白髪岳(721.6m)

 

★ひとこと   「ヤブツバキと岩稜尾根の白髪岳へ」

住山集落から白髪岳を望む

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★行った日   2004年12月26日(日)  晴後曇   単独
          
★コース

高槻6:22(R173、372)=8:20白髪岳登山口8:28→支尾根8:57→9:21(721.6m)白髪岳9:27→コル9:51→文保寺分岐10:00→10:11(687m)松尾山10:14→10:19仙ノ岩10:29→卵塔墓地10:39→高仙寺本堂跡10:45→卵塔墓地10:50→林道分岐11:06→白髪岳登山口11:26(R176)=五台山駐車場12:25

 今年最後の山行に篠山方面へ出かける事にしてまだ輝いている星におくられて出発した。能勢から篠山にかけて冷え込みが厳しく、霞がたなびく山あいでは−2℃位で一面霜で真っ白だが、峠ではかえって気温が上がり2℃と無風逆転現象が見られた。R372から地方道に入り住山集落を過ぎると林道が二股に分かれ、白髪岳登山口は左の林道へ入る。すぐに舗装が切れ地道の林道を約1キロ進むと休憩所もある白髪岳登山口だ。道端に数台分の駐車スペースがある。
 登山口を入るとすぐに土砂崩れのため谷の反対側へ渡る迂回路を登る。ヤブツバキの林の中の丸太階段登って行き、急な斜面を登りきると支尾根に到達する。ヤブツバキは点々と咲き始めており殺風景な冬景色に彩りを添えている。支尾根は灌木に囲まれた道が続いているが、すぐに岩場があってこれを登ると見晴らしの良い岩尾根の上にでる。しばらく登ると白髪岳山頂だ。展望は素晴らしく、東北には篠山盆地の向うに多紀連山、南には特徴のある三角錐の虚空蔵山は判ったが、山名は同定できない播州の山々が連なっている。

 

(林道分岐、左:白髪岳登山口)     (林道を直進)        (林道から見える白髪岳)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    (白髪岳登山口)      (土砂崩落通行止の登山道)     (ヤブツバキの林)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(ヤブツバキ林中の丸太階段)      (ヤブツバキ)            (ヤブツバキ)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

    (岩稜尾根の鎖場)        (岩稜尾根の鎖場)          (岩稜尾根)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    (白髪岳三角点)         (山頂から南:虚空蔵山)  (山頂から東北:多紀連山)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 松尾山は白髪岳から北方へ急坂を下りP689峰の山腹を右に巻いて東方向へ連なる尾根を進む。ここにも点々とヤブツバキが咲いており、この山域は実にツバキの多い所だ。快適な尾根道を行くと文保寺方向へ下る道を左に分け上りきると松尾山頂上だ。山頂は樹林に囲まれた平らな地形で砦跡らしい。東方だけ視界が開け篠山盆地が足下に広がっている。山頂から南へ5分ほど下ると千年杉、仙ノ岩がある。特に、仙ノ岩から東方向の展望が素晴らしく、山頂よりこの岩の上が休憩に適している。仙ノ岩から10分も下ると卵塔が一列に並んだ古い墓地?があり二手に道が分かれている。左へ5分も行くと高仙寺本堂跡に着く。鎌倉時代には多くの塔堂があったらしいが今は杉の大木の間に本堂跡があるのみだ。再び元の分岐点まで戻り尾根筋を道なりに下ると、往路に車で通った林道の分かれ道の左へ30メートルほど行った所へ飛び出す。あとは駐車場所まで約1キロの林道歩きで帰り着いた。
 住山集落からR372まで戻り、R176で柏原、県道で氷上町を経て香良の五台山駐車場まで丁度1時間で着く。

  (ヤブツバキの尾根筋)        (立派な尾根道)       (コルから白髪岳(左))

 
 
 
 
 
 
 
 
 

     (文保寺分岐)          (松尾山頂上)         (砦跡らしい山頂広場)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (山頂から篠山盆地)         (千年杉)              (仙ノ岩)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

     (高仙寺本堂跡)         (高仙寺本堂跡)           (卵塔墓地)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ルート断面図

 

 

 

 

 

 

★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  篠山

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