★ひとこと 「橋にこだわって瀬田から錦秋の宇治川ラインを経て淀へ」
紅葉に映える宇治川ラインの大峰橋
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★行った日 2004年12月6日(月) 晴時々曇 単独
★コース
(第1日)
JR高槻6:42=7:14石山7:17
1.JR石山駅
7:17 0.0km 40.4km
2.R1瀬田川大橋 7:24 0.6km
39.8km
3.瀬田唐橋 7:35 1.1km
39.3km
4.京滋バイパス 8:01 3.1km
37.3km
5.南郷洗堰 8:25 5.1km
35.3km
6.立木観音 9:02 8.0km 32.4km
7.鹿跳橋 9:07
8.5km 31.9km
8.外畑町 9:25 9.9km 36.0km
9.京都府境 10:00
12.8km 30.5km
10.笠取IC分岐 10:03 13.1km 31.1km
11.曾束橋 10:14-10:21 14.0km 27.3km
12.喜撰山大橋 10:55 16.5km 23.9km
13.大峰橋 11:24 18.9km 21.5km
14.宵待橋 11:47 20.6km 19.8km
15.天ヶ瀬ダム 12:14
22.7km 17.7km
16.天ヶ瀬吊橋 12:27-12:32 23.5km 16.9km
17.宇治橋 13:02
25.4km 15.0km
18.京滋バイパス 13:24-13:33 26.9km 13.5km
19.隠元橋 13:58 28.8km 11.6km
20.観月橋 14:30 31.3km 9.1km
21.第2京阪巨椋大橋 15:00 33.4km 7.0km
22.R1宇治川大橋 15:06
34.0km 6.4km
23.淀大橋 15:50 37.5km 2.9km
24.御幸橋(宇治川) 16:12 39.4km 1.0km
25.京阪八幡市駅 16:28 40.4km 0.0km
16:28京阪八幡駅16:35(京阪)=京阪枚方市(京阪バス)=阪急高槻駅17:26
(第1日目)
(1)JR瀬田駅〜鹿跳橋(8.5km)
昨日のぽかぽか陽気にさそわれてかねて計画していた淀川完歩に出発した。今朝はあいにく冬型気圧配置が強まり、伊吹山、比良山に初冠雪をもたらした寒気のせいで時々時雨をともなう北西風が吹きすさぶ中、JR石山駅から歩き始めた。朝の通勤客とは反対方向へ駅前から東に進むと瀬田川右岸へでる。瀬田川に沿う遊歩道が瀬田唐橋、新幹線鉄橋、名神高速などの下を通って石山寺手前まで続いている。石山寺辺りからは遊歩道はなくなりR422の歩道を歩く。南郷洗堰から大戸川合流点までは瀬田川沿いの遊歩道を歩けるが、合流点から鹿跳橋までは道路の歩くスペースは極端に狭くなる。ダンプカーなどの大型車の通行が非常に多いのに道幅が狭いため命がけ歩く、二度と行きたくない道だ。京阪石山から大石までバス便があるので南郷洗堰から大石までバスを利用するのも手だ。瀬田川は大戸川合流点から渓谷の様相を示す。立木観音の前の広場で一息入れ、少し進むと鹿跳橋だ。R422はこの橋を渡り信楽方向へ向かうが、これから向かう宇治は県道で川沿いに進む。鹿跳橋を渡った大石集落にはコンビニもあるので食料調達の適所だ。
(JR東海道線) (R1瀬田川大橋) (瀬田唐橋)
(立木観音付近の渓谷美) (立木観音入口) (鹿跳橋)
(2)鹿跳橋〜宇治橋(16.9km)
鹿跳橋から宇治川ラインの核心部だ。曾束大橋から大型トラックがぐっと少なくなり歩道スペースが少ないながらも歩き易くなる。宇治川ラインの上流部は水も濁り紅葉もイマイチだったが喜撰山大橋は鮮やかな紅葉が青い湖面に映えて美しかった。美しいアーチ式の喜撰山大橋は喜撰山揚水発電所ダムの取付け道路入口であり、通行止だ。次に現れる吊橋の大峰橋は渡り切った所で通行止になっているので吊橋上から景観を楽しむことができ、沢山のカメラマンで賑わっていた。そのすぐ先には「喫茶かんばやし」があり、休憩するのによい。次に宵待橋を渡ると宇治田原から来る県道と合流し、再び大型トラックなどの交通量が多くなる。景色に見とれながら、トラックに注意しながら、進むと間もなく天ヶ瀬ダム堰堤に着く。ここから県道と分かれ紅葉の道を下ると宇治川発電所だ。宇治川は発電所の放水が加わるため俄然水嵩が増え流れも早くなる。白虹橋、天ヶ瀬吊橋を過ぎると宇治市街に入り、右に塔の島、左に平等院を見ながら紅葉の遊歩道を散策する。この辺りが本コースのクライマックスとも言える所だ。宇治川左岸の細い道をたどり宇治橋をくぐり、すぐに堤防に上がるとJR奈良線の踏切だ。
(西笠取川の橋・笠取IC分岐) (宇治川ライン上流) (曾束大橋)
(3)宇治橋〜京阪八幡市駅(15.0km)
宇治橋をくぐって堤防に上がりJR奈良線の踏切を渡る。この左岸堤防上の道は白線を引いただけの歩道スペースが小さい上に交通量が多くて歩きづらいので堤防下の河川敷を歩く。多少ぬかるんだ所もあるが概して歩き易く観月橋の下まで河川敷を歩ける。京滋バイパス、隠元橋をくぐり、右に三十石舟の展示を過ぎると観月橋だ。高架橋を越えた所で堤防に上がり信号を越えてから観月橋を渡り右岸に移る。しばらく外環状線のガードレールで隔てた歩道を歩くが、ほどなく車道と分かれ堤防上を進むと三栖(みす)閘門がそびえている。宇治川と水位の異なる伏見港を結ぶために水位調節のできる昭和4年に作られた閘門だ。今は資料館になっている。この辺りから左岸に巨椋池干拓地が広がり京滋バイパスが延々と続いているのが見える。第2京阪巨椋大橋、R1宇治川大橋を過ぎると右に京都競馬場が見えてくる。淀大橋の下をくぐって堤防に上がり右下に美豆小学校を見てガス管?架橋を越えて進むと京阪京都線につきあたる。踏み跡をたどり堤防を下りて鉄橋をくぐってすぐに堤防上へ戻る。新しいR478と京滋バイパスの下を通ると旧1号線にでる。あとは御幸橋を2つ(宇治川と木津川)渡ると京阪八幡市駅はすぐだ。きょうは曇がちの天気だったが40キロも歩くと足の小指に水ぶくれができてしまった。テーピングを怠ったためだ。本当は2日目の続きは淀川左岸から始めると連続性が保てるが、交通量の多い旧1号線の白線で隔てた歩道歩きが八幡から樟葉まで続くので敬遠し、次回は山崎から淀川右岸を歩き始める予定だ。
(JR奈良線)
(立派な大阪湾からの里程標石)(京滋バイパス付近の河川敷)
(三十石舟) (観月橋)
(観月橋)
(第2京阪巨椋大橋) (R1宇治川大橋) (淀競馬場)
(淀大橋) (京滋パイパス、R478) (御幸橋・木津川)
★ルート断面図
★地 図
(2)鹿跳橋〜宇治橋 (1)瀬田〜鹿跳橋