★ひとこと 「沼谷林道からヤブコギで北播磨一帯の展望の山へ」
若杉峠付近から藤無山を望む
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★行った日 2006年5月4日(木祝) 晴後曇 単独
★コース
那岐山第3駐車場11:00(県道、R429、R29、県道、林道)=藤無山林道登山口13:15→笹薮稜線13:45→登山道出合14:04→P1076
14:08→14:24(1139.2m)藤無山14:36→P1076 14:47→林道出合15:14→藤無山林道登山口15:25(林道、県道)=天滝駐車場(県道、R9、京都縦貫道)=高槻22:45
沼谷林道は途中から地道に変わり、普通乗用車にとっては最悪の石ころ道だ。右回りの急カーブの所に小広場があり左の笹原にテープを巻いた棒が見えたので、ここが登山口と判断して道端に駐車した。
笹原を数十メートル進んだ所の谷の合流点で踏み跡もなくなったが、赤テープが点々と付いる谷間を直進した。本当はここで何の印もない左の谷に沿って進むと登山道に出合う事が出来た筈だった。倒木を越えながらテープの付いている沢をつめて行き、テープもなくなり最後に薮を分けて笹薮稜線に出たが道はなかった。ここからが大変、急な稜線伝いに背丈以上の笹薮をこいで擦り傷を沢山作ってやっと本来の尾根道に登りついた。随所で東北側の展望が利くブナの疎林帯を登ると藤無山三角点のある山頂だ。小広場の山頂からも一部展望はあるが、灌木のある山頂より少し手前の稜線からの眺めは、播磨北部の氷ノ山、鉢伏山、蘇武岳などの山岳展望台だ。
下山は、ヤブコギは遠慮して登山道を下った。下山道のP882からはこのコース唯一の南側の展望が開けた所で、後山や三室山が見え、振り返ると優美な藤無山ピークがそびえていた。そのまま下ると林道始点に出合う。ここが駐車場所の最接近点だ。左の薄暗い針葉樹林へ入ると、小さな谷となる。沢底はぬかるんでいたので倒木を越えながら沢の側壁を進むと、すぐに往路に通った踏み跡に出合う。このルートは何の印もなかったので注意が必要だ。
本来の大屋スキー場からのルートに比べて高度差も少ない短いルートだったが、わかり難いのが難点だ。北播磨展望台の藤無山はブナ林も豊富な素晴らしい山だ。帰途、滝100選にも選ばれている県道沿いの天滝に寄った。駐車場から1.2キロの谷川沿いの遊歩道を進むと、落差98米の見事な滝だ。滝壺はなく滝下部は巫女のスカートの様に広がっている。高速のお盆渋滞を避け、一部渋滞していたR9で帰阪した。
(沼谷林道登山口)
(ヤブを入った所の目印)
(谷沿いに登る)
(やっと登山道に出合う) (尾根道からの展望) (明るい尾根道)
(明るい尾根道) (藤無山頂上付近) (藤無山三角点)
(山頂付近の展望尾根から北方を望む)
(下りの尾根から西方を望む)
(下り尾根から格好の良い藤無山を望む)
(天滝に向かう1.2キロ遊歩道) (天滝手前の滝群)
(素晴らしい天滝)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(参考地図)
・山と高原地図 氷ノ山・鉢伏・神鍋
・2万5千分の1地形図 戸倉峠
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