(山頂から西床尾山) (山頂から鉄鈷(かなとこ)山) (山頂から豊岡方面)
先の尾根分岐点まで戻り、緩い斜面の尾根道を左へ下る。疎林帯の尾根道をアップダウンしながら進むと東床尾山から約1時間で西床尾山だ。この尾根道は急坂もなく明るい灌木帯の気持ちのよい散歩道だ。西床尾山頂上は杉林の中だが東側のみ視界が開け東床尾山が望める。
山頂から南へ続く尾根道と、東の支尾根を下る道があるが後者を下る。下り口の表示がなく赤テープしかないので注意が必要だ。支尾根は急坂で踏み跡も殆どなく、所々倒木でふさがれており、目印テープの間隔も広いので尾根の背を外さない様に慎重に下った。らかん谷へ出会ってからはひたすら下流へたどれば、金の精錬所跡などを通って林道へ出る。ただ、らかん谷の荒廃は著しく、昨年の豊岡地方の洪水の物凄さを物語っていた。林道合流点には何の表示もなく、更にらかん谷から西床尾山への取り付き点もわかり難いので、この経路は西床尾山からの下山路に使ったほうが良さそうだ。林道出合からは、車で通った林道を逆にたどれば20分ほどで登山口だ。
午後は粟鹿山へ登るべく、R9で矢名瀬へでて山東町(今は朝来市)の与布土へ向かった。