兜岳(920m)鎧岳(893.9m)


★ひとこと   「紅葉と柱状節理大岩壁の奇峰、兜岳鎧岳」

青蓮谷川の嶽見橋から鎧岳を望む

                                       *)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。

★行った日   2004年11月02日(火)  晴   単独
        
★コース

高槻5:12(近畿道、西名阪)=針IC=7:13目無地蔵7:19→(920m)兜岳8:03→峰坂峠8:30→葛バス停分岐8:38→8:58(893.9m)鎧岳9:08→葛バス停分岐9:21→峰坂峠9:27→兜岳10:00→目無地蔵10:30=杉平、林道入口11:10

 かねてより、倶留尊山の近くの特異な岩山、鎧岳と兜岳へ登りたいと考えていた。半月に照らされて早朝に出発、榛原からR369を通り「掛」の三叉路を直進して名張へ通じる県道に入る。曽爾村役場の先を赤目方面へ左折してしばらく進むと目無地蔵が道路右手にあり道が広くなっているので駐車する。但し、数台分しかスペースはない。

 目無地蔵の横から谷川に沿って登山道を登る。入口付近に大きな案内標識はなく、山の会などが設置した手書きの小さな標識と所々にあるテープを見落とさないようにすることが大切だ。薄暗い杉植林帯を過ぎると広葉樹林帯にでて大岩の露岩地帯を登る。頂上近くにはフィックスロープが張られた急坂があり、この辺りから視界が開け西南方向に屏風岩上部の凹凸、住塚山、国見山が望める。兜岳山頂は灌木に囲まれ見通しが悪いが、鎧岳方向へ続く稜線から東方に倶留尊山や古光山、遠くに局ヶ岳などが展望できる。

      (目無地蔵)         (登山口の杉植林帯)     (中腹以上の広葉樹林帯)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
        (巨岩1)              (巨岩2)       (フィックスロープのある急坂1)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(フィックスロープのある急坂2) (兜岳中腹から住塚山、国見山)      (兜岳)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 稜線からは右下に色づいた灌木越しに集落が眼下に広がり、前方には先が鋭く切れ落ち後がずんぐりした鎧岳が緑と紅葉に包まれているのが見える。急坂を下ると峰坂峠だ。さらにもう一つコルを越えると鎧岳へ取り付く。当初なだらかに登りだが最後に急登すると尾根に出て、右へ100メートルなだらかに登ると灌木にかこまれた鎧岳山頂だ。東南方向には視界が広がっている。嶽見橋から眺めると兜岳より鎧岳が尖って見えるが、鎧岳の後方は比較的なだらかな山容で登り易く、兜岳の方が手足を使って登る急登があるのが意外であった。往路と同じ経路で目無地蔵まで戻った。
 まだ早かったので計画通り学能堂山へ向かった。

 
  (兜岳付近の尾根道)       (稜線から今井集落)        (稜線から鎧岳)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (稜線から兜岳)         (鎧岳付近の尾根)           (鎧岳)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    (稜線から局ヶ岳方向)             (嶽見橋から兜岳と鎧岳)
 
 
 
 
 
 
 
 


★ルート断面図

 

 

 

 

 

 


★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  倶留尊山、大和大野

Homeへ