御嶽山(3067m)

 

★ひとこと   「濁河温泉から花と池と峰の頂上台地を周遊」

飛騨山頂からモルゲンロードに輝く御嶽山剣ヶ峰(中央)

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★行った日   2004年6月30日(水)  曇後にわか雨   単独
          2004年7月1日(木)   晴
★コース
(第1日)
高槻5:00(名神、東海北陸)=関IC(R418、R41)=小阪町=10:30濁河温泉駐車場11:15→登山口(吊橋)11:35→湯の花峠(2103m)12:18→12:50(2280m)のぞき岩12:59→13:34(2428m)8合目13:40→15:15(2780m)五ノ池小屋16:00→16:35(2858.9m)継子岳16:50→五ノ池小屋17:17
(第2日)
五ノ池小屋6:48→7:38(2959.2m)摩利支天山7:49→賽の河原避難小屋8:17→ニノ池小屋8:46→9:25(3067m)剣ヶ峰9:35→ニノ池小屋新館10:35→賽の河原避難小屋10:55→11:17(2780m)五ノ池小屋11:58→(2428m)8合目12:40→のぞき岩13:02→湯の花峠13:21→(2000m)7合目13:34→登山口(吊橋)13:44→13:58濁河温泉駐車場14:05=小阪町(R41、R257)=中津川=岩寿温泉17:30

 梅雨の晴れ間をねらって、高山植物が一斉に花開きはじめる御嶽山へでかけた。大阪は薄曇の空模様だったが、飛騨地方に入ると郡上地方が昨夜の集中豪雨のため、河川は濁流が渦巻いていた。41号線沿いの飛騨川は少し増水した程度なのでほっと胸をなでおろした次第です。小坂町で41号線から別れ、30数キロの山岳ドライブで海抜1700メートルの濁河温泉だ。途中、御嶽山の展望台があるが残念ながら往復とも雲の中だった。林道を最後まで進むと町営の無料駐車場があり20、30台位駐車できる。なお、バス便は高山と木曽福島から日に1本しかない。
 濁河温泉は時々薄日のさす空模様だが、御嶽山の中腹から上は雲の中だった。準備体操の代わりに仙人滝を見物に行ったが高さ30メートルの豪快な水飛沫が壮観だった。橋を渡った所に水場があるので満タンにして出発した。駐車場から約20分位で吊橋があり、そこを渡った所が登山口だ。遊歩道の途中から狭い岩場を通って流れ落ちる仙人滝を上から眺めることができる。登山道は自然林の中に木を横に並べた木道や木の階段が延々と続くが、朽ちた所もあり、更に濡れていると滑り易いので注意が必要だ。

 

 (最初に渡る立派な歩道橋)(橋の袂で登山の安全を祈る七福神)    (仙人滝)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  (登山口手前の吊橋)           (登山口)        (原生林のなかの登山道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (新設された木製回廊)   (美しいが歩き難い登山道)  

7合目(2000m)を過ぎ、湯の花峠、のぞき岩を通り、2時間半もかかってやっと8号目到着。のぞき岩の辺りで小5の100人位の団体登山と遭遇、萩原町の小学校だそうだ。皆、元気よく挨拶を交わすのが気持ちが良い。元気をもらった感じだ。

     (湯の花峠)          (8合目、お助け水)

ここからハイマツやナナカマドの低木林となり俄然見通しが良くなった。8号目を過ぎた所で雨が降り出したのでカッパの上着だけを着ける。一陣の風とともに急に土砂降りとなり、あわててカッパの下も着けて完全武装する。
 
 
雨もひどく、まわりは完全に真っ白になったので遭難碑の辺りの岩陰で雨宿りする。4時間半余かかって飛騨頂上へやっとたどり着く。きょうの五ノ池小屋は独り占め、新築以来4年経っているがまだまだ快適に過ごせそうだ。ガスは相変わらずだが雨はやんだので花を見に継子岳へ出かける。先代の小屋のご主人が育てたと言うコマクサを探したが夕方と霧のため薄暗くて分からなかった。視界が良ければ湿地帯のある4ノ池へ行きたかったが、明日の晴天を祈って残念ながら小屋へ引き返した。気温6度、寝苦しい大阪と比べると天国だ。

    (飛騨頂上の祠)         (継子岳三角点)          (継子岳の祠)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

午前4時20分、外を見ると快晴だ、万歳!。外気温6度。日の出は4時35分、モルゲンロードに輝く峰々(下の写真の右:摩利支天山、中央:剣ヶ峰)が神々しい。東南には雲上の島のように中央、南アルプスが浮かんでいたが富士山までは見えなかった。西北には眼下に濁河温泉、遠くに白山(写真には写っていない)が望めた。やはり梅雨時分は秋などに比べ水分が多く、透明度は望めないようだ。
 
  (ご来光、飛騨頂上から)    (モルゲンロードの峰々)   (雲海上の中央、南アルプス)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    (日陰の三ノ池)      (五ノ池、五ノ池小屋、継子岳) (肉眼では見えた白山方向)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
早朝、雲が出ないうちに飛騨頂上から摩利支天山をめざす。嶮しい稜線つたいにたどり着く摩利支天山頂の眺望は素晴らしいの一語だ。遠景として北に乗鞍岳から北アルプス、近景として南に賽の河原から剣ヶ峰、南西に継母岳が見えている。登ってきた尾根筋を戻り賽の河原まで下る。賽の河原はケルンが散在する殺伐とした風景だ。二ノ池小屋まで登ると残雪を伴った二ノ池がある。きょうが王滝口の山開きらしく(濁河口は6月15日)、二ノ池小屋で大掃除をしていた。
 
  (摩利支天山、稜線から)   (摩利支天から乗鞍岳、北ア)  (摩利支天稜線から継母岳)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(摩利支天稜線から剣ヶ峰方向) (賽の河原から剣ヶ峰方向)       (二ノ池)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後のしんどい坂道を登ると神社のある御嶽山頂上だ。前の小さな広場に三角点があり、足下に空の一ノ池、東南には田の原、南に明日登る恵那山がそびえている。開山日にもかかわらず、時間的に早いせいか山頂を独占して眺望を楽しむことができた。9時を過ぎると雲が湧き出し継子岳方面は雲に隠れだした。お鉢巡りは神社の裏から岩角を下りる。
 
     (御嶽神社)           (御嶽山三角点)     (一ノ池、周りの稜線がお鉢巡り)
 
 
 
 
 
 
 
(山頂から二ノ池、継子岳方向)      (田の原方向)         (南方の恵那山)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地獄谷は所々で噴気を上げている立入り禁止の怖ろしげな谷だ。お鉢巡りは岩稜沿いに一ノ池を回り、約1時間かかる。継母岳へ登る道はなく、お鉢巡りの途中から継母岳の方向へ強引に下るしかないらしい。小屋のご主人によれば、往路は良いが、継母岳からお鉢巡りの途中めがけて帰る際に道が分からなくなってハードな登りになる恐れがあるらしい。今回は時間的に余裕がないため寄らなかった。帰りはニノ池小屋新館から賽の河原へでて、摩利支天を巻いて五ノ池小屋へ戻った。五ノ池から花を見るために湿地の四ノ池へ下り始めたが、明日の恵那山登山のため2時過ぎには濁河温泉へ下りたかったので残念ながら四ノ池は割愛した。
 
     (地獄谷)         (お鉢の反対側から見た剣ヶ峰)      (三ノ池)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(湿地の四ノ池から継子岳方向) (飛騨山頂からの下り道)    (ハイマツの中の下り道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

きょうも下山途中に小学生の団体登山を追い越した。地元の学校では恒例行事になっているらしい。山は午後から曇り空になり山頂付近は見えなくなってしまった。飛騨頂上から丁度2時間で濁河温泉の駐車場に着き、あすの恵那山に備えて中津川へ移動した。

★道端の花
    (オオバユキザサ)         (イワカガミ)             (ツガザクラ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 (ハクサンイチゲ-開花初め)  (ハクサンイチゲ-開花直後)   (ハクサンイチゲ-満開)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (エゾシオガマ)         (シナノキンバイ)          (イワベンケイ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 (キバナシャクナゲ-咲き始め)    (キバナシャクナゲ)         (ナナカマド)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (ゴゼンタチバナ)       (コバイケイソウ-蕾)        (カラマツソウ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ルート断面図


 
 
 
 
 
 
 


★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  御嶽山、胡桃島

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