賎ヶ岳(421.1m)

 

★ひとこと   「余呉湖荘から稜線を経て強風の賎ヶ岳へ」

余呉湖から賎ヶ岳を望む

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★行った日   2005年6月13日(月)  晴   単独
          
★コース

能登又林道終点13:42(林道、県道)=三浜町(R27、R8、R365)=余呉湖賎ヶ岳登山口14:58→峠(飯浦分岐)15:20→15:42(421.1m)賎ヶ岳15:54→峠(飯浦分岐)16:11→余呉湖賎ヶ岳登山口16:24(R365、R8、R303、R367)=京都(R171)高槻19:35

 水上勉は「湖の琴」で余呉湖を次のように描写している・・・・
はじめて見た余呉の湖は暗く沈んでいて私の好みに合った。・・・・余呉の湖は周囲がすべて山であった。南から賎ヶ岳、大岩山、赤子山、行市山と、そんなに高くはないが、黒襞をみせた山々が重なりあって湖をとりまいていた。とくに、賎ヶ岳側は、嶮しく切りたって落ち込んでいて、波一つない鏡のような湖面は、山影をうつして蒼光りしていた。そういえば、この湖には、山からそそぐ川はなかった。昔から湖底に湧き水があるといわれ、如何なる旱魃の年も水が涸れたことはなく、琵琶湖より水位が高いにもかかわらず、水は手を切るように冷たかった。

 湖の周囲は開発されて明るく、周回の車道もあって上記の雰囲気はまるでなかった。余呉湖最南端にある国民宿舎余呉湖荘横が賎ヶ岳遊歩道入口だ。晴れているが風が強く湖面が波立ち少し遠くの山は霞んで見えなかった。杉の美林の中をなだらかに登っていくと約40分で峠だ。直進すると琵琶湖岸の飯浦(はんのうら)だ。峠から左の尾根道を登るとほどなく賎ヶ岳山頂だ。山頂からは、西に琵琶湖の飯浦から藤ヶ崎、北には余呉湖、東には木ノ本の街が広がっている。山頂には歴史的遺跡が随所に見られる。リフトも通じており散策の人々が山頂を楽しんでいるので登山靴姿はやや場違いの感じがした。本当は、大岩山まで尾根伝いに行きたかったが、きょうはちょっと立ち寄っただけなので、元来た道で下山した。
 帰りは、R8からR367(若狭街道)で大原、京都を経て一般道で帰阪した。

 
   (登山口に広がる余呉湖)     (賎ヶ岳遊歩道入口)     (杉林の中を登る遊歩道)

   (峠、山頂と飯浦分岐)     (整備された遊歩道)          (賎ヶ岳)

(山頂から琵琶湖、藤ヶ崎方向)    (山頂から余呉湖)      (山頂から木ノ本方向)

 
★道端の花
     (ササユリ)            (スズムシバナ)         (レンゲツツジ)

     (ハナニガナ)             (?)                 (?)

★ルート断面図

★地  図

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  木ノ本

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