音羽山(851.7m)経ヶ塚山(889m)熊ヶ岳(904m)

 

★ひとこと   「不動滝から雪の音羽三山を経て下居へ」

針道集落から音羽三山(左:熊ヶ岳、右:P859)を望む

                                       *)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。

★行った日   2005年1月18日(火)  曇後晴   単独
          
★コース

高槻6:35(近畿道、西名阪)=天理IC(R169)=8:35不動滝8:46→林道終点9:36→9:45大峠9:49→(859.0m)電波反射板10:05→(904m)熊ヶ岳10:28→(889m)経ヶ塚山11:04→(851.7m)音羽山11:22→善法寺11:45→下居県道出合12:12→不動滝12:34(県道37)=山口=林道浄水槽横13:00

 ここ2、3日ぐずついていた天候も快復して天気予報にお日様マークが並んだので、雪のあまり多くない山を選んで出かけた。桜井から多武峰談山神社(とうのみねだんざんじんじゃ)を目標に県道37を南下すると不動滝バス停がある。すぐ横に破不動(わりふどう)が真っ二つに割れた岩をご神体にして鎮座している。滝付近の空き地に駐車する。
 不動滝から林道をさかのぼると針道(はりんど)の集落を通る。この辺りでは大規模なトンネルや橋脚などの道路工事が行われており2、3年後には大宇陀へ道路が開通するらしい。針道集落から残雪が始まり林道終点では一面真っ白だ。仕方なくここでスパッツをつけて登山道に入る。大峠は「女坂伝承地」石碑と祠があり、宮奥へ下る道、龍門ヶ岳と音羽三山への尾根道、の4叉路だ。音羽三山方向へ杉林中の尾根道を登るとP859に電波反射板がある。振り返ると午後登る予定の龍門ヶ岳が端正な形を浮かべている。東方の木の間から大宇陀の町が見える中、雪の急坂に足をとられながら高度をかせぐと熊ヶ岳だ。展望はないが誰も登った形跡がなく処女雪に足跡をつけて行くのは気持ちがよい。ただ、急坂で縦方向のかくれた木の根がわからずに滑るのが難点だ。

 
(ご神体が割れた岩の破不動)       (不動滝)          (不動滝横林道始点)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  (工事中の大峠トンネル)      (林道終点付近)        (大峠への登山道)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

      (大峠の祠)         (大峠からの尾根道)     (P859から龍門ヶ岳を望む)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  (P859の電波反射板)      (P859から大宇陀方面)        (熊ヶ岳)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 経ヶ塚山へ続く尾根道をいくと後ろから格好のよい熊ヶ岳が見送ってくれる。経ヶ塚山頂上には石灯籠があり信仰の山であることをうかがわせている。ブラインドの山頂から尾根を伝うとすぐに音羽山でこれも植林帯の中で展望は全くない。山頂で縦走路と別れ南音羽へ下る。沢に入った辺りから倒木が多くなる。音羽山から30分位下ると善法寺だ。寺域には樹齢500年のオハツキイチョウの大木があり天平勝宝元年(749)建立の古刹だ。ここからは丁石のある整地された参道となり南音羽集落にて百市(もものいち)方面と別れ下居(おりい)で県道37と出合う。県道を通って不動滝へ帰りついた。すぐに県道37を通り龍門ヶ岳登山口に向かう。
 この辺りは多武峰談山神社に近く、信仰に結びついた山や社寺が多く存在している。地名も針道(はりんど)、百市(もものいち)、下居(おりい)など歴史的なにおいがしている。
 
  (熊ヶ岳のエビノシッポ)     (尾根道から熊ヶ岳を望む)       (経ヶ塚山)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

     (音羽山)         (音羽山頂上からの下山道)    (登山道をふさぐ倒木)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      (善法寺)         (善法寺のオハツキイチョウ)      (善法寺参道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (南音羽、百市分岐)         (下居分岐)        (県道の下居バス停付近)

 
 
 
 
 
 
 
 
 

★ルート断面図

 

 

 

 

 

 


★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  畝傍山、古市場

Homeへ