★ひとこと 「後立山縦走(唐松岳〜針ノ木岳)第4日午前:冷池山荘から新越山荘へ」
爺ヶ岳北峰から中峰、赤沢岳、薬師岳(右:立山)を望む

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★行った日 2004年7月28日(水) 晴後曇
単独
★コース
冷池山荘5:20→赤岩尾根分岐5:35→6:37(2631m)爺ヶ岳北峰6:40→6:55(2669.8m)爺ヶ岳南峰7:00→7:25種池山荘7:29→8:58(2630.3m)岩小屋沢岳9:00→9:37新越山荘9:48
きょうも早朝は快晴だ。冷池山荘から一旦下ってから登りかえすとすぐに赤岩尾根分岐だ。一昨日夕方の雷雨により柏原新道が一部不通になった時、ここから大谷原へ下山の計画をした人がいたが、今朝は柏原新道が修復されて種池山荘から扇沢へ下ることができるようだ。ここから爺ヶ岳を経て種池山荘に至る稜線歩きはさえぎるものがなく展望が大変素晴らしい。爺ヶ岳へ続く稜線からは、南西方向にこれから行く種池山荘、赤沢岳、針ノ木岳が弧を描いて連なり、後方には鹿島槍ヶ岳が朝日を浴びている。爺ヶ岳北峰も中峰も好天に恵まれ登山者で大繁盛だった。
(冷池山荘から爺ヶ岳) (赤岩尾根分岐) (分岐から布引、鹿島槍南峰、北峰)
(爺ヶ岳稜線から針ノ木、赤沢) (稜線から鹿島槍南峰、北峰) (爺ヶ岳北峰山頂)
(爺ヶ岳北峰から中峰) (爺ヶ岳中峰山頂) (中峰から種池小屋へ続く稜線)
爺ヶ岳山頂から見通しの良いハイマツの原っぱの広い尾根を立山連峰を正面に見ながら下る。左に柏原新道が通る扇沢筋が見え、バスターミナルも見えている。種池山荘からいったん棒小屋乗越まで下る。この辺りは池塘が散在しキヌガサソウが群生し、お花畑も登山道沿いに展開している。このところ毎日8、9時を過ぎるとガスがでだすので撮影は早朝に限られてしまう。岩小屋沢岳で展望を楽しんでから新越乗越への下りになる。
(扇沢へ至る柏原新道) (立山と剱と種池山荘) (種池山荘)
(棒小屋乗越から稜線を登る) (岩小屋沢岳) (岩小屋沢岳山頂)
(左から、ガスっている白馬山系、今までに通過した唐松岳-五竜岳-鹿島槍ヶ岳-爺ヶ岳)
(黒部川をへだてて左から、雄山、大汝山、真砂岳、別山、剱岳)
岩小屋沢岳の稜線の下りから針ノ木峠の小屋がガスの晴れ間に望めた。きょうの宿はまだ遥か彼方だ。計画では、キレット小屋、種池山荘、針ノ木小屋の順に泊る予定であったが、冷池山荘泊まりであったため時刻が中途半端になってしまった。昨日は雷雨がなかったのできょうもない事を信じて針ノ木小屋まで頑張ることにした。早く着きたいので早々に新越山荘を出発する。
(岩小屋沢岳稜線から新越山荘) (針ノ木峠と針ノ木雪渓) (新越山荘)
★道端の花
キヌガサソウ(棒小屋乗越) イブキジャコウソウ(岩小屋沢岳)コバイケイソウ(岩小屋沢岳)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・山と高原地図 鹿島槍・五竜岳
・2万5千分の1地形図 十字峡、神城、黒部湖、大町
