★ひとこと 「トンネル東口から岩稜の寒風山を経て雄大な笹ヶ峰へ」
寒風山付近から笹ヶ峰を望む
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★行った日 2005年5月15日(日) 晴
単独
★コース
道後温泉7:40(松山道)=伊予小松IC(R194、瓶ヶ森林道)=9:30寒風山トンネル東口9:41→桑瀬峠10:25→11:18(1763m)寒風山11:27→丸山荘分岐12:27→12:30(1859.5m)笹ヶ峰12:40→丸山荘分岐12:43→13:43寒風山13:45→桑瀬峠14:21→寒風山トンネル東口14:48(瓶ヶ森林道)=国民宿舎石鎚16:30
松山のコンビニできょうとあすの2食分の昼食を買い込み松山道に入る。伊予小松ICを出てR194で寒風山トンネルへ向かう。R194は高知と瀬戸内をつなぐ立派な2車線道路で、5432メートルの寒風山トンネルは平成11年に完成した四国最長隧道だそうだ。高知県側トンネル出口を左折して旧R194寒風山トンネル東口まで1車線の狭い舗装道路を登りつめる。旧寒風山トンネルは通行止になっており愛媛県側から旧国道を登ってくることはできない。このトンネル東口に寒風山登山口がある。晴天の日曜日とあって近くの駐車場は満車のため林道を少し登った所の空き地へとめる。
登山口を入るといきなり樹林の中の急登を強いられるが、後は比較的なだらかな潅木帯を抜けると笹原の尾根に着く。左へ行くと伊予富士にも通じている縦走路の桑瀬峠だ。アケボノツツジの彩りを添えた岩峰の寒風山が眼前にそびえている。ハシゴ場やフィックスロープなどのある急坂の岩場を越えて笹原を回り込むと寒風山頂上だ。ブナの大木が散在する岩稜尾根道にはアケボノツツジやシャクナゲが丁度ピンクの花を咲かせていた。頂上からふり返ると岩尾根越しに伊予富士がこちらを見つめ、前方にはアケボノツツジが点在するやせ尾根の彼方にかっこいい山容の笹ヶ峰が招いている。
(寒風山登山口)
(縦走路近くの登山道) (登山道から寒風山を望む)
(桑瀬峠の伊予富士分岐) (桑瀬峠) (伊予富士へ続く縦走路)
(寒風山へ続く縦走路) (縦走路風景) (岩場の縦走路)
(寒風山近くの縦走路) (寒風山) (笹ヶ峰へ続く縦走路)
寒風山から笹ヶ峰までは約1時間の笹原展望稜線歩きだ。笹ヶ峰山頂の展望を楽しんでいるとガスがかかり始めたので往路と同じ経路で下山した。登山者の数は寒風山が圧倒的に多く、笹ヶ峰も雄大なよい山だが寒風山のほうも山自体に気品があって好ましい山だ。
少しガスってきたのでどこにも寄らずに狭い瓶ヶ森林道を土小屋の国民宿舎石鎚へ向かった。ここは標高約1500メートルもあり部屋にコタツがあったのには驚いた。
(縦走路から東北〜西南を望む)
(東北) (笹ヶ峰) (冠山) (寒風山) (西南)
(縦走路から笹ヶ峰を望む) (笹ヶ峰) (縦走路から寒風山を望む)
(寒風山南側の岩頭)
(縦走路から桑瀬峠を望む) (寒風山トンネル東口)
★道端の花
(アケボノツツジ) (キバナシャクナゲ) (シャクナゲ)
(?) (ミツバツチグリ?) (ミヤマカタバミ)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・山と高原地図 石鎚・四国剣山
・2万5千分の1地形図 別子銅山、日ノ浦、西条、瓶ヶ森
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