西吾妻山(2035m)
★行った日 2004年10月8日(金) 曇後雨
単独
★コース
(第8日)10月8日
(天元台ロープウエー)
(ロープウエー天元台高原駅) (天元台高原から蔵王連峰)
かもしか展望台を越えるとすぐに木道が現れ湿原の前方に梵天岩の丘陵が望める。木道周辺はなだらかな地形でシーズンには高山植物が咲き乱れそうな所だ。人形岩へ続く道を左に分け直進すると湿原を過ぎて大凹の水場に着く。ここから岩礫の道を登ると大岩の連なった梵天岩だ。吾妻連峰の展望が素晴らしい。岩礫原のすぐ先に吾妻神社があり、ここから飯豊連峰が望める。岩礫原の南から岩角を下ると、オオシラビソとダケカンバにかこまれた最後のなだらかな道を登ると西吾妻山山頂だ。全然ブラインド状態なのですぐに引き返した。
雲行きが怪しくなってきたので急いで元来た道を戻りリフトに乗る。下りのリフトは東北の名山が望める特等席だ。左から、飯豊連峰、朝日連峰、月山、蔵王連峰が眺められる。きょうは鳥海山は見えなかった。ロープウエーの下の駅に着いたとたんにポツリと降りだした。幸いにも何とか降られずに吾妻山に登れた。 再び白布峠を越えたが、初日はガスで全然見えなかった西吾妻山、桧原湖から磐梯山、などの景観を楽しみながら霧雨の中を裏磐梯を通った。猪苗代で腹ごしらえをして夕方猪苗代磐梯高原ICから磐越道に入った。全線雨中ドライブとなり、新潟で暗くなり12時半に無事帰阪した。今回の東北お手軽登山は晴れたのがたった2日だけで、あとは降られ続け山の外観すら撮ることのできない山々が多かった。しかし、予定を1日延ばしただけで計画した山を全部登り終えたので満足できる山行だった。
昭文社刊山と高原地図から転載
(参考地図) |