剣山(1954.7m)次郎笈(1929m)

 


★ひとこと   「展望笹原の剣山から次郎笈を経て見の越へ」

次郎笈峠から剣山を望む

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★行った日   2005年5月14日(土)  晴   単独
          
★コース

高槻5:10(中国道、山陽道、明石鳴門道、高松道、徳島道)=美馬IC(R438)=9:10リフト見の越駅駐車場=リフト西島駅9:41→10:22(1954.7m)剣山10:28→西島駅分岐10:39→巻き道分岐10:49→11:09(1929m)次郎笈→巻き道分岐11:35→西島駅分岐11:45→リフト西島駅12:11→見の越駐車場12:38(R439、R32、R319)=新宮IC(高知道、松山道)=道後温泉16:40

 晴天の週末だが朝早かったので渋滞名所の中国道の宝塚トンネルを順調に過ぎ、山陽道から車のまばらな明石海峡大橋に入る。きょうは薄くかすみがかかり橋の上からの景観はいまいちだった。淡路島から潮流が静止状態の鳴門海峡を渡り、高松道の板野ICから徳島道の藍住ICへ入り、美馬ICを出て山間部を剣山へ向かった。カーブの多い1車線道路が続くが、車窓から見える景色抜群のR438で海抜約1400メートルの見の越に着く。大阪から丁度4時間だ。土曜日とあって駐車場にはすでに沢山の他府県ナンバー車がきていた。
 上りはリフトを利用して標高約1700メートルの西島駅から歩き始めたので、山頂まで高度差約250メートル登るだけだ。頂上への道は4本あるが見晴らしのよい尾根道をとる。整備された階段道を登ると刀掛けの松の広場に着く。もう一月遅いと高山植物、特に剣山名花のシコクフウロが見られるが、残念ながら咲いていなかった。小潅木帯を更に登ると鳥居があって、雲海荘の横を過ぎると木道が続き、剣山測候所前を過ぎると見晴らし抜群の剣山頂上だ。少しかすんでいるので遠くは見通せなかったが、笹原でおおわれた次郎笈(じろうぎゅう)が眼前に優美な姿を見せている。
 山頂から尾根伝いに笹原を下り、途中、リフト西島駅へ通じている道を右に分けて登り返す。更に、三嶺山へも通じる巻き道を右に分け、登りつめると次郎笈山頂だ。振り返ると堂々とした剣山の姿がせまっている。次郎笈山頂から三嶺山はじめ四国山地の山々が連なっていたが、今回登る予定の石鎚山までは確認できなかった。

 
      (リフト西島駅)        (剣山西島駅登山口)         (登山道)

  (登山道から山頂を望む)       (刀掛の松)            (笹原登山道)

   (大剣神社鳥居)          (剣山測候所前)       (木道を敷きつめた剣山)

  (剣山から次郎笈を望む)   (次郎笈から剣山を望む)        (次郎笈山頂)

 
 来た道を戻り、剣山頂を通らず西島駅へ通じている巻き道へ入る。平坦な道を進むと大剣神社があり、お塔石と呼ばれる大岩と全国百名水に選ばれている水場がある。休憩所を過ぎると西島駅はすぐだ。ここから見の越まで立派な登山道があり、景色を眺めながら下っても30分かからないので下りは歩きがお勧めだ。きょうの剣山は好天に恵まれ家族連れのハイキングが多く賑やかだった。
 次は松山へ向かうべく、1車線の曲りくねったR439で祖谷渓から大歩危に出て、山越えして新宮ICへ入る。あとは高知道、松山道を通り夕刻、道後へ着いた。

(次郎笈から西〜東を望む)
(西)     (天狗塚)(三嶺)                    (剣山)            (東)

(三嶺山分岐、正面は次郎笈)  (西島駅分岐、右は剣山)       (明るい登山道)

      (お塔石)       (西島駅からなだらかな下山道)  (登山道からR438、439)


★道端の花
   (ショウジョウバカマ)         (?スミレ)               (?)
 
    (ミヤマカタバミ)           (?タンポポ)           (ミツバツツジ)
 
      (ムシカリ?)         (?ネコノメソウ)             (?アザミ)

★ルート断面図

★地  図

(参考地図)
・山と高原地図       石鎚・四国剣山
・2万5千分の1地形図  剣山

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