★ひとこと 「仏隆寺から高城山、三郎ヶ岳を経て旧伊勢街道へ」
上田口集落から三郎ヶ岳を望む
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★行った日 2005年11月17日(木) 晴一時曇
単独
★コース
高槻5:12(近畿高速、西名阪)=針IC(R369)=7:12仏隆寺前駐車場7:22→高城山登山口8:02→8:30(810m)高城山8:41→9:10(879.1m)三郎ヶ岳9:16→旧伊勢街道出合9:40→高城山登山口10:15→仏隆寺前駐車場10:40(R165、R169、R163)=海住山寺
今週に入って急に寒くなり、近郊から紅葉の頼りが届き始めたので室生方面へ出かけた。煌々と輝く満月に見送られて出発、明るくなり始めた工事渋滞の名阪国道にて、高峰PA付近から見下ろす少し霞んだ大和平野の彼方の生駒・信貴山系のうえに白い月がかかるさまが素晴らしかった。針ICからR369を南下し榛原を過ぎて、仏隆寺の表示のある高井バス停を左折して仏隆寺前の駐車場にとめる。
駐車場横のあずまやから古刹仏隆寺へ石段が伸びている。優しい感じの石段の右には天然記念物の望月桜の巨木が根元で多数に枝分かれしてそびえている。石段上の山門を入ると平成10年の台風で倒れた千年杉の切り株が目につく。本堂に手を合わせてから元へ戻り、細い舗装道路を道なりに集落を過ぎ、杉木立のなかを30分も歩くと高城山(たかぎやま)の表示があって山道が左へ分岐している。山道はすぐに狭い地道林道と合流し、平坦な植林帯を抜けると山道となる。九十九折れの急坂を登り最後の鎖場を過ぎると高城山山頂だ。鳥瞰図が設置してあるので、東〜南〜西の視界が開け、高見山〜二上山までの展望が楽しめる。
三郎ヶ岳へ続く尾根道は岩尾根もあるが、所々見晴らしのきく気持ちの良い道だ。三郎ヶ岳山頂はまわりが切り開かれ休憩所もある。北方以外は見晴らし抜群の山頂だ。山頂から灌木帯の急坂を鎖伝いに下ると磨崖佛があり、更に、少し下ると田口方面への道を左に分け、諸木野の表示通りに進む。杉林を下ると旧伊勢街道の林道に出会う。右へ林道を下り、諸木野の集落を過ぎ山裾の舗装林道を道なりに進むと、高城山登山口を通り仏隆寺駐車場まで戻る。
このコースは危険な箇所もなく、山頂の展望も素晴らしく、古刹あり、磨崖佛ありの旧伊勢街道を通る家族連れに好適だ。午後、予定している海住山寺へ向かった。
(仏隆寺前あずまや) (仏隆寺石段) (高城山登山口)
(杉植林帯) (高城山頂上直下の急坂) (高城山頂上)
(三郎ヶ岳への尾根道) (尾根道の紅葉) (三郎ヶ岳山頂)
(三郎ヶ岳から高城山を望む)
(三郎ヶ岳下り急坂)
(磨崖佛)
(杉植林帯を下る) (諸木野付近から三郎ヶ岳) (諸木野集落)
★道端の花
(?) (リンドウ) (ノジギク)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 大和大野
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