弥十郎ヶ岳(715.1m)

 

★ひとこと   「畑市キャンプ場から谷道で雪の弥十郎ヶ岳へ」

曾地口付近から弥十郎ヶ岳を望む

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★行った日   2005年12月10日(土)  晴後曇   単独
          
★コース

高槻7:16(府道、R372)=8:45畑市キャンプ場8:56→吹越峠9:17→洞窟10:03→10:29(715.1m)弥十郎ヶ岳10:43→吹越峠11:19→畑市キャンプ場11:30=おおたわ駐車場12:00

 今年の冬将軍の到来は早いので道路に積雪がない近郊を選び、篠山の多紀アルプスを訪れることにした。通称デカンショ街道のR372を亀岡から篠山へ向かって進み、篠山が近くなると道路右側に波々伯部(ほうかべ)神社があるので左折する。辻川を渡り道なりに進み集落を抜けると猪除けの門扉がある。門の少し先が畑市のキャンプ場らしいが、単なる荒地だ。道端に数台分の駐車余地がある。
 弥十郎ヶ岳の表示に従って道を進むとすぐに杉植林帯に入る。初めは広い道だがすぐに登山道となり、薄暗い樹林帯を登りつめると尾根に着く。曾地からの登山道が合流している吹越峠だ。自然林の巻き道をなだらかに登っていくと谷筋に入る。この辺りから雪が深くなり、椿とイバラがからまった上に雪が積もって通路を通りにくくしている場所がしばしばあり難渋する。飛び石伝いに谷をつめると洞窟がある。ここから先へ進んだ所でマークを見失い、谷筋から離れてGPSの三角点の指示を頼りに直登にかかった。不精してスパッツもつけずに深雪に足をとられながら山頂尾根に到着。尾根をなだらかに登ると山頂だ。 山頂からは北側の視界が開け、三岳や小金ヶ岳などが篠山の後方に連なっているのが楽しめる。
 下山は道がはっきりしていたので所定の登山道で下り、キャンプ場に着いたのが昼前だ。早過ぎるので予定外の近くの小金ヶ岳へ寄ることにした。登山基地の「おおたわ」付近の路面には積雪が残りちょっとひやひやしながら駐車場にたどり着いた。


    (畑市キャンプ場)       (薬師ヶ原コース登山口)    (初めは杉植林帯を行く)

       (吹越峠)           (自然林を行く)       (林間から見える虚空蔵山)

    (歩き難い谷道)        (徐々に雪が深くなる)       (所々にある道標)

        (洞窟)          (頂上直下の林を登る)       (弥十郎ヶ岳山頂)

      (山頂から北方の三岳、小金ヶ岳を望む)           (帰りの谷筋岩場)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)


(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  福住

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