★ひとこと 「早春の尾根周遊と全方位展望の山、堀坂(ほっさか)山」
観音岳から堀坂山を望む
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★行った日 2005年4月5日(火) 晴
単独
★コース
高槻5:10(近畿道、西名阪、名阪、伊勢道)=松阪IC=7:30森林公園駐車場7:40→雲母谷林道終点登山口8:06→P456
8:32→雌岳(石仏)9:10→勢津分岐9:17→9:27(757.4m)堀坂山9:45→堀坂峠10:04→10:42(605.9m)観音岳10:49→あずまや11:28→森林公園駐車場11:35=坂内・林道脇白猪山登山口12:31
1ヵ月半ぶりの山行だ。前回山行時より相当日が長くなり、出発の5時を過ぎると薄明るくなっている。順調に高速道を乗り継ぎ、駐車場のある森林公園到着は一番乗りの7時半だ。
県道から分岐している雲母谷林道を、途中分岐を無視して約30分直進すると林道が終わり、登山道が始まるが何の表示もないので少し不安だ。ヤブツバキの点在する木の根が露出した急坂を登ると尾根の尾にでて、後はなだらかに尾根伝いに登ると林道終点から約30分でP456に着く。アセビの混じる雑木林の尾根のピークを越えながら高度を稼ぎ、6〜7個目のピークが雌岳で石の囲いの中で石仏が安置されている。雌岳からは堀坂山(雄岳)の頂上が間近に見えている。雑木林の尾根からはまだ芽吹いていない雑木の間から下界を垣間見ることができるが見晴らしはあまりよくない。雌岳から尾根を少し下ったコルにベンチがあり松阪方面の視界が開けており勢津方面への分岐もある。尾根を登り返すと堀坂山山頂だ。文字通り360度の展望が楽しめる。少し霞んでいるが高見山位まで遠望でき、午後登る予定の白猪(しらい)山、矢頭(やず)山などが間近に見えていた。
(左:雲母谷林道入口) (林道終点の表示のない登山口) (木の根の急登)
(登山道傍のヤブツバキ) (アセビの混じる雑木林) (満開のアセビ)
(雌岳の石仏(囲いの中)) (雌岳から雄岳を望む) (観音岳の尾根)
(堀坂山頂上) (堀坂山山頂祠) (頂上直下の大日如来)
堀坂山頂上から南南西(左)〜西北(右)を望む
(白猪山) (局ヶ岳) (大洞山、倶留尊山) (矢頭山)
山頂から急坂を30分も下れば堀坂峠だ。途中、2ヶ所に大日如来の銅像が祀られている。峠には数台の駐車スペースがあり、殆どの人はここに車を置いて堀坂山へ登る様だ。
登山道の表示はないが、観音岳へは県道の向こう側から続く道を登る。しばらく杉林や雑木林の間を登るが、やがて堀坂山東尾根がよく見える明るいササ原主体の尾根道が観音岳まで続いている。小広場の観音岳山頂は南面の見晴らしがよいが、5分位進んだ所にある観音展望台は雑木林の囲まれ眺望はきかない。ヤブツバキの多い下山道を下り、あずまやを過ぎると森林公園に着く。きょうは春休みの名残りの晴天日とあって、公園では沢山の家族連れが三々五々とチラホラ咲の桜を楽しんでいた。
次の白猪山へ登るべく坂内へ向かった。
(下山路の大日如来) (堀坂峠の観音岳登山道) (快適な尾根道)
(観音岳から堀坂山東尾根を望む)
(ヤブツバキの多い下山道) (下山道のあずまや) (森林公園から堀坂山を望む)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 大河内