★ひとこと 「美しい広葉樹林帯尾根の白馬山」
R424白馬トンネル手前橋上から白馬山を望む
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★行った日 2005年11月5日(土) 晴
単独
★コース
高槻4:48(近畿高速、阪和道)=吉備IC(R424)=7:00白馬山登山口7:09→尾根7:40→杣道分岐→杣道引き換えし→杣道分岐→尾根引き換えし(930m)→杣道分岐8:30→白馬山登山口8:50(R424)=清冷山林道始点9:28
日の出が遅くなり、和歌山市近くの阪和道から紀ノ川を俯瞰するあたりでようやく白み始めた。やっと明るくなった吉備ICからR424で竜神方面へ向かい、白馬トンネル手前を右へ細い林道に入る。国道の橋の下を通り道なりに進む。1車線ながら滑らかな舗装林道で走り易い。ネットでT字路まで進むと登山口があることを調べていたが、目標の手前のカーブの所に白馬山登山口の標識があったので林道の傍に駐車する。
登山口から杉林の急坂の後、山腹を巻くように登っていく。谷を渡る所で二又に別れているが表示もテープもないので直進し、杉植林帯の急坂を登ると尾根だ。あとで聞くとこの道はその昔、木馬道(木材を木の橇で搬出する道)だったらしく、杣道なので表示などは一切ない。丁度、尾根で間伐の準備をしている杣人に逢い、この尾根を右へたどればよいことを教えてもらう。ところが幾つかのピークを越えてどこまで行っても白馬山の表示がなく、先日の仙千代ヶ峰で道に迷ったこともあって疑心暗鬼になり、尾根を行ったり来たりする有様だ。その内に、白馬山ピークを通り過ぎたのではないかとの考えにとりつかれて林道のT字路に出るべく、何も表示のない杣道を下った。ところが往路の登山口へ戻ってしまったので、先の二又の所へ出たようだった。冷静に考えると白馬山頂上の一歩手前まで行っていながら引き返してしまったらしい。視界の利かない場所で、現在地が判らなければいくら磁石と地図を見ても駄目だと言うことがよく判った。一番いけないのは疑心暗鬼になることだ。
この山は杉植林の山だが、尾根伝いには広葉樹が茂り、あと1、2週間で紅葉が見られるのではないかと感じた。再度、T字路から登るのもシャクなのでR424で清冷山へ向かった。
(林道わきの登山口)
(杣道) (尾根の杉林と自然林)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 金屋、紀伊清水
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