICからR303で杉野、網谷林道で白谷出合の駐車場へ約2時間で到着した。もう4台きており登山の仕度をしている。途中、R303の電光掲示板に八草峠への旧道が11月30日まで通行止との表示が出ていたので、きょう午後からの金糞岳は近江高山から入ることにする。3年前に来たときには林道左側に駐車したが、今回は右側に数十台が駐車できる大きな広場ができている。 

 
    (白谷出合駐車場)          (白谷林道入口)
駐車場をあとにして白谷林道を20分位さかのぼると山道に入る。沢を何度も渡渉しながら急斜面を登る。ヤブデマリやタニウツギの木が沢沿いに点々と花を咲かせ、河床ではシャクとミヤマハコベが一面に白い花をつけていた。山道に入って30分も登ると経ノ滝に着く。

     (ヤブデマリ)            (タニウツギ)          (ミヤマハコベ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       (経ノ滝)               (シャク)
白谷の沢道は急斜面で何回も沢を渡るので増水時はこのルートを避けた方がよい。斜面のニリンソウ、イチリンソウの花期は終わり僅かに数輪残っていた。経ノ滝から約30分沢を登ると五銚子ノ滝だ。登山道は滝の左からフィックスロープつきで高巻いている。

    (ヒメウツギ)              (ウツギ)         (ラショウモンカズラ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

  (経ノ滝上から上流谷筋)       (五銚子ノ滝)           (エンレイソウ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (ニリンソウ)          (最後のイチリンソウ)
五銚子ノ滝を過ぎると間もなく尾根筋の急登が始まる。本当はこの辺りでヤマシャクヤクの花が見られる筈だったが、今年は早く咲いたようで葉っぱしか認められなかった。滝から約1時間余の急登で横山岳頂上だ。山頂は小さい広場があるだけで展望はあまりよくない。

     (クルマバソウ)          (ホウチャクソウ)          (ユキザサ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

      (チゴユリ)           (横山岳三角点)    (三高尾根展望台から杉野集落)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 (鳥越のコルから三高尾根)      (ウマノアシガタ)        (コエチ谷林道)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 山頂から三高尾根を少し下った所に展望台があり、晴れていれば眺望が素晴らしいがきょうはいまいちだ。山頂から約1時間ロープに掴りながら急坂を下ると鳥越のコルだ。この下りは雨上がり直後など道がぬかるんでいると滑りやすく難所だ。コルから直進すると墓谷山を経て杉野農協へ出られるが、きょうはコエチ谷へ下るので左の急坂を下る。すぐにコエチ谷林道へでるので道なりに下ると網谷林道へ合流する。左へ5分も進むと白谷出合の駐車場だ。土曜日のせいか数十台の車で大きな駐車場がほぼ満車状態だった。
 横山岳に来た目的の一つは清楚なヤマシャクヤクを見ることだったが、残念ながら今年は花期が2週間は早まっているようで見ることができなかった。午後、金糞岳に登る予定なので近江高山へ向けて出発する。

★ルート断面図

 

 

 

 


★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  近江川合、美濃川上

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